かつて11月18日に起こった出来事

以下は「11月18日」に起こった人文学系(宗教・歴史・法・政治・文化・メディア等)の主要出来事10件(年代順)です。

1477年 — ウィリアム・キャクストンが『The Dictes and Sayenges of the Philosophers』を刊了(11月18日付のコロフォン)。イングランドで最初に日付が印刷された書物として知られる。 

1626年 — ローマのサン・ピエトロ大聖堂がウルバヌス8世により奉献(新聖堂の献堂)。

1803年 — ヴェルティエールの戦いでデサリーヌ軍が仏軍に決定的勝利。ハイチ革命の帰結を画す。 

1865年 — マーク・トウェインの短編「The Celebrated Jumping Frog of Calaveras County」がニューヨーク・サタデー・プレスに掲載、作家としての名声を確立。 

1883年 — 米加の鉄道が標準時制を一斉導入(いわゆる**“二つの正午の日”**)。以後の社会生活と時間制度を再編。 

1903年 — ハイ=ブナウ=ヴァリヤ条約に米国とパナマが署名。パナマ運河地帯の設置と運河建設の枠組みを確定。 

1916年 — ソンムの戦いがこの日に終結(英軍が攻勢停止)。第一次世界大戦の象徴的長期会戦。 

1928年 — **『スチームボート・ウィリー』**がニューヨークのコロニー劇場で初公開。**ミッキーマウスの“誕生日”**とされ、同期音入りアニメの画期。 

1978年 — ガイアナのジョーンズタウン事件(人民寺院の集団殺害・自殺、米下院議員ライアンらも殺害)。20世紀宗教運動史・メディア史の衝撃。 

2003年 — Goodridge v. Department of Public Health 判決で米マサチューセッツ州が同性婚を合憲と判断(全米初の州最高裁判決)。 

かつて11月17日に起こった出来事

以下は「11月17日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・教育・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1558年 — エリザベス1世が即位(メアリー1世の死去により継承)。いわゆるエリザベス朝の幕開け。 

1796年 — エカチェリーナ2世(“大帝”)が死去(ロシア暦11/6=グレゴリオ暦11/17)。ロシア啓蒙専制の一時代が終わる。 

1869年 — スエズ運河が開通。欧亜海上交通の構造を一変させ、帝国主義時代の世界貿易網を再編。 

1939年 — プラハの大学がナチ当局により閉鎖/学生指導者らが11月17日に処刑。以後この日は**「国際学生の日」**として記憶・継承される。 

1968年 — “ハイジ・ゲーム”:AFLの試合(レイダースvsジェッツ)をNBCが映画『ハイジ』に切り替え、視聴者の猛反発を招く。放送文化史の教訓に。 

1969年 — SALT I(第一次戦略兵器制限交渉)がヘルシンキで開始。米ソの核軍備管理の起点。  1970年 — ソ連の月面探査車ルノホート1号が月面に着陸し運用開始。科学技術と探査文化の節目。 

1973年 — アテネ工科大学(ポリテクニオン)蜂起が軍の戦車突入で弾圧。ギリシャ軍事独裁体制への抗議運動の象徴的事件。 

1989年 — ビロード革命が始動(プラハの学生デモ弾圧を契機)。チェコスロバキアの民主化へ。 

1993年 — 米下院が北米自由貿易協定(NAFTA)を可決(賛成234・反対200)。北米経済統合の転機。 

かつて11月16日に起こった出来事

以下は「11月16日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・記憶など)の重要出来事10件(年代順)です。

1532年 — ペルー・カハマルカでピサロ隊がインカ皇帝アタワルパを急襲・捕縛(「カハマルカの戦い/虐殺」)。インカ帝国崩壊の決定的転機。 

1632年 — ルッツェンの戦いでスウェーデン王グスタフ・アドルフが戦死(ユリウス暦11/6/グレゴリオ暦11/16)。三十年戦争の重要局面。 

1776年 — フォート・ワシントンの戦いで英・ヘッセン軍が勝利し、米軍が約3,000名を失う大敗。独立戦争の初期における痛手。 

1855年 — 探検家デイヴィッド・リヴィングストンがビクトリア滝に到達・命名(11/16)。帝国主義と地理認識の記憶に刻まれる出来事。 

1885年 — カナダのメティス指導者ルイ・リエルが反乱後に処刑。先住・混血共同体の権利をめぐる象徴的事件。 

1907年 — オクラホマ州が合衆国第46州として加盟。先住民領と準州の再編が完了。 

1933年 — 米国がソ連を承認し、外交関係を樹立(FDR政権)。20世紀国際秩序の再編に関わる節目。  1940年 — ナチ・ドイツがワルシャワ・ゲットーを封鎖。ユダヤ人約35万人を極小区域に隔離する人権侵害の典型例。 

1945年 — UNESCO憲章がロンドンで採択・署名。教育・科学・文化を通じた国際協力の枠組みが成立。 

1959年 — ブロードウェイでミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』初演(メアリー・マーティン主演)。大衆文化史の金字塔。 

かつて11月15日に起こった出来事

以下は「11月15日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・国際関係・メディア/文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

655年 — ウィンウェッドの戦い(北部ブリテン)。ベアニシア王オスウィウがマーシア王ペンダを破り、アングロ=サクソンの異教勢力が事実上終焉したとされる転機。 

1777年 — **アメリカ連合規約(Articles of Confederation)**を大陸会議が採択。合衆国最初の「憲法」として1781年に発効。 

1864年 — シャーマンの“海への進軍”が開始(アトランタ出発)。南北戦争における心理戦・総力戦の象徴的作戦。 

1884年 — ベルリン会議開幕(〜1885年2月26日)。アフリカ分割の枠組み(「実効占領」原則など)を欧米列強が取り決める。 

1889年 — ブラジルで共和政が宣言され、帝政が終焉。近代ブラジル国家の出発点。 

1920年 — 国際連盟の第1回総会がジュネーブで開会。戦後国際秩序の実験場としての役割が本格化。 

1922年 — BBCの地方局 2ZY(マンチェスター)・5IT(バーミンガム)が定時放送を開始(ロンドン2LOに続く)。英国の公共放送網が拡大へ。 

1969年 — ベトナム反戦「モラトリアム」第2波・ワシントン大行進(推定50万人規模)。米国の世論と政策に強い影響。 

1983年 — 北キプロス・トルコ共和国(TRNC)独立宣言。トルコのみ承認という特殊な国際地位を今日まで持つ。 

1988年 — パレスチナ国家独立宣言(アルジェ〔PLO・パレスチナ民族評議会〕)。ダルウィーシュ起草、アラファトが朗読。 

かつて11月14日に起こった出来事

以下は「11月14日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・政治・文化・メディア等)の主要出来事10件(年代順)です。

