伝えるために

Microsoftが提供してくださっているSwayは、私の仕事に、また趣味にとって、一つの可能性を開いてくれました。

テキスト、画像、動画などを織り込んでストーリーを作ることができます。インターネット上で作業をし、また、表示することができます。pc、タブレット、スマホとそれぞれに適した形で表示されますから、ただ作れば良いということになります。作ったものはネット上(Microsoftのクラウド)に保存されるので、それも便利です。

趣味についてはここでは触れませんが、仕事に関しては、教育教材、伝道ツールを今までよりも簡単に、しかも、ビジュアルに作ることができます。まだ実現していませんがSwayの良いところは、ネット上で複数の方々と共同制作ができるということです。これができれば、非常にすぐれた教材やツールの制作が可能となります。

それから、説教などは今まで文字で表示するだけでしたが、特別な技術を必要とせずに、ビジュアルにご紹介することができます。息のつまるようなびっしりと文字が並ぶのではなく、ゆったりとした感じで説教を読んでいただくことができます。

そのようなわけで、私にとって一つの可能性を開いてくれたのでした。

試しに、説教全文ではありませんが、聖書テキストを物語る部分を取り出してSwayで表示してみました。

 

 

祖父と私

祖父は初代のキリスト者で、伝道者でした。私は3代目のキリスト者で、同じく伝道者です。

祖父は金沢の武士の家系に育ち、日露戦争直後にキリスト者となりました。祈るとき、数珠を手にしているかのように両手を合わせて祈っていました。日蓮宗ですが、幼いときから身についたことだったのでしょう。堅物で、頑固、一筋の歩みを貫く人でした。私はぐうたらで、優柔不断、寄り道するタイプです。3代でなんとか・・・という代表的な例と言えましょう。

その祖父は戦中のこと、北海道札幌におり、父親を戦場へと駆り出された子どもたちのために保育所を始めました。札幌で最初の保育所でした。決して保守的な人ではないのでしょう。教団合同時、札幌北一条教会の小野寺林蔵牧師が教区長を務めましたが、祖父は書記として仕え、教区内を奔走しました。(私の母は、若い伝道者としてその当時の小野村林蔵牧師に接していますが、伝道者として一番尊敬していると語っていました。)

祖父には一つの逸話があります。電話が一般に普及し始めた頃のことです。誰かが教会にも電話を入れたらどうですかと奨めてくださった時です。「教会に電話は必要ありません。歩いて訪ねて行くべきです。」と言ってせっかくの奨めを断固として断ったのでした。

今、祖父が生きており、私の歳であれば、きっと「パソコンとインターネットを拒否していることでしょう。」私はというと、30代の時、30数年前ですが、パソコンを使い始め、インターネットの世界にどっぷりとつかり、できることなら活用したいと、一生懸命?考えています。

人間としての重さはとうてい及びません。堅物、頑固、一筋の歩み、その尊さを理解し憧れながらも、私は祖父のように歩むことができません。体重は私のほうが遙かに重いのですが。

その祖父が、召される数年前、愛用していた楽器を私に譲ってくれました。私は小学生でしたが、その私に1時間ほどその楽器の由来をとうとうと話してくれてから、おもむろに譲ってくれたのでした。捨てるわけにはいきません。今も持っています。祖父の形見です。

その祖父は、実は、54年前、浜松で召されました。

キリシタン洞窟礼拝堂

大分県竹田市にギリシタン洞窟礼拝堂があります。キリシタン禁教令、バテレン追放令などで、ヨーロッパから来ていた宣教師たちが日本から退去させられました。200年にも及ぶ潜伏キリシタンの時代を迎えます。

洞窟礼拝堂は、その時代に追放から逃れて密かに竹田市に残ったバテレンが住居と礼拝の場所としたところです。竹田にはキリシタンだった家老、古田重治がおり、弾圧時代にキリシタンを隠匿しました。一人日本に残ったバテレンもその一人です。

洞窟礼拝堂は古田重治邸の近くにあります。バテレンはたったひとりで、いったい何をしていたのでしょうか。ミサをあげていたのでした。それが、バテレンのなすべき使命だったからです。その使命に生き、死にました。意味深いことであったと思います。

ちなみに、弾圧時代に隠れてカトリックの信仰を持ち続けた人たちを潜伏キリシタンと呼びます。隠れキリシタンという言い方が一般的に使われますが、正確には潜伏キリシタンです。隠れキリシタンとは、禁教令が解かれたときにカトリック教会に復帰せず、弾圧時代に独特な形態をとるようになった独自の信仰を維持することを選びとった人たちのことを指します。長崎などでは厳格に使い分けられていますね。

Swayを活用しよう

Microsoft社からSwayというサービスが提供されています。

Web上で、ブログの用語で言えば1枚のページに、文章や写真や動画などの様々なデータを貼り付けてよりビジュアルなストーリーを表示することを可能にしているツールです。

