かつて10月31日に起こった出来事

以下は「10月31日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1517年 — マルティン・ルターが「95か条の提題」を提出(同日付でマインツ大司教宛に送付/“扉に掲出”は伝統的説)。宗教改革の象徴的出発点。 

1795年 — 詩人ジョン・キーツ誕生(ロンドン)。ロマン派を代表する英詩人。  1864年 — ネバダ州が米合衆国36番目の州として加盟(南北戦争期)。 

1917年 — 第一次大戦のベエルシェバの戦い。豪騎兵の突撃でオスマン軍守備隊を撃破し、南パレスチナ攻勢の突破口に。 

1922年 — ムッソリーニがイタリア首相に就任(ローマ進軍の帰結)。ファシズム体制成立の決定的段階。 

1926年 — 奇術師ハリー・フーディーニ死去(デトロイト)。近代大衆娯楽史の象徴的人物。 

1940年 — バトル・オブ・ブリテンが終結(公式期間:7月10日~10月31日)。英本土防空の勝利が確立。 

1956年 — スエズ危機:英仏がエジプトへの空爆を開始(“モスキート作戦”/オペレーション・マスキテアの開幕段階)。 

1961年 — スターリンの遺体がレーニン廟から撤去・再埋葬(クレムリン城壁墓地)。脱スターリン化の象徴。 

1984年 — インディラ・ガンディー印首相が暗殺(ニューデリー、シク教徒の警護官2名による)。以後、反シク暴動が拡大。 

かつて10月30日に起こった出来事

以下は「10月30日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・国際秩序・メディア・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1485年 — イングランド王ヘンリー7世が戴冠(ウェストミンスター寺院)。テューダー朝が本格始動。 

1735年 — ジョン・アダムズ誕生(のち米第2代大統領、マサチューセッツ州ブレイントリー)。 

1905年 — 「十月宣言」(ロシア皇帝ニコライ2世が発布)。市民的自由の約束とドゥーマ創設を掲げ、専制に制限を加える転機。※旧暦17日=新暦30日。 

1918年 — ムドロス休戦協定に調印。オスマン帝国の第一次世界大戦参戦が事実上終結。 

1938年 — ラジオ劇『宇宙戦争』(オーソン・ウェルズ演出)が米CBSで生放送。放送文化史に大きな影響。 

1943年 — モスクワ会談の「四カ国共同宣言」ほか諸宣言に署名(米英ソ中)。戦後国際秩序構想と戦争犯罪処罰の原則を確認。 

1947年 — 関税及び貿易に関する一般協定(GATT)がジュネーヴで23か国により署名。多角的貿易体制の出発点。 

1956年 — スエズ危機:英仏が(イスラエルのシナイ侵攻直後に)停戦と撤兵を求める共同最後通牒を発出。翌日以降の軍事介入へ。 

1961年 — ソ連が“ツァーリ・ボンバ”を爆発実験(ノヴァヤゼムリャ)。史上最大の人為爆発。 

1995年 — ケベック州独立住民投票が実施され、**反対(No)50.58%**で僅差否決。カナダ連邦の行方を巡る重大局面。 

かつて10月29日に起こった出来事

以下は「10月29日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1618年 — 探検家・作家のサー・ウォルター・ローリーがロンドンで処刑(ウェストミンスター宮殿前)。 

1787年 — モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》がプラハのエステート劇場で初演。作曲者自身が指揮。 

1888年 — コンスタンティノープル条約が調印され、スエズ運河の中立性と自由航行が国際的に確認。 

1901年 — 米大統領マッキンリー暗殺犯レオン・チョルゴシュがオーバーン刑務所で処刑。 

1914年 — 第一次世界大戦:オスマン帝国海軍が黒海沿岸の露領港湾を奇襲(黒海奇襲)。帝国の対露開戦・参戦の引き金に。 

1923年 — トルコ共和国の宣言。大国民議会が共和国を宣し、**ムスタファ・ケマル(アタテュルク)**を初代大統領に選出。 

1929年 — “ブラック・チューズデー”:ニューヨーク株式市場が大暴落し、世界恐慌の象徴的な一日となる。 

1956年 — スエズ危機:イスラエル軍がエジプト領シナイに侵攻(英仏は後日介入)。中東・冷戦史の大転回点。 

1969年 — ARPANETで史上初のホスト間メッセージ送信(UCLA→SRI、入力「login」の最初の“LO”でクラッシュ)。インターネット史の出発点として記憶。 

2004年 — EU「ヨーロッパ憲法条約」がローマで調印(のち未発効)。欧州統合の試みの節目。 

かつて10月28日に起こった出来事

以下は「10月28日」に起こった人文学系(歴史・宗教・教育・文学・政治・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