565年 — ビザンツ皇帝ユスティニアヌス1世が死去。法典編纂(コーパス・ユリス・キヴィリス)など、その治世の区切りに。 

1851年 — メルヴィル『白鯨(Moby-Dick)』米国版が刊行(ハーパー社)。同年10月18日の英初版に続く米刊で、“アメリカ・ルネサンス”文学の里程標。 

1889年 — 記者ネリー・ブライが世界一周の旅に出発(ニューヨーク)。女性ジャーナリズム史と大衆メディア史を画する冒険。 

1914年 — 第一次大戦下でオスマン帝国が「ジハード」を宣言。シェイフ・ウル=イスラームによる宣言は11月14日に群衆の前で読み上げられたとされる(公文書上は11日付)。 

1922年 — 英国放送会社(BBC)がロンドンの局「2LO」から最初の定時放送を開始(18:00、アーサー・バローズがニュースをアナウンス)。公共放送の幕開け。 

1940年 — **コヴェントリー空襲(Coventry Blitz)**が夜に始まり、翌15日未明まで継続。中世大聖堂が焼失し、英国内の戦争記憶を刻む。 

1952年 — 週刊誌NMEが英国初の「シングル・チャート」を発表(週末付)。ポピュラー音楽文化の測定基準が成立。 

1957年 — アパラチン会議:ニューヨーク州アパラチンで全米マフィア幹部の会合が警察に露見。米犯罪・法執行史の転機。 

1975年 — マドリッド協定(西サハラ)が11月14日に締結。スペインが行政権をモロッコ・モーリタニアへ引き渡す枠組みを定め、以後の紛争の出発点に。 

2001年 — **WTO「TRIPS協定と公衆衛生に関するドーハ宣言」**が採択され、医薬アクセスと知的財産の関係に画期。 

かつて11月13日に起こった出来事

以下は「11月13日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1002年 — 聖ブリスの祝日の虐殺(イングランド王Æthelredがデーン人の一斉殺害を命令)。イングランドと北欧勢力の関係に深い爪痕。 

1093年 — アルンウィックの戦いでスコットランド王マルコム3世が戦死。英蘇関係史の節目。 

1642年 — ターンハム・グリーンの戦い(英内戦)。ロンドン進撃を阻まれ王党派が撤退、議会派の戦略的勝利に。 

1887年 — ロンドンの**「血の日曜日」事件**(トラファルガー広場弾圧)。労働・社会運動と警察権力をめぐる記憶の原点。 

1918年 — **ベオグラード休戦(対ハンガリー)**が締結。第一次大戦における戦闘終結の一環。 

1940年 — ディズニー映画**『ファンタジア』がニューヨークのブロードウェイ劇場で世界初演**。映画音響と大衆音楽受容を刷新。 

1956年 — Browder v. Gayleで米連邦最高裁が公民バスの人種隔離違憲を確定(下級審判決を11/13付で承認)。モンゴメリー・バス・ボイコットの転機。 

1985年 — ネバド・デル・ルイス火山噴火に伴うアルメロ惨事(コロンビア)。ラハールで住民2万人超が犠牲。災害記憶と減災政策に大きな影響。 

2001年 — 北部同盟がカブールに入城し、タリバン政権が首都を喪失。アフガニスタン戦争の転回点。 

2015年 — パリ同時多発テロ(バタクラン劇場襲撃ほか)。フランスは非常事態を宣言、欧州の安全保障議論を一変。 

かつて11月12日に起こった出来事

以下は「11月12日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・人権など)の重要出来事10件(年代順)です。