しかも、出来上がったものは自分のPCに保存するのではなくて、クラウド上にSwayのためにMicrosoft社が提供してくれているスペースに保存されます。(容量の心配はありません)

そこからFacebookやTwitterなどのSNSへ、また、自分のホームページなどに転送(共有)できるので、そこでも表示することができます。

ホームページに表示するには、ほんの一手間かかりますが、SNSにはボタン一つで表示可能です。

これは、有り難いツールだと思います。教育用の教材を今まではパワーポイントを使って作ってきました。それはそれで便利なのですが、作るのに多少手間がかかります。Swayは非常に簡単です。旅行の思い出や、ある日の記録など、小さなストーリーを作成することができます。教会のことでは教会学校用の聖書物語、教会の歴史や、画像を織り込んだ伝道メッセージなどなど、ビジュアルなものを作ることができるのです。

先に申しましたようにSNSやホームページで共有されたものも、PC、タブレット、スマホでそれぞれ適切に表示されます。これを活用しない手はないと思います。

なお、使い方などの紹介を下記でご覧になれます。マイクロソフト社Sway提供です。

 

IIJとは20年近くになる

私にとって、インターネットの歴史は20年です。パソコンに通信機能が加わわりました。そのためにはプロバイダーという機関との契約が必要だということも知りました。最初に契約したのはBiglobeでしたが、なぜそうしたのかすっかり忘れてしまいましたが、すぐにIIJ(インターネットイニシアチブ)に切り替えました。その時以来のお付き合いです。

最初は電話回線を使ってのインターネット接続でしたね。今でも同じかも知れませんが、プロバイダーによって接続に優劣がありましたがIIJは優れていました。そして、インフラが行き渡り、今は、光ファイバー回線、そして、無線LUNという時代を迎えています。IIJさんとの光によるプロバイダー契約は、引っ越しに伴って2年前に途絶えましたが(メールアドレスは継続しています)、IIJMIOの格安SIM契約という形で続いています。

常套句は想像力を奪う

そのIIJを起業したのは鈴木幸一さんという方のようですね。最近、日本経済新聞のWebサイトで、火曜日ごとに、「鈴木幸一氏の経営者ブログ」というコラムが連載?されています。興味深く読ませていただいています。

今日は、選挙権が18歳に引き下げられるに際して、新しいメディアで育った人たちはどにょうな判断基準を持とうとしているのだろうかという問いを投げかけるものでした。そういえば、インターネットが当たり前の時代に育った人たちが18歳、19歳に、20歳になろうとしているのですね。

そのコラムの中で、メディアの「常套句」を告発するという一項目がありました。第一次世界大戦からファシズムの台頭する時代に個人雑誌を発行し、反戦・反ファシズムを貫いた人で、オーストリアの思想家カール・クラウスという人が当時のメディアについて言及し、「またもや、道具がわれわれの手に負えなくなってしまった。」と言い、「新聞記者たちは、人類を、自分自身に対する殲滅戦争を可能とするような想像力の欠如状態へと持っていった。」と語り、メディアの常套句を告発したと言うのです。常套句は人類から想像力を奪う、と。

「常套句」が具体的に何を意味しているのか、これだけでは分かりませんが、認識を共有する言葉ということでしょう。あるいは、なんらかの運動体が用いるスローガンのようなことなのかも知れません。人々の思考を束ねることに力を発揮する言葉です。マス・メディアは、ややもすると、その常套句を伝達するだけの手段となりかねないということでしょうか。インターネットの時代になってメディアの形態が大きく変わったけれども、この問題は如何にと問いかけておられる分けです。

いずれにしても、常套句と想像力は、遺伝と進化、伝統と改革に似たところがあり、私たちの身近なところで課題として横たわっている問題かと思います。インターネット社会が到来して20年、激しい変化の中、その仕組みをプロバイドしてこられた鈴木氏の言葉に興味を持ちました。

余計なことなのですが、このコラム、有料会員でないと全文を読むことができません。なんでだろ?

久しぶりに散髪

3ヶ月近く散髪していませんでした。長くなると私の髪はカールするようになるのですが、その状態でした。やっぱり短いほうが良いです。すっきりしました。

iPad と 聖霊降臨日

もうすっかり古いものとなってしまった初代iPad miniをスケジュール管理とメモに特化して使うことにしました。スケジュールはサイボウズLiveのサイカルで、メモはEvernoteでと。通信は0円SIMです。

それで、さっそくEvernoteにiPadの音声入力を使って文章を入力してみました。びっくりです。すごく日本語文字変換が優秀なのです。簡単に入力できて、精度が高いものはWindowsタブレットや、Androidスマホには搭載されたいません。すごいと思いました。

さて、ここからが本論というか、今日、書きたいことです。


iPadの音声入力はすばらしいですね。「明日は日曜日、礼拝があります。」という文もちゃんと文字変換してくれました。これで、通訳アプリの精度がさらに良くなれば、嬉しい限りです。