312年 — ミルウィウス橋の戦い。コンスタンティヌス1世がマクセンティウスを破り、キリスト教受容と帝国再編に道を開く。 

1492年 — コロンブスがキューバに上陸(当時はアジア本土と誤認)。大航海時代の地理認識を一変。 

1636年 — ハーバード大学の設立が総会で可決(マサチューセッツ湾植民地総会、£400拠出)。北米初の高等教育機関。 

1726年 — スウィフト『ガリヴァー旅行記』初版が刊行(ロンドン、2巻本)。近代風刺文学の古典。 

1886年 — 自由の女神像が公式に奉献(ニューヨーク)。移民と自由の象徴に。 

1918年 — チェコスロバキア独立が布告(プラハ)。オーストリア=ハンガリー帝国からの離脱を画する国民国家の成立。 

1922年 — ローマ進軍(28–31日)。国王が非常事態布告を拒否し、ムッソリーニが組閣へ—ファシズム体制の出発点。 

1940年 — ギリシャの「オヒ(No)の日」:メタクサス首相がイタリアの最後通牒を拒否、伊軍侵攻でギリシャ・イタリア戦争が始まる。 

1962年 — キューバ危機の収束:モスクワ放送でフルシチョフがキューバからのミサイル撤去受諾を発表。米側は不侵攻を確約。 

1971年 — 英下院が欧州共同体(EEC)加盟方針を可決(356対244)。欧州統合史・英国内政治に大きな節目。 

かつて10月27日に起こった出来事

以下は「10月27日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・政治・社会・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1275年 — **アムステルダムの「通行税免除特許状」**がホラント伯フロリス5世により発給。市名の初出文書で、同市の「誕生証書」とみなされる。 

1553年 — ミゲル(マイケル)・セルヴェトゥスがジュネーヴで火刑。宗教改革期の寛容・異端処罰をめぐる大論争の契機に。 

1787年 — **『ザ・フェデラリスト』第1論文(Federalist No. 1)**がニューヨークの Independent Journal に掲載開始(筆名“Publius”=ハミルトン)。憲法論争を導く序論。 

1806年 — ナポレオンがベルリンに入城(イエナ=アウエルシュタットの勝利直後)。同地で「ベルリン勅令(大陸封鎖令)」を発出する布石に。 

1838年 — **ミズーリ州知事ボッグズの「モルモン追放(絶滅)令」**発出。宗教少数者への暴力・強制移住を招き、1976年に撤回。 

1904年 — **ニューヨーク市地下鉄(IRT)**が営業開始。都市の移動文化・社会構造を一変させる。 

1962年 — キューバ危機の「ブラック・サタデー」:キューバ上空でU-2偵察機が撃墜(操縦士ルドルフ・アンダーソン死亡)/ソ連潜水艦B-59の核魚雷使用寸前事案。核戦争瀬戸際の一日。 

1971年 — コンゴ共和国が「ザイール共和国」へ改称(モブツ政権の「真正化」政策の一環)。国名・表象の政治の象徴例。 

2005年 — フランス郊外暴動が発端(クリシー=スー=ボワで少年2人が感電死)。数週間の都市暴動と非常事態宣言へ。 

2018年 — ピッツバーグのシナゴーグ銃撃事件(ツリー・オブ・ライフ)。米国史上最悪の反ユダヤ主義攻撃として記憶される。 

かつて10月26日に起こった出来事

以下は「10月26日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・文化・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

1825年 — エリー運河が開通(デウィット・クリントン主導、船“セネカ・チーフ”で開通式)。ニューヨーク州と内陸経済の発展を決定づける転機。 

1860年 — 「テアーノの会見」:ガリバルディがヴィットーリオ・エマヌエーレ2世と会見。イタリア統一(リソルジメント)の象徴的瞬間。 

1881年 — OK牧場の決闘(アリゾナ準州トゥームストーン)。アメリカ西部像を形成した大衆文化史の事件。 

1905年 — スウェーデン=ノルウェー連合の解消が正式承認(オスカル2世がノルウェー王位を放棄)。ノルウェー独立が確定。 

1947年 — ジャンムー&カシミールの「インドへの帰属文書(Instrument of Accession)」署名(一般にはこの日付とされる)。翌27日にインド総督が受諾。 

1955年 — オーストリアが「恒久中立」を宣言(憲法法を議会が可決)。以後10/26はオーストリア国民の日。 

1962年 — キューバ危機:フルシチョフがケネディに10/26付の第一書簡を送り、キューバ不侵攻と引き換えにミサイル撤去を示唆。同日、カストロは核使用も辞さずとの趣旨の書簡をフルシチョフに送付。 