1866年 — 孫文が誕生(広東省香山〔現・中山市〕)。のちに中華民国の建国に主導的役割を果たす。 

1893年 — デュランド・ライン協定がカブールで調印され、アフガニスタンと英領インドの境界が画定(現在のアフガン=パキスタン国境の起点)。 

1905年(12–13日)— ノルウェーの「君主制是非」国民投票が実施され、デンマーク王子カール(のちのホーコン7世)を王に迎えることを承認。 

1918年 — ドイツ・オーストリア共和国(独墺共和国)をウィーンで宣言。同時に女性参政権が導入される。 

1921年 — ワシントン海軍軍縮会議が開幕(~1922年2月)。太平洋・極東情勢と海軍軍備の制限を協議。 

1948年 — 極東国際軍事裁判(東京裁判)判決言い渡し。絞首刑7名・終身禁錮16名などの量刑が示され、裁判が結審。 

1954年 — エリス島が移民局施設として閉鎖(最後の被収容者が退去)。米国移民史の象徴的拠点が役目を終える。 

1970年 — ボーラ・サイクロンが東パキスタン(現バングラデシュ)を直撃。史上最悪級のサイクロン災害となり、以後の政治過程にも影響。 

1990年 — **平成の「即位礼正殿の儀」**が挙行され、**天皇明仁(上皇)**の即位を内外に宣明。多数の外国元首・要人が参列。 

1991年 — 東ティモール・サンタクルス虐殺(ディリ)。インドネシア軍が追悼行進に発砲し、多数の犠牲者が出た事件が国際社会の注目を集める。 

かつて11月11日に起こった出来事

1215年

第4ラテラノ公会議開会。教理・司牧・ユダヤ人政策など中世西欧キリスト教を規定。

1620年

メイフラワー号の清教徒がプリマス到着前に「メイフラワー誓約」(11/11旧暦)に署名し、自治的合意の先例となる。

1831年

米バージニアで奴隷反乱指導者ナット・ターナーが処刑され、奴隷制度と黒人教育への締め付けが強化される。

1889年

ワシントン州がアメリカ合衆国42番目の州として加盟。西部開拓と州権の拡大の節目。

1918年

第一次世界大戦が11時に休戦(コンピエーニュ休戦)。ヨーロッパ政治地図と戦争記憶を決定づける。

1921年

米ワシントンD.C.で「無名戦士の墓」奉献式。戦没者追悼儀礼の近代的モデルとなる。

1965年

ローデシア(現ジンバブエ)が白人政権による一方的独立宣言(UDI)を発表し、脱植民地化と人種支配をめぐる国際論争を招く。

1975年

アンゴラがポルトガルから独立し、ポルトガル帝国のアフリカ支配が事実上終焉。

1992年

イングランド国教会総会が女性司祭按手を可決。英国宗教史と女性聖職論争の画期。

2004年

パレスチナ自治政府議長ヤーセル・アラファトがパリで死去。パレスチナ解放運動の1時代が終わる。

かつて11月10日に起こった出来事

1444年

ヴァルナの戦いでポーランド=ハンガリー王ヴワディスワフ3世が戦死し、オスマン帝国のバルカン支配が強化される。

1483年

マルティン・ルター誕生(アイスレーベン)。のちの宗教改革の中心人物。

1619年

ルネ・デカルトがドイツ駐屯中に一連の「夢」の体験をした日と自身が記し、近代哲学の出発点の一つとして語られる。

1793年

フランス革命期パリのノートルダムで「理性の祭典」が行われ、反キリスト教・脱キリスト教化政策の象徴となる。

1871年

探検家スタンリーがタンガニーカ湖畔でリヴィングストンと対面し、「Dr. Livingstone, I presume?」と語ったとされる日。アフリカ探検と報道文化の象徴。

1928年

昭和天皇の即位礼(京都)。日本近代君主制の儀礼を世界に示した。

1938年

トルコ共和国初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク死去。トルコの世俗主義・国民国家形成における象徴的終幕。

1940年

ウォルト・ディズニー映画『ピノキオ』『ファンタジア』制作期にあたる公開準備が進行し、米アニメ文化が長編芸術へ向かう節目の時期(この日前後で社内試写が行われたとされる)。

1969年

米PBSで子ども向け教育番組『セサミストリート』放送開始。テレビを使った初等教育・多文化教育の画期となる。

1975年

国連総会が「シオニズムは人種差別の一形態」とする決議3379を採択(1991年に撤回)。中東問題と国際政治言説に大きな波紋。

かつて11月9日に起こった出来事

1799年

フランスでブリュメール18日のクーデター(革命暦VIII年)。ナポレオンが権力を掌握し、革命が統領政府期へ。

1888年

ロンドンでジャック・ザ・リッパーの最後の犠牲者とされるメアリ・ジェーン・ケリー殺害。都市犯罪とメディア報道の典型的事件に。

1918年

ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が退位し、ベルリンで共和国宣言(エーベルト内閣へ)。ドイツ革命の決定的日。

1923年

前日からのミュンヘン一揆が9日に崩壊、ヒトラーが逮捕される。のちナチ党の“殉教神話”の素材に。

1938年

ドイツ・オーストリアで**「水晶の夜(クリスタルナハト)」**の迫害が始動(9–10日)。反ユダヤ主義が公開的・暴力的段階へ。

1953年

カンボジアがフランスから完全独立。インドシナと脱植民地化の流れの一画。

1965年

米・カナダ東部で大規模停電(ノースイースト大停電)。高度技術社会のぜい弱さが議論される。

1980年

ロナルド・レーガンが大統領選で勝利した週の11月9日、米議会・知識人社会で新保守主義的転換が明確化し、以後の文化・外交路線に影響。

1989年

ベルリンの壁が実質的に開放され、市民が東西を行き来。冷戦終結を象徴する出来事として記憶される。

2005年

フランスで続いていた郊外暴動に非常事態宣言(11/9付)。移民・周縁地域・共和主義の再検討を促す契機に。

※必要なら「宗教史中心」「ナチ・ホロコースト史中心」「日本・アジア多め」「20世紀限定」などでも並べ替えます。

かつて11月8日に起こった出来事

出来事(人文学的意義)