わたしの説教も教会の皆さんの心に変換入力されれば良いのですが・・・・

明日は、聖霊降臨日です、


注)最後が  。ではなく 、 で終わっています。ご注意ください。

ミルポアでランチしました

浜松駅の近くに知る人ぞ知る、ミルポアというレストランがあります。ステーキが美味しい店で、ランチにも関わらず食べました。派手なステーキではありません。上手にカットしていることもあるのでしょうが、肉は柔らかく仕上がっています。口に入れるとうまみの凝縮した脂が上品にしみ出します。人参などの野菜が控えめに添えてあります。

30年浜松に住んで、埼玉に転任されたK牧師は「浜松で一番美味しいステーキ」だと言っていましたが、そうかも知れません。なお、ランチメニューにはハンバーグ定食があり、900円です。800円だったかな?本格的なハンバーグですから、安いですね。ステーキも2100円です。私よりも年上だとお見受けしますが、ご夫妻で経営しておられます。儲ける気がないのかも知れません。

模様替え

久しぶりにサイトの模様を換えました。と言っても、テーマ(wordpressのサイトデザインです)とヘッダーの写真だけですが・・・・

ヘッダーの写真は10年近く前になるでしょうか、朝早く精進湖で撮ったものをカットしました。私にとっては思い出の懐かしい写真です。

牧師のツール/わたしの場合

今年の4月から仕事と趣味のために、インターネット環境、PC環境を更新しました。自分なりに、自分風ですが納得しています。余計なことですが、公開してしまいます。

まず、基礎的な環境です。

  • インターネットですが教会が契約してくれているブロードバンドがあります。教会と少し離れていますが牧師館でも使うことができます。その他、ネットにつながるツールとしてはスマホとMVNOの格安SIMを契約しています。
  • PC等の機器類ですが、デスクトップパソコンが基本2台(さくさく動くwindows10のものと、ちょっと古いけれどもさっくさっく動くMacminiーwindowsも動かすことができるようになっていますー)です。ノートパソコンは手放しました。その代わりとしての10インチ前後のタブレットが基本2台(windows系とiPad系、いずれもSIMフリーです)、そして、忘れてならないのですがスマホです。
  • データ保存のためのクラウドとして、OneDrive、Dropbox、Evernoteを使っています。

以上です。そして、この基礎的環境のもとで、ソフトやアプリを用いて、どのような仕事に、また趣味に、活用しているか、それが課題となります。興味のある方は、続けてお読みください。

続きを読む

ゴボウ茶

一ヶ月ほど前から飲み始めています。

痩せる、かも。との一言で飲み始めたのです。一ヶ月すると目に見えて痩せるわけではないが、「おやっ」と思うのだとか。かなり真剣に飲んできましたが、私はまだそうなってはいない。他のことでならば、「おやっ」と思うことはある。けれどもそれが目的ではないのです。

手元にまだまだゴボウ茶が蓄えてあるので、しばらくは飲み続けようとは思っているのです。はてさて。

お孫さんが写真を

E教会のFさんご夫妻が段取りを進めてくださっていました。

トウモロコシの種植えから収穫までの様子を短い一本の動画にしたいと考えて、そのことをお話ししたのが3月の末のことでした。そろそろ種植えの時期だと思いながら、いろいろなことがあって取り組むことができなかったのですが、先日、Fさんご夫妻にお会いしたときに、種植えのときの様子をお孫さんがカメラにおさめてくれているとのこと。そして、成長の過程も写してくださるつもりにしていると伝えてくださったのでした。

7月末には収穫を迎えますが、教会の子どもたちや、近隣の牧師たちも招いてくださって収穫作業と、とりたてのトウモロコシのご相伴に与ることになっています。種植えから収穫までと、農業に携わってこられたFさんご一家の証や、子どもたちの声などを含めた動画が作れそうです。有り難いことです。

iPad pro 9.7インチ

注文してしまいました。

思えば2010年、初代iPadを購入してから6年。その間、2012年にはSIMフリーの3代目iPadを台湾で購入、その時はまだ日本では手に入らなかったのでした。初代のものはとっくに手放してしまいましたが、3代目は今日にいたるまで使いつづけてきました。何度かのIOSバージョンアップにもなんとか対応してけなげに動いてくれています。

しかし、iPad pro 9.7の登場は衝撃です。同じようにSIMフリーを注文しましたが、Apple SIMとのデュアルSIMですし、何よりもApple Pencilが魅力的です。既存のスタイラスペンとは一線を画し、まともに使えるツールとなっています。プロセッサーは最新のもので力があり動画作成編集がさらに容易になるようです。

私の仕事と趣味の範囲では、言ってみれば、文章の打ち込みと写真の編集がパソコンやタブレットを使う目的となっていましたが、iPad pro 9.7は動画や絵やスケッチの取り込み作成・編集を容易に可能にしてくれそうです。その分野にしばらく前から関心をもつようになっていたのでした。

新らしもの好きの、買いたい病の持病をかかえている私ですが、病気発症とは言わないでください。

続きを読む