1979年 — 韓国の朴正熙大統領が暗殺(ソウル、市ヶ谷に相当する中央情報部長・金載圭による)。韓国政治の大転換点。 

1994年 — イスラエル=ヨルダン平和条約に調印(ワディ・アラバ国境、10/26)。両国の国交正常化が確立。 

2001年 — 米国「USA PATRIOT法」成立(大統領署名、10/26)。対テロ立法の枠組みを形成し、監視権限等を拡大。 

かつて10月25に起こった出来事

以下は「10月25日」に起こった、人文学(歴史・思想・政治・芸術など)に関わる主な出来事10件です。年代順。

  1. 1147年 — リスボン包囲戦が終結。ポルトガル軍と第2回十字軍の連合がイスラーム勢力から都市を奪還。
  2. 1415年 — アジャンクールの戦い。英仏百年戦争を画するイングランドの大勝。
  3. 1760年 — 英王ジョージ2世が死去し、孫のジョージ3世が即位。
  4. 1774年 — 「エデントン・ティー・パーティー」。北米で女性が組織的政治行動を示した初期の有名例。
  5. 1854年 — クリミア戦争・バラクラヴァの戦い。「軽騎兵旅団の突撃」や「薄い赤の戦列」で知られる。
  6. 1881年 — 画家パブロ・ピカソ誕生(スペイン・マラガ)。20世紀美術に決定的影響。
  7. 1917年 — (ユリウス暦)10月25日=グレゴリオ暦11月7日、ロシア十月革命が始動。臨時政府崩壊へ。
  8. 1944年 — レイテ沖海戦の山場(サマール沖海戦・スリガオ海峡海戦等)。この日、米護衛空母「セント・ロー」が神風攻撃で沈没(最初の組織的神風戦術の成功例)。
  9. 1962年 — キューバ危機。国連安保理で米大使A.スティーブンソンがソ連のZorin大使を追及し、ミサイル基地写真を提示。
  10. 1971年 — 国連総会決議2758が可決。中華人民共和国を「中国の唯一の正統代表」と承認(25日)。

かつて10月24日に起こった出来事

以下は「10月24日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1648年 — ヴェストファーレン条約が締結(ミュンスター/オスナブリュック)。三十年戦争終結と近代国際秩序の基礎を確立。 

1861年 — アメリカ初の大陸横断電信が完成(ソルトレークシティで接続)。瞬時通信の時代を拓き、ポニー・エクスプレス終焉へ。 

1901年 — 63歳の教師アニー・エドソン・テイラーが樽でナイアガラ瀑布を生還。大衆文化・メディアが注目した“スタント黎明”の象徴。 

1917年 — カポレットの戦いが開幕(~11/19)。独墺軍が大突破を達成し、伊戦線の均衡が崩れる。 

1929年 — 「暗黒の木曜日」(ブラック・サーズデー)。株式市場の大暴落が始まり、世界大恐慌の導火線に。 

1931年 — ジョージ・ワシントン橋がニューヨークで献橋式(翌25日に開通)。都市交通と地域経済に大きな影響。 

1945年 — 国際連合憲章が発効、国連が正式に発足(“国連デー”)。戦後国際秩序の基礎に。 

1956年 — ハンガリー動乱:ソ連軍戦車がブダペストに進駐、同日インメレ・ナジが首相就任。以後の攻防と鎮圧へ向かう転回点。 

1962年 — キューバ危機:米の「キューバ検疫」が実施段階に入り、24–25日にかけてソ連船の一部が反転。核戦争寸前の緊張が頂点に。 

1970年 — チリ議会がサルバドール・アジェンデを大統領に選出(民選社会主義政権の成立へ)。 

かつて10月23日に起こった出来事

以下は「10月23日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・社会運動・文化など)の主要出来事10件(年代順)です。