392年

皇帝テオドシウス1世が異教祭儀・供犠を全面的に禁じる勅令を公布し、西ローマでの公的多神教文化が決定的に後退する。

1519年

エルナン・コルテスがテノチティトランに入城し、アステカ帝国との政治・宗教的接触が本格化する。

1602年

オックスフォード大学でボドリアン図書館が公式に開館し、近世ヨーロッパ最大級の学術図書館の一つが成立する。

1674年

詩人ジョン・ミルトンがロンドンで死去。『失楽園』を残した清教徒文学の巨人の生涯が閉じる。

1793年

パリで旧王宮ルーヴルが「中央芸術博物館」として一般公開され、近代的国立美術館の典型となる。

1864年

アメリカ合衆国大統領選でエイブラハム・リンカーンが再選し、奴隷制廃止と戦時政策が継続される。

1923年

ミュンヘンでヒトラーらがビアホール一揆(ミュンヘン一揆)を開始、後のナチ運動の殉教神話が形成される。

1939年

反ナチ抵抗者ゲオルク・エルザーがミュンヘンのビュルガーブロイケラーでヒトラー暗殺を試みるが未遂に終わる。

1960年

米大統領選でジョン・F・ケネディが当選し、冷戦期アメリカの文化・政治イメージを刷新する若い指導者が登場する。

2016年

米大統領選でドナルド・トランプが勝利し、グローバリズム・移民・メディアをめぐる21世紀的政治文化の転換点となる。

かつて11月7日に起こった出来事

以下は「11月7日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1659

ピレネー条約が調印。仏西戦争が終結し、近世欧州秩序に影響。 

1775

英ヴァージニア総督ダンモアの布告。反乱側の主人から逃れ英軍に加わる奴隷等に自由を約す。碑文史・奴隷制史の転機。 

1805

ルイス=クラーク探検隊、クラークが日記に**「海が見えた!」(実際はコロンビア河口)**と記す。北米探検史の象徴的記述。 

1885

カナダ太平洋鉄道「最後の一撃」(ブリティッシュコロンビア州クレーゲラッキー)。大陸横断鉄道完成。 

1917

(露暦10/25→新暦)十月革命。ボリシェヴィキが臨時政府を打倒。 

1929

ニューヨーク近代美術館(MoMA)開館。初回展はセザンヌ/ゴーガン/スーラ/ゴッホ。 

1940

タコマ・ナローズ橋崩落(“ギャロッピング・ガーティ”)。工学・設計倫理に大きな教訓。 

1941

モスクワ・赤の広場軍事パレード。スターリンが演説し、そのまま前線へ向かった部隊も。記憶文化上の象徴。 

1944

F. D. ルーズベルト、米大統領に前例なき4選(第4期)。戦時下の選挙。 

1991

マジック・ジョンソンがHIV感染を公表し現役引退を表明。エイズ認識と社会的議論を一変。 

※ご希望なら、「宗教史中心」「法・人権中心」「日本・アジア多め」「20世紀限定」などの切り口で入れ替えた10件版も作れます。

かつて11月6日に起こった出来事

以下は「11月6日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・政治・文化・メディア等)の主な出来事10件です(年代順)。

355

ローマ帝国でユリアヌスがコンスタンティウス2世により西方のカエサルに任命。後の宗教政策転換(いわゆる「背教者ユリアヌス」)への前段。 

1528

スペイン人探検家カベサ・デ・バカがテキサス沖(ガルベストン島付近)に漂着—テキサスに到達した最初期の欧州人の記録。 

1860

エイブラハム・リンカーンが米大統領に当選。南北戦争と奴隷制廃止へ向かう転回点。 

1869

米初の大学間フットボール試合(ラトガース vs プリンストン)がニュージャージー州ニューブランズウィックで開催。大学スポーツ文化の起点。 

1913

ガンディーが南アで鉱山労働者のデモ行進を指導中に逮捕—サティヤーグラハ運動の象徴的局面。 

1947

NBCの時事番組**『Meet the Press』**がテレビ放送を開始。米テレビ史で最長寿の番組へ。 

1962

国連総会が決議1761(XVII)を採択し南アのアパルトヘイトを非難、外交・経済関係の断絶等を加盟国に要請。 

1975

モロッコの**「グリーン・マーチ」**が開始(西サハラへ)。マドリード協定・西サハラ問題の長期化に直結。 

1985

コロンビアの司法宮殿占拠事件(ボゴタ)。M-19が最高裁を占拠、軍の奪還で多数犠牲—記憶・人権をめぐる大きな論争に。 

1999

オーストラリア共和制国民投票が実施され、共和制移行案は否決(立憲君主制が維持)。 

かつて11月5日に起こった出来事

以下は「11月5日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1605年 — 火薬陰謀事件が露見。議会地下でガイ・フォークスが発見・拘束され、以後「ガイ・フォークス・ナイト」(11月5日)が年中行事に。 

1688年 — 名誉革命:ウィレム(オレンジ公ウィリアム3世)がデヴォンのブリクサム(トーベイ)に11月5日に上陸。イングランドの王位交代と立憲体制の転換へ。 

1757年 — ロスバッハの戦い(七年戦争)。フリードリヒ大王率いるプロイセン軍が仏・帝国連合軍に大勝(11月5日)。 

1854年 — インケルマンの戦い(クリミア戦争、11月5日)。英仏連合軍がロシア軍を撃退、「兵士の戦い」とも称される。 

1872年 — スーザン・B・アンソニーがロチェスターで投票(第8区第1投票所、11月5日)。のち起訴・有罪判決となり、女性参政権運動の象徴的事件に。 

1914年 — 英仏がオスマン帝国に宣戦布告(11月5日)。同日、英国がキプロス併合を布告。 

1937年 — ホスバッハ覚書:ヒトラーが11月5日の会議で対外侵略方針を上層部に提示。ニュルンベルク裁判でも重要証拠に。 

1955年 — ウィーン国立歌劇場が再開場(11月5日、『フィデリオ』、カール・ベーム指揮)。戦後オーストリア再出発の象徴。 

1956年 — スエズ危機:11月5日未明、英仏空挺部隊がポートサイド一帯に降下(モスキート作戦の一環)。 

2007年 — 全米脚本家組合(WGA)ストライキ開始(11月5日)。新媒体配信の権利などを巡り、米映像産業に大きな影響。 

かつて11月4日に起こった出来事

以下は「11月4日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1791年 — ワバシュ川畔の戦い(セントクレアの敗北)。多部族連合が米軍に大勝し、先住民と合衆国の関係史に大きな爪痕を残す。 

1842年 — エイブラハム・リンカーンがメアリー・トッドと結婚(スプリングフィールド)。私生活面でも後の政治文化史に残るカップルの誕生。 

1921年 — 原敬(内閣総理大臣)暗殺(東京駅)。政党内閣期の日本政治に衝撃を与えた事件。 

1922年 — ハワード・カーター隊がツタンカメン王墓の入口を発見(王家の谷)。エジプト学と大衆文化を一変させる発見。 

1956年 — ハンガリー動乱をソ連軍が武力鎮圧(ブダペスト突入)。冷戦下の東欧反乱の帰趨を決定づけた日。 

1966年 — フィレンツェ大洪水。アルノ川氾濫で美術品・古文書に甚大な被害、「泥の天使」らの修復運動が広がる。 

1979年 — イラン米大使館人質事件が発生(テヘラン)。444日に及ぶ拘束は米イラン関係と国際政治に長期的影響。 

1995年 — イツハク・ラビン(イスラエル首相)暗殺(テルアビブ、和平集会後)。和平プロセスと民主主義を揺るがす事件。 

2008年 — バラク・オバマが米大統領に当選。米史上初のアフリカ系大統領誕生。 

2016年 — パリ協定が発効。地球温暖化対策の国際枠組みが正式に始動。 

かつて11月3日に起こった出来事

以下は「11月3日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1534年 — イングランド議会が**首長令(Act of Supremacy)を可決。ヘンリー8世を英国国教会の「最高首長」**と位置づけ、宗教改革を加速。 

