オーストラリア人口の半分はアジア・アフリカからの移民です

クリフ首相の「違法移民は帰れ」発言をいたずらに揶揄する人がいます。アボリジニの方の写真を添えて、あたかもアボリジニの方々がクリフ首相に対して「お前たちはいつ帰るのか?」と発言しているかのように。

白豪主義は昔のことで、現在オーストラリアの人口の半分はアジア・アフリカからの移民です。わずか40年、50年ほどで、人口の半分が移民となるほど移民を受け入れてきたのがオーストラリアです。なぜ、移民が増えるかというと、住みやすい国だからです。

それで、社会の急激な変化が起こり、困難な状況に置かれているのはその変化に対応できない人々です。オーストラリアに行って驚いたのは白人青年が街角で物乞いをしていることでした。また、ドラッグや麻薬に犯されているのも多くは白人青年です。その人たちのケアーをしている人にも会いましたが、移民を悪く言うことはありません。

豊かな白人に対して、アジアやアフリカからの移民は、それほど豊かではないでしょうが、まだ移民の歴史が浅いのでしかたがありません。それよりも、シドニーにもメルボルンにも東ロンドンのような地域はありません。また、どこかの国のようにヘイトスピーチを叫びながらデモをする人たちなどいません。

移民問題はグローバルな政治課題で、オーストラリアも岐路にたっているのは事実でしょう。それを、日本人が自らを恥じることなく面白おかしく揶揄しているとしたら、愚かなことです。そう思います。

明日は東京

いつでも行けるところではありますが、理由がないと行けないものです。

明日は夏に教会実習のために来浜する某神学生に会います。いろいろと説明をしたり、相談にのるためです。よい実習をしてもらうためには必要なことです。中野で待ち合わせです。

中野といえば・・・フジヤカメラですね・・・ちょっとだけ立ち寄ろうかとも思っています。

もう一つ、銀座のニコン・サービスセンターに行ってD600のセンサークリーニングをしてもらいます。画像に複数の黒い粒状の像が写りこむ現象のためです。実は、これで2回目です。こちらの用事は次いでのことですが。

専門委員会

という仰々しい名前のついた教区の委員会に出席してきました。

専門って何かというと教会と農業についてです。「農伝専門委員会」と言います。わたしは食べることは好きですが、というか大好きですが、作ることはさっぱり分かりません。農業のことも知りません。でも、なぜかその「専門委員会」のメンバーにならされています。

総勢7名のうち、安心しました、もう一人素人がおられました。委員長です。他の5名の方は、実際に農業を営んでおられたり、深い関わりと関心を持ち続けている方々です。

この「農伝専門委員会」は東海教区が持ち続けてきた委員会で、1960年代に教団で発議された「宣教方策」の大きな柱の一つであった「職域伝道」に始まります。この宣教方策発議の一年後に出たのが「宣教基礎理論」でしたが、昨年、宣教研究所で「改定宣教基礎理論」が作られて、常議員会で承認されたのでした。この「改定」は根本的な問い直しを含んでいます。

職域伝道はすでに消滅し、細々と東海教区で「農伝」が生き残ってきました。あたらな取り組みを創造していかなければなりません。

重くなる

わたしの体重のことではない。最新バージョンのワープロソフト一太郎2015をsurface3にインストールして使い始めている。以前のバージョンに、その機能があったのかどうか不明だが、インストールの折に自動バックアップ機能を使うかどうか訊いてきたので、使うに設定してみた。

その機能は二つで、一つは作成した文書を保存し、また、書き換えたりした場合、過去の作業を記憶してその時の文書を呼び出せるというもの。直前の保存だけではなく、過去何回もさかのぼって呼び出せるのである。二つは、文書作成中にある一定の間隔で、保存機能が働くというものです。

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割られ、壊されてしまたった

土曜日の朝、7時20分頃に電話が。教会のお隣の警備員さんからだった。歩道に面した教会の掲示板のガラス戸が割れて、破片が飛び散っているとのこと。割られ、壊されていたのです。

金曜日の夜のことだろうから酔っ払いの仕業ではないかと思う。素手では割れないし危険なので、傘を振り回したか、カバンをたたきつけたかして、強打したのだろう。困ったものだ。