紀元前42年 — **フィリッピの戦い(第2戦)**で三頭政治側が勝利、ブルトゥスが自殺。共和政派の抵抗が実質的に終わる。 

1641年 — アイルランド反乱がこの日に勃発(ダブリン城襲撃計画とアルスター蜂起)。以後、アイルランド連合戦争へ発展。 

1739年 — 英国議会が対スペイン宣戦を批准し、いわゆる**「ジェンキンスの耳の戦争」**が開戦段階に入る。 

1850年 — 第1回全米女性権利大会がウースター(米マサチューセッツ)で開幕。奴隷制廃止運動とも結びつき、全国的な女性の権利運動を推進。 

1942年 — エル・アラメイン第2次会戦が夜9時40分頃の大規模砲撃で開始。北アフリカ戦線の転回点に。 

1956年 — ハンガリー動乱がブダペストで始まる(学生デモから全土蜂起へ)。 

1983年 — ベイルート米海兵隊兵舎爆破(ほぼ同時に仏兵舎も)。米軍241名、仏軍58名が犠牲となった大規模テロ。 

1989年 — ハンガリー共和国の宣言(人民共和政からの改称・体制転換)。国会前広場で臨時大統領マーチャーシュ・スールシュが布告。 

2001年 — Appleが初代iPodを発表。「1,000曲をポケットに」を掲げ、デジタル音楽文化を一変。 

2002年 — **モスクワ劇場占拠事件(ノルド=オスト事件)**が発生(~26日)。ロシア当局の突入で人質多数が死亡。 

かつて10月22日に起こった出来事

以下は「10月22日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・教育・メディア・技術と社会)の重要出来事10件(年代順)です。

1746年 — プリンストン大学(当時:ニュージャージー・カレッジ)に設立憲章が与えられる(創立記念日として祝われる日)。 

1797年 — アンドレ=ジャック・ガルヌランが世界初の実用的パラシュート降下(パリ)。空の文化・安全思想の黎明。 

1844年 — 「大失望」(米ミラー派の再臨予告が外れる)。近代宗教運動史に大きな影響を残す事件。 

1884年 — 国際子午線会議がグリニッジ子午線を採択(この日に諸決議を採択)。世界時・測地の標準化へ。 

1907年 — パニック・オブ・1907:大手信託会社ナイカー・ボッカーがこの日に業務停止、恐慌が連鎖。金融制度改革の契機に。 

1938年 — チェスター・カールソンが初の“ゼログラフィ(乾式複写)”を実現。オフィス文化と出版の常識を変える。 

1953年 — フランコ=ラオ条約がパリで締結(10/22)。ラオスの完全独立(仏連合内の主権確立)へ。 

1962年 — キューバ危機:ケネディ大統領がテレビ演説でソ連のミサイル配備を公表し、キューバ「検疫」を宣言。冷戦の臨界点。 

1964年 — サルトルがノーベル文学賞を受賞(同日付)し辞退を表明。作家の社会的役割をめぐる象徴的出来事。 

1978年 — ヨハネ・パウロ2世の教皇就任ミサ(サン・ピエトロ広場)。“恐れるなかれ”の説教で知られる。 

かつて10月21日に起こった出来事

以下は「10月21日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・社会運動・文化・メディアなど)の重要出来事10件(年代順)です。

1096

チヴィトーの戦い:第1回十字軍の前段「民衆十字軍」が壊滅。十字軍運動初期の転回点。 

1520

**マゼランがマゼラン海峡を“発見”**し、通峡の入口に到達。大航海時代の地理認識を更新。 

1600

関ヶ原の戦い(慶長5年9月15日=グレゴリオ暦10/21)。徳川体制成立の決定打。 

1797

米海軍フリゲートUSSコンスティテューションがボストンで進水(のち“オールド・アイアンサイズ”)。海軍文化史の象徴艦。 

1805

トラファルガー海戦。ネルソンの勝利で19世紀の英国海軍覇権が確立。 

1879

エジソンが白熱電球の長時間点灯(約13.5時間)を達成。※10/21を成功日とする資料が一般的だが、10/22とする記述もある。 

1944

アーヘンが陥落。連合軍が初めてドイツ本国の主要都市を占領。 

1945

フランスで憲法制定国民議会の総選挙(初の全国的な国政選挙で女性が投票)。33名の女性代議士が誕生。 

1966

アバーファン災害(ウェールズ)。炭坑ズリ山の崩落で144名(うち児童116名)が犠牲。記憶と安全規制の転機。 

1967

「ペンタゴン大行進」(ワシントンD.C.)。ベトナム反戦運動の象徴的抗議行動。 

※ご希望があれば、「日本史中心」「宗教史中心」「20世紀限定」などテーマ別に入れ替えて再編します。

かつて10月20日に起こった出来事

以下は「10月20日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1740年 — 神聖ローマ皇帝カール6世が死去。娘マリア・テレジアの継承をめぐりオーストリア継承戦争が勃発する端緒に。 