1793年 — 『女性および女性市民の権利宣言』で知られる作家・活動家オランプ・ド・グージュが処刑(パリ)。革命と女性の権利の論争的象徴。 

1852年 — 明治天皇が誕生(京都)。この誕生日は、のちに日本の祝日**「文化の日」**(毎年11/3)として記念される。 

1903年 — パナマがコロンビアから独立を宣言。以後、パナマ運河建設・管理をめぐる国際政治の舞台に。 

1918年 — **キール軍港の水兵反乱(キールの反乱)**が拡大。デモに対する発砲で死傷者が出て、ドイツ革命の端緒となる。 

1946年 — 日本国憲法が公布(施行は1947年5月3日)。主権在民・戦争放棄・基本的人権など戦後日本の根本原則を確立。 

1954年 — 映画『ゴジラ』が日本で全国公開(初公開は10/27名古屋、一般公開は11/3)。特撮と大衆文化の金字塔に。 

1957年 — スプートニク2号が打ち上げられ、犬ライカが人類初の地球周回生物となる(生還はせず)。宇宙時代の倫理と科学をめぐる議論の起点に。 

1979年 — 米ノースカロライナ州でグリーンズボロ虐殺。反KKKデモ隊に白人至上主義者が発砲し5人死亡、後の裁判の無罪評決が大きな波紋を呼ぶ。 

1986年 — レバノンの雑誌**『アッ=シラーア』が米国のイラン武器売却(イラン・コントラ事件)**をスクープ。冷戦末期の対外政策と行政監視の大事件に発展。 

かつて11月2日に起こった出来事

以下は「11月2日」に起こった人文学系(宗教・政治・法・文化・メディア史など)の重要出来事10件(年代順)です。

1721年 — ピョートル1世(大帝)がロシア帝国の「全ロシア皇帝」に。※旧暦10月22日=新暦11月2日。近代ロシアの帝国体制を画する称号変更。 

1783年 — ジョージ・ワシントンが**「陸軍への告別命令」**を発する(ニュージャージー州ロッキー・ヒル)。独立戦争後の文民統制と退役の象徴的文書。 

1889年 — ノースダコタ・サウスダコタが同日合衆国へ加盟(大統領ベンジャミン・ハリソンの布告)。領土分割と州昇格の節目。 

1917年 — 英外相バルフォア宣言がユダヤ人国家建設支持を表明する書簡として発出(ロスチャイルド卿宛)。中東政治史に決定的影響。 

1920年 — ピッツバーグのKDKAが世界初の商業ラジオ放送を実施(米大統領選開票速報)。放送の大衆文化化が始動。 

1930年 — ハイレ・セラシエ1世がエチオピア皇帝として戴冠。エチオピア近現代史とラスタファリ運動の象徴的人物。 

1936年 — BBCテレビ・サービスが開局(ロンドン、アレクサンドラ・パレス)。世界初の定時“高精細”テレビ放送としてしばしば言及。 

1960年 — 英国の**「レディ・チャタレー裁判」でペンギン社が無罪評決**。文学的価値を理由とする公序良俗法の解釈転換を画す判決。

1963年 — 南ベトナム大統領ゴ・ディン・ジエムがクーデターで暗殺。冷戦下のベトナム政治と米国関与の転機。 

かつて11月1日に起こった出来事

以下は「11月1日」に起こった人文学系(宗教・歴史・政治・法・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1512年 — システィーナ礼拝堂の天井画が教皇ユリウス2世による諸聖人の祝日(11/1)のミサで公開。ミケランジェロの大作が初めて一般に披露された。 

1604年 — シェイクスピアの**『オセロ』(The Moor of Venice)がロンドンのホワイトホール宮殿で初演**(宮廷記録)。 

1755年 — リスボン大地震が発生(諸聖人の祝日の朝)。大津波と火災が続き、欧州思想や都市計画に大きな影響。 

1765年 — 英議会の印紙法(Stamp Act)がこの日に施行され、北米13州の抗議運動が激化。 

1894年 — ロシア皇帝アレクサンドル3世が死去、皇太子ニコライ2世が即位。 

1922年 — トルコ大国民議会がオスマン帝国のスルタン制を廃止。帝政の法的終焉が決定。 

1950年 — 教皇ピウス12世が使徒憲章**『ムニフィチェンティッシムス・デウス』を公布し、聖母被昇天の教義を無謬宣言**で定義。 

1954年 — アルジェリア戦争の発端とされる**「血の諸聖人の日(Toussaint Rouge)」のFLN一斉攻撃**が行われる。 

1968年 — 米映画界でMPAA(現MPA)のレーティング制度が導入開始。検閲から観客向け情報提供モデルへ転換。 

1993年 — マーストリヒト条約が発効し、**欧州連合(EU)**が正式に成立。 

かつて10月31日に起こった出来事

以下は「10月31日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1517年 — マルティン・ルターが「95か条の提題」を提出(同日付でマインツ大司教宛に送付/“扉に掲出”は伝統的説)。宗教改革の象徴的出発点。 

1795年 — 詩人ジョン・キーツ誕生(ロンドン)。ロマン派を代表する英詩人。  1864年 — ネバダ州が米合衆国36番目の州として加盟(南北戦争期)。 

1917年 — 第一次大戦のベエルシェバの戦い。豪騎兵の突撃でオスマン軍守備隊を撃破し、南パレスチナ攻勢の突破口に。 

1922年 — ムッソリーニがイタリア首相に就任(ローマ進軍の帰結)。ファシズム体制成立の決定的段階。 

1926年 — 奇術師ハリー・フーディーニ死去(デトロイト)。近代大衆娯楽史の象徴的人物。 

1940年 — バトル・オブ・ブリテンが終結(公式期間:7月10日~10月31日)。英本土防空の勝利が確立。 

1956年 — スエズ危機:英仏がエジプトへの空爆を開始(“モスキート作戦”/オペレーション・マスキテアの開幕段階)。 

1961年 — スターリンの遺体がレーニン廟から撤去・再埋葬(クレムリン城壁墓地)。脱スターリン化の象徴。 

1984年 — インディラ・ガンディー印首相が暗殺(ニューデリー、シク教徒の警護官2名による)。以後、反シク暴動が拡大。 

かつて10月30日に起こった出来事

以下は「10月30日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・国際秩序・メディア・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1485年 — イングランド王ヘンリー7世が戴冠(ウェストミンスター寺院)。テューダー朝が本格始動。 

