浜松交響楽団の定期演奏会がアクトシティー大ホールで行われ、フォーレのレクイエムをご厚意で聴くことができました。恵まれた日曜日の午後でした。
指揮は若い方。バリトンのソリストは地元と関係の深い方のようでした。女性のソリストの方も良い声でした。そして、浜松合唱団を中心とした合唱も良かったです。合唱でテナーの初老の方が、ほとんど楽譜を見ないで歌っておられました。驚きでした。
私は浜松祭りのラッパしか知らなかったので、この町の音楽文化について見方を変えさせていただきました。幼い時から金管楽器に親しんできたので、気になっていたのです。そういえば、浜松交響楽団はほんの少し金管楽器、ことにホルンが苦労しておられたかと思います。難しい楽器です。ピアノ、あるいはピアニッシモで音を響かせるのは至難の業です。
レクイエムの他に2曲の演奏があり、最後は東日本大震災の復興を願って、花が咲くが演奏されました。