1803年 — 米上院がルイジアナ買収条約を批准(24対7)。合衆国の領土が一挙に拡大。 

1818年 — 英米間の「1818年条約(ロンドン条約/Treaty of 1818)」に調印。北米の国境画定とオレゴン共同占領などを定める。 

1827年 — ナヴァリノ海戦。英・仏・露連合艦隊がオスマン帝国・エジプト連合艦隊を撃破し、ギリシャ独立の帰趨に決定的影響。 

1904年 — **ボリビア=チリ「平和友好条約」**に調印(サンティアゴ)。国境線を確定し、太平洋戦争後の関係を規定。 

1944年 — ダグラス・マッカーサーがフィリピン・レイテ島に上陸し、「I have returned(私は戻ってきた)」と宣言。比解放の転機に。 

1947年 — 下院非米活動委員会(HUAC)がハリウッドの共産主義影響調査を開始。のちの“ハリウッド・テン”やブラックリスト問題へ。 

1962年 — 中印戦争が勃発(中国軍が国境で攻勢を開始)。アクサイチンやNEFA(現アルナーチャル・プラデーシュ)をめぐる紛争が激化。 

1973年 — 「土曜の夜の虐殺」:ニクソン大統領が特別検察官アーチボルド・コックス解任を指示し、司法長官・副長官が相次いで辞任。ウォーターゲートの危機が深まる。 

1973年 — シドニー・オペラハウスが開館(エリザベス2世が公式開場を宣言)。20世紀建築の象徴的ランドマーク。 

かつて10月19日に起こった出来事

以下は「10月19日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・経済など)の重要出来事10件(年代順)です。

紀元前202年 — ザマの戦い:スキピオがハンニバルを破り、第2次ポエニ戦争が終結へ(日時伝承は10/19とされる)。 

1216年 — イングランド王ジョン(失地王)死去(ニュアーク城、夜間=18/19日)。マグナ・カルタ後の王権・継承史の節目。 

1469年 — アラゴン王子フェルナンドとカスティーリャ女王イサベルが結婚(バリャドリード)。のちのスペイン王国統合の出発点。 

1512年 — マルティン・ルターが神学博士号を授与(ヴィッテンベルク大学)。宗教改革前夜のキャリア確立。 

1781年 — ヨークタウンでコーンウォリスが降伏。米独立戦争の帰趨を決めた儀式がこの日に行われる。 

1812年 — ナポレオン軍のモスクワ占領が終了(同日モスクワ撤退開始)。ロシア遠征の転回点。 

1914年 — 第1次イーペル会戦が開幕(〜11/22)。西部戦線の“消耗戦”時代を象徴する激闘。 

1950年 — 中国人民志願軍が朝鮮戦争に参戦(入朝)。以後の戦局と東アジア冷戦構造に決定的影響。 

1960年 — 米国がキューバへの輸出禁輸を発動(食料・医薬品等を除外)。長期に及ぶ対キューバ制裁の起点。 

1987年 — “ブラック・マンデー”:NYダウが**22.6%**急落、世界同時株安の震源に。市場制度と投資文化に大きな影響。 

かつて10月18日に起こった出来事

以下は「10月18日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1009年 — エルサレムの聖墳墓教会がファーティマ朝カリフ、アル=ハーキムの命で破壊。欧州に衝撃を与え、後世の十字軍の正当化にも利用されたとされます。 

1685年 — フランスでフォンテーヌブロー勅令(ナントの勅令撤回)が公布。ユグノー迫害と大規模亡命を招き、欧州宗教地図を塗り替えました。 

1851年 — ハーマン・メルヴィル『白鯨』の英初版(題名は The Whale)がロンドンで刊行。米版(Moby-Dick)は同年11月に刊行されます。 

1860年 — 円明園(北京・旧円明園)焼き討ち。第二次アヘン戦争の報復として英仏軍が10月18日に放火し、宮廷コレクションが破壊・流出しました。 

1867年 — アラスカの米国への正式移譲(アラスカ・デー)。露米間の購入条約(いわゆる“セワードの愚行”)がこの日に引き渡し完了。 

1898年 — 米国がプエルトリコの統治を開始(米西戦争後)。この日、米軍政の下で米国旗が掲揚されました。 

1912年 — 第一次ローザンヌ条約(オーシー条約)締結。伊土戦争が終結し、オスマン帝国はトリポリタニア・キレナイカ(リビア)に対する権利を放棄。 

1922年 — ブリティッシュ・ブロードキャスティング・カンパニー(BBCの前身)設立。のち公共放送BBCへ発展し、英メディア文化を規定。 

1929年 — カナダの**「パーソンズ事件」判決**(枢密院司法委員会)。女性が上院議員になれる「法的人格(persons)」と認定され、女性の公的参画が前進。 

1977年 — ルフトハンザ181便「ランツフート」人質事件:連邦警察特殊部隊GSG9がモガディシオで機内突入し、乗客乗員を救出(“ドイツの秋”の頂点)。 

かつて10月17日に起こった出来事

以下は「10月17日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・メディア・社会運動など)の重要出来事10件(年代順)です。