1735年 — ジョン・アダムズ誕生(のち米第2代大統領、マサチューセッツ州ブレイントリー)。 

1905年 — 「十月宣言」(ロシア皇帝ニコライ2世が発布)。市民的自由の約束とドゥーマ創設を掲げ、専制に制限を加える転機。※旧暦17日=新暦30日。 

1918年 — ムドロス休戦協定に調印。オスマン帝国の第一次世界大戦参戦が事実上終結。 

1938年 — ラジオ劇『宇宙戦争』(オーソン・ウェルズ演出)が米CBSで生放送。放送文化史に大きな影響。 

1943年 — モスクワ会談の「四カ国共同宣言」ほか諸宣言に署名(米英ソ中)。戦後国際秩序構想と戦争犯罪処罰の原則を確認。 

1947年 — 関税及び貿易に関する一般協定(GATT)がジュネーヴで23か国により署名。多角的貿易体制の出発点。 

1956年 — スエズ危機:英仏が(イスラエルのシナイ侵攻直後に)停戦と撤兵を求める共同最後通牒を発出。翌日以降の軍事介入へ。 

1961年 — ソ連が“ツァーリ・ボンバ”を爆発実験(ノヴァヤゼムリャ)。史上最大の人為爆発。 

1995年 — ケベック州独立住民投票が実施され、**反対(No)50.58%**で僅差否決。カナダ連邦の行方を巡る重大局面。 

かつて10月29日に起こった出来事

以下は「10月29日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1618年 — 探検家・作家のサー・ウォルター・ローリーがロンドンで処刑(ウェストミンスター宮殿前)。 

1787年 — モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》がプラハのエステート劇場で初演。作曲者自身が指揮。 

1888年 — コンスタンティノープル条約が調印され、スエズ運河の中立性と自由航行が国際的に確認。 

1901年 — 米大統領マッキンリー暗殺犯レオン・チョルゴシュがオーバーン刑務所で処刑。 

1914年 — 第一次世界大戦:オスマン帝国海軍が黒海沿岸の露領港湾を奇襲(黒海奇襲)。帝国の対露開戦・参戦の引き金に。 

1923年 — トルコ共和国の宣言。大国民議会が共和国を宣し、**ムスタファ・ケマル(アタテュルク)**を初代大統領に選出。 

1929年 — “ブラック・チューズデー”:ニューヨーク株式市場が大暴落し、世界恐慌の象徴的な一日となる。 

1956年 — スエズ危機:イスラエル軍がエジプト領シナイに侵攻(英仏は後日介入)。中東・冷戦史の大転回点。 

1969年 — ARPANETで史上初のホスト間メッセージ送信(UCLA→SRI、入力「login」の最初の“LO”でクラッシュ)。インターネット史の出発点として記憶。 

2004年 — EU「ヨーロッパ憲法条約」がローマで調印(のち未発効)。欧州統合の試みの節目。 

かつて10月28日に起こった出来事

以下は「10月28日」に起こった人文学系(歴史・宗教・教育・文学・政治・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

312年 — ミルウィウス橋の戦い。コンスタンティヌス1世がマクセンティウスを破り、キリスト教受容と帝国再編に道を開く。 

1492年 — コロンブスがキューバに上陸(当時はアジア本土と誤認)。大航海時代の地理認識を一変。 

1636年 — ハーバード大学の設立が総会で可決(マサチューセッツ湾植民地総会、£400拠出)。北米初の高等教育機関。 

1726年 — スウィフト『ガリヴァー旅行記』初版が刊行(ロンドン、2巻本)。近代風刺文学の古典。 

1886年 — 自由の女神像が公式に奉献(ニューヨーク)。移民と自由の象徴に。 

1918年 — チェコスロバキア独立が布告(プラハ)。オーストリア=ハンガリー帝国からの離脱を画する国民国家の成立。 

1922年 — ローマ進軍(28–31日)。国王が非常事態布告を拒否し、ムッソリーニが組閣へ—ファシズム体制の出発点。 

1940年 — ギリシャの「オヒ(No)の日」:メタクサス首相がイタリアの最後通牒を拒否、伊軍侵攻でギリシャ・イタリア戦争が始まる。 

1962年 — キューバ危機の収束:モスクワ放送でフルシチョフがキューバからのミサイル撤去受諾を発表。米側は不侵攻を確約。 

1971年 — 英下院が欧州共同体(EEC)加盟方針を可決(356対244)。欧州統合史・英国内政治に大きな節目。 

かつて10月27日に起こった出来事

以下は「10月27日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・政治・社会・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1275年 — **アムステルダムの「通行税免除特許状」**がホラント伯フロリス5世により発給。市名の初出文書で、同市の「誕生証書」とみなされる。 

1553年 — ミゲル(マイケル)・セルヴェトゥスがジュネーヴで火刑。宗教改革期の寛容・異端処罰をめぐる大論争の契機に。 

1787年 — **『ザ・フェデラリスト』第1論文(Federalist No. 1)**がニューヨークの Independent Journal に掲載開始(筆名“Publius”=ハミルトン)。憲法論争を導く序論。 

1806年 — ナポレオンがベルリンに入城(イエナ=アウエルシュタットの勝利直後)。同地で「ベルリン勅令(大陸封鎖令)」を発出する布石に。 

1838年 — **ミズーリ州知事ボッグズの「モルモン追放(絶滅)令」**発出。宗教少数者への暴力・強制移住を招き、1976年に撤回。 

1904年 — **ニューヨーク市地下鉄(IRT)**が営業開始。都市の移動文化・社会構造を一変させる。 

1962年 — キューバ危機の「ブラック・サタデー」:キューバ上空でU-2偵察機が撃墜(操縦士ルドルフ・アンダーソン死亡)/ソ連潜水艦B-59の核魚雷使用寸前事案。核戦争瀬戸際の一日。 