もしかしたら、教会に対して何らかの悪意を懐いている人の仕業かもしれないとも思ったが、もしも、そうであるなら、教会が関心を持たれているということで、決して悪いだけのことではないのかも知れない。

使い始めるのに6時間

surface3が届いたので、早速、セットアップしました。ただ動かすというだけならば、すぐに終わるのだけれども、必要なソフトや種々なデバイスをインストールして、何不自由なく今あるデスクトップ・パソコンと同じように仕事をしてもらおうと思うと、時間がかかります。それでも、やっと終わりました。この投稿はピカピカのsurface3から書き込んでいます。

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Surface3、楽しみです

Microsoftの新タブレットが明日、発売になります。Surfaceの第三世代です。

かつて、第一世代のSurfaceRTとSurfaceProを使ったことがありました。Proのほうはwindows8が快適にはしるタブレットでなかなかのものでした。RTはその限定版です。限られたソフトしか動かず物足りないという人が多くおられましたが、それでも、限定版とはいえワード、エクセル、パワーポイントを使うことができました。良かったのはProに比べて軽く薄く、バッテリーが長時間持ちました。携帯性に優れていたのでした。

今度のSurface3は、かつてのRTよりもほんの少しですが薄くて軽く、バッテリーのもちも長く、かつ、Proのようにwindows8(8.1)がフルに動きます。そして、わたしにとって何よりも嬉しいことはSimフリーであるということです。インターネットに繋げばブログやHPの更新ができ、ワープロソフト一太郎、聖書の学びに便利なBibleWorksを入れて、家でも外でも、大概の作業はこなせます。

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三者三様

日本記者クラブでの小林、長谷部両教授の会見が報じられました。興味があったのでネットでですが、朝日、読売、毎日の報道を読みました。三者三様ですが、毎日の記事が明晰で良かったです。

私の関心は、この度の集団自衛権に関する法案が、なぜ憲法違反なのか、その論拠を両教授がどのように説明しているかでした。

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どっちだろう

先輩が尊敬に値しないからなのか、後輩が思い上がっているのか、コミュニケーションが難しくなっている。先輩が理不尽なのだろうか、後輩が虚弱なのか、叱ったり注意することが評価されない。

娘や息子が、お小遣いの欲しいときだけ親に対して笑顔を見せるような、そんな先輩・後輩関係であってはいけません。先輩面もいけません。

人みな、「おばかさん」(遠藤周作)。それが良いと思うこの頃です。

マスクと咳が・・・

韓国ソウルからの便りにこんな一文がありました。

マーズ騒動、ソウルではマスクしている人って100人の内数人くらいでしょうか。それも風邪をひいている人のようです。パニックにはなってません。ウチの子たちの学校も休校にはなってません。ニュースに煽られても、反応は鈍感と申しましょうか。それが吉と出るか凶と出るか。
そういえば、昨日の地下鉄内で唯一マスクして咳している兵士が私の前に立っていたのですが、咳をする度に乗客が離れて行くんですよね。可哀想に、、、、。

便りの主はその兵士の前から離れることができなかったぞうです。MARS、終息へと向かうと良いですね。

石川九楊著「日本語とはどういう言語か」を

西静分区の教師会(牧師会)で紹介しました。この会には15分ほどの予定で、本の紹介コーナーがあり、牧師が順番で担当します。6月は私の番でした。

2006年出版 (中央公論新社2200円)ですから、10年ほど前の本です。東京にいるときにある人に紹介されて購入したのですが、まともに読んでいなかったのです。浜松にきて読み直し、決して新しい本ではありませんが、良い本だと思ったので教師会で紹介することにしました。

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「場」としての教会

東海教区婦人研修会が焼津の松風閣で開催されました。講師は左近豊(トム)牧師。旧約聖書学者の一族、左近家の人で、自身、新進の研究者です。

テーマは祈りで、旧約聖書の嘆きの祈り、哀歌を中心としたお話でした。一言で要約するのは難しいけれども、教会はイスラエルの民の長い歴史をとおして習練された祈りの言葉、詩編や哀歌に寄り添って祈る、祈りの「場」であることが大切だというお話でした。

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