1346年 — ネヴィルズ・クロスの戦い(英が勝利し、スコットランド王デイヴィッド2世を捕縛)。百年戦争期の英蘇関係に大きな転機。 

1777年 — サラトガでバージョイン将軍が降伏(「サラトガの戦い」終結)。米仏同盟形成へ道を開く決定的勝利。 

1905年 — 「十月宣言」(ロシア皇帝ニコライ2世)。※旧暦10月17日=新暦10月30日の公布で、言論・集会の自由やドゥーマ設置を約束。 

1912年 — バルカン戦争本格化:セルビア・ギリシャ(およびブルガリア)がオスマン帝国に宣戦布告。 

1919年 — RCA(ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ)設立。のちの放送・録音文化を牽引するメディア企業の誕生。 

1931年 — アル・カポネが脱税で有罪評決。組織犯罪対策と法の支配の象徴例に。 

1933年 — アルベルト・アインシュタインが米国に到着(亡命)。プリンストンで研究拠点を得て以後の活動へ。 

1945年 — アルゼンチンの「忠誠の日」:ブエノスアイレスで大規模労働者デモが起き、投獄中のフアン・ペロン釈放を実現。ペロニスモの原点。 

1961年 — パリ虐殺事件:アルジェリア系住民のデモに対し警察が武力弾圧、多数が犠牲に(セーヌ川投棄など)。記憶と和解をめぐり今日まで論争。 

1973年 — アラブ産油国が対米などへの石油禁輸を決定(第一次石油危機の発端)。世界経済とエネルギー政策を一変。 

かつて10月16日に起こった出来事

以下は「10月16日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・国際関係・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1793年 — マリー・アントワネット処刑(パリ、革命期の象徴的事件)。 

1813年 — ライプツィヒの戦い(諸国民の戦い)開始(16–19日)。ナポレオン体制に決定的打撃。 

1905年 — ベンガル分割が実施され、スワデーシー運動の本格化を促す。 

1916年 — マーガレット・サンガーが米国初の産児制限クリニックを開設(ブルックリン)。女性の生殖権運動の画期。 

1945年 — 国連食糧農業機関(FAO)創設(ケベック・シティ)。以後この日が世界食料デーに。 

1946年 — ニュルンベルク裁判の主要戦犯の刑執行(絞首刑)。戦後国際刑事司法の節目。 

1962年 — キューバ危機が本格化(ケネディがミサイル配備の報告を受領、ExComm初会合)。 

1968年 — メキシコ五輪の表彰台で“ブラック・パワー・サリュート”(トミー・スミス/ジョン・カーロス)。公民権運動の象徴的抗議。 

1978年 — カロル・ヴォイティワがローマ教皇に選出(ヨハネ・パウロ2世)。近現代カトリック史の転回点。 

1995年 — ミリオン・マン・マーチ(ワシントンD.C.)。アフリカ系アメリカ人男性中心の大規模集会。 

かつて10月15日に起こった出来事

以下は「10月15日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・思想・文化・社会運動など)の重要出来事10件(年代順)です。

1582年 — グレゴリオ暦がイタリア・スペイン・ポーランド・ポルトガルなどで施行開始。ユリウス暦の木曜10月4日の翌日が、最初のグレゴリオ暦の金曜10月15日となった出来事。 

1764年 — エドワード・ギボンがローマのカピトリーノの遺跡で『ローマ帝国衰亡史』執筆の着想を得たと回想(この日付の厳密性には異論もあり)。 

1783年 — ピラトル・ド・ロジエがパリで係留気球により初の有人上昇に成功(のち11月21日に自由飛行)。 

1815年 — ナポレオンが流刑地セントヘレナ島に到着(同16日に上陸、以後幽棲)。 

1894年 — ドレフュス事件:仏砲兵大尉アルフレッド・ドレフュスが取り調べを受け、この日に逮捕・起訴の手続きが進む。 

1917年 — マタ・ハリがパリ郊外ヴィンセンヌで銃殺刑。スパイ容疑とその後の記憶文化を象徴する事件。 

1951年 — TVシットコム『アイ・ラブ・ルーシー』がCBSで放送開始。以後のテレビコメディの形式を定着させた金字塔。 

1966年 — ブラックパンサー党がオークランドで結成(ヒューイ・P・ニュートン/ボビー・シール)。公民権運動後期の政治文化に大きな影響。 

1969年 — 全米で**ベトナム反戦モラトリアム(Moratorium)**が実施。数百万人規模の平和的抗議行動が展開された。 

1990年 — ノーベル平和賞がミハイル・ゴルバチョフに授与と発表(10/15)。冷戦終結プロセスを評価。 

かつて10月14日に起こった出来事

以下は「10月14日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1066年 — ヘイスティングズの戦い:ノルマン軍がイングランド軍を破り、征服が決定的に。 