1971年 — コンゴ共和国が「ザイール共和国」へ改称(モブツ政権の「真正化」政策の一環)。国名・表象の政治の象徴例。 

2005年 — フランス郊外暴動が発端(クリシー=スー=ボワで少年2人が感電死)。数週間の都市暴動と非常事態宣言へ。 

2018年 — ピッツバーグのシナゴーグ銃撃事件(ツリー・オブ・ライフ)。米国史上最悪の反ユダヤ主義攻撃として記憶される。 

かつて10月26日に起こった出来事

以下は「10月26日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・文化・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

1825年 — エリー運河が開通(デウィット・クリントン主導、船“セネカ・チーフ”で開通式)。ニューヨーク州と内陸経済の発展を決定づける転機。 

1860年 — 「テアーノの会見」:ガリバルディがヴィットーリオ・エマヌエーレ2世と会見。イタリア統一(リソルジメント)の象徴的瞬間。 

1881年 — OK牧場の決闘(アリゾナ準州トゥームストーン)。アメリカ西部像を形成した大衆文化史の事件。 

1905年 — スウェーデン=ノルウェー連合の解消が正式承認(オスカル2世がノルウェー王位を放棄)。ノルウェー独立が確定。 

1947年 — ジャンムー&カシミールの「インドへの帰属文書(Instrument of Accession)」署名(一般にはこの日付とされる)。翌27日にインド総督が受諾。 

1955年 — オーストリアが「恒久中立」を宣言(憲法法を議会が可決)。以後10/26はオーストリア国民の日。 

1962年 — キューバ危機:フルシチョフがケネディに10/26付の第一書簡を送り、キューバ不侵攻と引き換えにミサイル撤去を示唆。同日、カストロは核使用も辞さずとの趣旨の書簡をフルシチョフに送付。 

1979年 — 韓国の朴正熙大統領が暗殺(ソウル、市ヶ谷に相当する中央情報部長・金載圭による)。韓国政治の大転換点。 

1994年 — イスラエル=ヨルダン平和条約に調印(ワディ・アラバ国境、10/26)。両国の国交正常化が確立。 

2001年 — 米国「USA PATRIOT法」成立(大統領署名、10/26)。対テロ立法の枠組みを形成し、監視権限等を拡大。 

かつて10月25に起こった出来事

以下は「10月25日」に起こった、人文学(歴史・思想・政治・芸術など)に関わる主な出来事10件です。年代順。

  1. 1147年 — リスボン包囲戦が終結。ポルトガル軍と第2回十字軍の連合がイスラーム勢力から都市を奪還。
  2. 1415年 — アジャンクールの戦い。英仏百年戦争を画するイングランドの大勝。
  3. 1760年 — 英王ジョージ2世が死去し、孫のジョージ3世が即位。
  4. 1774年 — 「エデントン・ティー・パーティー」。北米で女性が組織的政治行動を示した初期の有名例。
  5. 1854年 — クリミア戦争・バラクラヴァの戦い。「軽騎兵旅団の突撃」や「薄い赤の戦列」で知られる。
  6. 1881年 — 画家パブロ・ピカソ誕生(スペイン・マラガ)。20世紀美術に決定的影響。
  7. 1917年 — (ユリウス暦)10月25日=グレゴリオ暦11月7日、ロシア十月革命が始動。臨時政府崩壊へ。
  8. 1944年 — レイテ沖海戦の山場(サマール沖海戦・スリガオ海峡海戦等)。この日、米護衛空母「セント・ロー」が神風攻撃で沈没(最初の組織的神風戦術の成功例)。
  9. 1962年 — キューバ危機。国連安保理で米大使A.スティーブンソンがソ連のZorin大使を追及し、ミサイル基地写真を提示。
  10. 1971年 — 国連総会決議2758が可決。中華人民共和国を「中国の唯一の正統代表」と承認(25日)。

かつて10月24日に起こった出来事

以下は「10月24日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1648年 — ヴェストファーレン条約が締結(ミュンスター/オスナブリュック)。三十年戦争終結と近代国際秩序の基礎を確立。 

1861年 — アメリカ初の大陸横断電信が完成(ソルトレークシティで接続)。瞬時通信の時代を拓き、ポニー・エクスプレス終焉へ。 

1901年 — 63歳の教師アニー・エドソン・テイラーが樽でナイアガラ瀑布を生還。大衆文化・メディアが注目した“スタント黎明”の象徴。 

1917年 — カポレットの戦いが開幕(~11/19)。独墺軍が大突破を達成し、伊戦線の均衡が崩れる。 

1929年 — 「暗黒の木曜日」(ブラック・サーズデー)。株式市場の大暴落が始まり、世界大恐慌の導火線に。 

1931年 — ジョージ・ワシントン橋がニューヨークで献橋式(翌25日に開通)。都市交通と地域経済に大きな影響。 

1945年 — 国際連合憲章が発効、国連が正式に発足(“国連デー”)。戦後国際秩序の基礎に。 

1956年 — ハンガリー動乱:ソ連軍戦車がブダペストに進駐、同日インメレ・ナジが首相就任。以後の攻防と鎮圧へ向かう転回点。 

1962年 — キューバ危機:米の「キューバ検疫」が実施段階に入り、24–25日にかけてソ連船の一部が反転。核戦争寸前の緊張が頂点に。 

1970年 — チリ議会がサルバドール・アジェンデを大統領に選出(民選社会主義政権の成立へ)。 

かつて10月23日に起こった出来事

以下は「10月23日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・社会運動・文化など)の主要出来事10件(年代順)です。

紀元前42年 — **フィリッピの戦い(第2戦)**で三頭政治側が勝利、ブルトゥスが自殺。共和政派の抵抗が実質的に終わる。 

1641年 — アイルランド反乱がこの日に勃発(ダブリン城襲撃計画とアルスター蜂起)。以後、アイルランド連合戦争へ発展。 

1739年 — 英国議会が対スペイン宣戦を批准し、いわゆる**「ジェンキンスの耳の戦争」**が開戦段階に入る。 

1850年 — 第1回全米女性権利大会がウースター(米マサチューセッツ)で開幕。奴隷制廃止運動とも結びつき、全国的な女性の権利運動を推進。 

1942年 — エル・アラメイン第2次会戦が夜9時40分頃の大規模砲撃で開始。北アフリカ戦線の転回点に。 

1956年 — ハンガリー動乱がブダペストで始まる(学生デモから全土蜂起へ)。 

1983年 — ベイルート米海兵隊兵舎爆破(ほぼ同時に仏兵舎も)。米軍241名、仏軍58名が犠牲となった大規模テロ。 

1989年 — ハンガリー共和国の宣言(人民共和政からの改称・体制転換)。国会前広場で臨時大統領マーチャーシュ・スールシュが布告。 

2001年 — Appleが初代iPodを発表。「1,000曲をポケットに」を掲げ、デジタル音楽文化を一変。 

2002年 — **モスクワ劇場占拠事件(ノルド=オスト事件)**が発生(~26日)。ロシア当局の突入で人質多数が死亡。 

かつて10月22日に起こった出来事

以下は「10月22日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・教育・メディア・技術と社会)の重要出来事10件(年代順)です。

1746年 — プリンストン大学(当時:ニュージャージー・カレッジ)に設立憲章が与えられる(創立記念日として祝われる日)。 

1797年 — アンドレ=ジャック・ガルヌランが世界初の実用的パラシュート降下(パリ)。空の文化・安全思想の黎明。 

1844年 — 「大失望」(米ミラー派の再臨予告が外れる)。近代宗教運動史に大きな影響を残す事件。 

1884年 — 国際子午線会議がグリニッジ子午線を採択(この日に諸決議を採択)。世界時・測地の標準化へ。 

1907年 — パニック・オブ・1907:大手信託会社ナイカー・ボッカーがこの日に業務停止、恐慌が連鎖。金融制度改革の契機に。 

1938年 — チェスター・カールソンが初の“ゼログラフィ(乾式複写)”を実現。オフィス文化と出版の常識を変える。 

1953年 — フランコ=ラオ条約がパリで締結(10/22)。ラオスの完全独立(仏連合内の主権確立)へ。 

1962年 — キューバ危機:ケネディ大統領がテレビ演説でソ連のミサイル配備を公表し、キューバ「検疫」を宣言。冷戦の臨界点。 

1964年 — サルトルがノーベル文学賞を受賞(同日付)し辞退を表明。作家の社会的役割をめぐる象徴的出来事。 

1978年 — ヨハネ・パウロ2世の教皇就任ミサ(サン・ピエトロ広場)。“恐れるなかれ”の説教で知られる。 

かつて10月21日に起こった出来事

以下は「10月21日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・社会運動・文化・メディアなど)の重要出来事10件(年代順)です。

1096

チヴィトーの戦い:第1回十字軍の前段「民衆十字軍」が壊滅。十字軍運動初期の転回点。 

1520

**マゼランがマゼラン海峡を“発見”**し、通峡の入口に到達。大航海時代の地理認識を更新。 

1600

関ヶ原の戦い(慶長5年9月15日=グレゴリオ暦10/21)。徳川体制成立の決定打。 

1797

米海軍フリゲートUSSコンスティテューションがボストンで進水(のち“オールド・アイアンサイズ”)。海軍文化史の象徴艦。 

1805

トラファルガー海戦。ネルソンの勝利で19世紀の英国海軍覇権が確立。 

1879

エジソンが白熱電球の長時間点灯(約13.5時間)を達成。※10/21を成功日とする資料が一般的だが、10/22とする記述もある。 

1944

アーヘンが陥落。連合軍が初めてドイツ本国の主要都市を占領。 

1945

フランスで憲法制定国民議会の総選挙(初の全国的な国政選挙で女性が投票)。33名の女性代議士が誕生。 

1966

アバーファン災害(ウェールズ)。炭坑ズリ山の崩落で144名(うち児童116名)が犠牲。記憶と安全規制の転機。 

1967

「ペンタゴン大行進」(ワシントンD.C.)。ベトナム反戦運動の象徴的抗議行動。 

※ご希望があれば、「日本史中心」「宗教史中心」「20世紀限定」などテーマ別に入れ替えて再編します。

かつて10月20日に起こった出来事

以下は「10月20日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1740年 — 神聖ローマ皇帝カール6世が死去。娘マリア・テレジアの継承をめぐりオーストリア継承戦争が勃発する端緒に。 

1803年 — 米上院がルイジアナ買収条約を批准(24対7)。合衆国の領土が一挙に拡大。 

1818年 — 英米間の「1818年条約(ロンドン条約/Treaty of 1818)」に調印。北米の国境画定とオレゴン共同占領などを定める。 

1827年 — ナヴァリノ海戦。英・仏・露連合艦隊がオスマン帝国・エジプト連合艦隊を撃破し、ギリシャ独立の帰趨に決定的影響。 

1904年 — **ボリビア=チリ「平和友好条約」**に調印(サンティアゴ)。国境線を確定し、太平洋戦争後の関係を規定。 

1944年 — ダグラス・マッカーサーがフィリピン・レイテ島に上陸し、「I have returned(私は戻ってきた)」と宣言。比解放の転機に。 

1947年 — 下院非米活動委員会(HUAC)がハリウッドの共産主義影響調査を開始。のちの“ハリウッド・テン”やブラックリスト問題へ。 

1962年 — 中印戦争が勃発(中国軍が国境で攻勢を開始)。アクサイチンやNEFA(現アルナーチャル・プラデーシュ)をめぐる紛争が激化。 

1973年 — 「土曜の夜の虐殺」:ニクソン大統領が特別検察官アーチボルド・コックス解任を指示し、司法長官・副長官が相次いで辞任。ウォーターゲートの危機が深まる。 

1973年 — シドニー・オペラハウスが開館(エリザベス2世が公式開場を宣言)。20世紀建築の象徴的ランドマーク。