1586年 — スコットランド女王メアリーの裁判がフォザリンゲイ城で開始(14–15日)。 

1806年 — イエナ・アウエルシュタットの戦い:ナポレオン軍がプロイセン軍を撃破。 

1890年 — ドワイト・D・アイゼンハワー誕生(第34代米大統領)。 

1912年 — セオドア・ルーズベルト銃撃事件(ミルウォーキー)。負傷しつつ演説を続行。 

1926年 — 『くまのプーさん』初版刊行(A・A・ミルン)。児童文学の古典が誕生。 

1933年 — ドイツが国際連盟と世界軍縮会議からの脱退を発表。集団安全保障からの離脱を明確化。 

1962年 — キューバ危機の発端:米U-2偵察機がキューバのソ連核ミサイル基地建設を撮影。 

1964年 — マーティン・ルーサー・キング・Jr.へのノーベル平和賞授与が発表。 

1981年 — ホスニー・ムバーラクがエジプト大統領に就任(サダト暗殺の後を継ぐ)。 

かつて10月13日に起こった出来事

以下は「10月13日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

54年 — ローマ皇帝クラウディウスが死去。義子のネロが帝位を継承。 

1307年 — フランス王フィリップ4世がテンプル騎士団の一斉逮捕を実施(いわゆる“金曜13日”の由来の一つ)。 

1917年 — ポルトガル・ファティマで**「太陽の奇跡」**が群衆の前で報告され、のちに教会が崇敬を認可。 

1923年 — トルコ大国民議会がアンカラを首都とする単独条項法を可決(共和国樹立直前の重要決定)。 

1943年 — イタリア王国がドイツに宣戦布告し、連合国側の共同交戦国と認められる。 

1972年 — ウルグアイ空軍機571便がアンデスに墜落。過酷な生存の記録は後世の記憶文化にも大きな影響。 

1977年 — ルフトハンザ181便ハイジャック事件が発生(“ドイツの秋”の一幕)。PFLP系武装集団が10/13に占拠。 

2010年 — チリ・アタカマ砂漠のサンホセ鉱山で、33人の鉱夫救出作戦が開始・成功(10/13〔現地〕~)。世界が注目した危機対応の象徴例。 

2016年 — ノーベル文学賞がボブ・ディランに授与と発表(「アメリカ歌曲伝統に新たな詩的表現を創造」)。 

2016年 — タイ国王プミポン・アドゥンヤデート(ラーマ9世)崩御。政府は1年の服喪を発表。 

かつて10月12日に起こった出来事

以下は「10月12日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1492年 — コロンブスがバハマのグアナハニ島(サン・サルバドル)に上陸。ヨーロッパとアメリカ大陸の恒常的接触の起点に。 

1810年 — 最初のオクトーバーフェスト(バイエルン皇太子ルートヴィヒとテレーゼ王女の結婚祝賀)が始まる。

 

1822年 — ペドロ1世がブラジル皇帝として推戴(アクラマソン)。ブラジル帝政が発足。 

1870年 — ロバート・E・リーがバージニア州レキシントンで死去。アメリカ南北戦争と記憶政治を考えるうえでの節目。 

1915年 — 看護師エディス・キャヴェルがブリュッセルで処刑。第一次大戦期の人道・国際世論に大きな衝撃。 

1960年 — フルシチョフの「靴打ち」騒動が国連総会で発生(10月12日の本会議)。冷戦下の外交劇の象徴的出来事。 

1968年 — 赤道ギニアがスペインから独立。同国の独立記念日。 

1968年 — メキシコシティ五輪が開会(~10/27)。初めてラテンアメリカで行われたオリンピック。 

1984年 — ブライトン・ホテル爆破事件(IRAが英保守党大会を標的)。テロと民主政治をめぐる記憶に深い痕跡。 

2002年 — バリ島同時爆破事件(クタの歓楽街)。200名超が犠牲となり、地域と国際社会に大きな影響。 

かつて10月11日に起こった出来事

以下は「10月11日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・人権・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1138年 — シリアでアレッポ地震。史上最悪級の被害をもたらした地震の一つとされる。 

1521年 — 教皇レオ10世がイングランド王ヘンリー8世に「信仰の擁護者(Fidei Defensor)」の称号を授与。 

1531年 — カッペルの戦いでツヴィングリが戦死。スイス宗教改革史の大きな転回点。 

1890年 — **アメリカ独立革命の娘たち(DAR)**が創設(ワシントンD.C.)。記念・保存運動と女性結社史で重要。 

1899年 — 第二次ボーア戦争が開戦。英帝国とボーア共和国の戦争は1902年まで続く。 

1906年 — サンフランシスコ教育委員会が日本人学童の隔離就学を決定(のち連邦政府介入で撤回)。日米関係と人種隔離政策を象徴。 

1962年 — 第2バチカン公会議が開会(教皇ヨハネ23世)。現代カトリックの教会改革を本格化。 

1975年 — テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』が初回放送(司会ジョージ・カーリン)。米国ポピュラー文化の画期。 

1986年 — レーガン=ゴルバチョフのレイキャヴィク首脳会談が開始(~12日)。のちのINF全廃条約につながる重要局面。 

1988年 — 米国で**「ナショナル・カミングアウト・デー」**が初めて実施(以後10/11に毎年)。LGBTQ+の可視化と権利運動に大きな意味。 

かつて10月10日に起こった出来事

以下は「10月10日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・宗教・文化・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

732年 — トゥール(ポワティエ)の戦い。フランク軍(シャルル・マルテル)がウマイヤ朝軍を撃破し、西欧の勢力図に大きな影響。 

1868年 — キューバ独立運動の「ヤラの叫び」。カルロス・マヌエル・デ・セスペデスが蜂起し、十年戦争が開始。 

1911年 — 武昌起義が勃発し、辛亥革命の口火に(中華民国では「双十節」)。 

1920年 — ケルンテン住民投票(国境画定住民投票)。南部ケルンテンの多数がオーストリア残留を選択。 

1954年 — ハノイ解放。ジュネーヴ協定後、この日にベトミンがハノイの管轄を正式に引き継ぐ。 

1957年 — ウィンスケール原子炉火災(英国)。大気への放射性物質放出を伴う重大事故。 

1963年 — 部分的核実験禁止条約(PTBT)発効。大気圏・宇宙空間・水中での核実験を禁止。 

1964年 — 東京オリンピック開会式(日本で初の五輪、アジア初の夏季大会)。 

1967年 — 宇宙条約(外空条約)発効。宇宙の平和利用など国際宇宙法の基本枠組みを確立。 

1970年 — フィジー独立(対英)。以後10月10日は独立記念日。 

かつて10月9日に起こった出来事

以下は「10月9日」に起こった人文学系(言語・教育・政治・宗教・社会運動・災害史など)の重要出来事10件(年代順)です。

1446年 — 朝鮮王朝で訓民正音(ハングル)を頒布。韓国ではこの日を「ハングルの日」として記念。 

1701年 — コネチカット植民地議会がコレジエイト・スクール(のちのイェール大学)の設立憲章を採択。日付は1701年10月9日。 

1820年 — 旧スペイン領グアヤキル(現エクアドル)が独立。以後のエクアドル独立運動の口火に。 

1934年 — ユーゴスラビア国王アレクサンダル1世がフランス・マルセイユで暗殺(仏外相バルトゥーも死亡)。欧州間外交に衝撃。 

1962年 — ウガンダがイギリスから独立。同国の独立記念日。 

1963年 — ヴァイヨント・ダム災害(伊):山体崩落による巨大波が下流域を破壊し多数の犠牲。災害と公共事業の記憶に大きな痕跡。 

1967年 — 革命家チェ・ゲバラがボリビアで処刑。20世紀思想・記憶政治の象徴的事件。 

1989年 — 東独ライプツィヒで約7万人の「月曜デモ」。冷戦末期の平和革命の転回点として記憶される。 

2006年 — 北朝鮮が初の核実験(豊渓里)。国際的な核不拡散体制に大きな影響。 

2012年 — パキスタンでマララ・ユスフザイが通学バスで銃撃され重傷。女子教育の権利をめぐる国際的議論を加速。 

※特定分野(例:宗教史中心/教育・言語中心/現代史限定/日本・アジア多め)に絞った10件リストにも組み替えできます。

かつて10月8日に起こった出来事

以下は「10月8日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・文化・メディアなど)の重要出来事10件(年代順)です。

451年 — カルケドン公会議が開会(~11/1)。キリストの二性一位を定式化し、古代教会史の大転回点に。 

1480年 — ウグラ河畔の対峙が始まる(~11/11)。ロシア史でしばしば「タタールのくびき」の終焉と位置づけられる出来事。 

1871年 — ペシュティゴ大火(ウィスコンシン)。米国史上最悪級の森林火災で多数が犠牲に。 

1871年 — シカゴ大火が発生(~10/10)。中心市街の大半が焼失し、都市再建と近代都市計画に大きな影響。 

1895年 — 朝鮮王妃・閔妃(明成皇后)暗殺(乙未事変)。東アジア国際関係と朝鮮近代史に決定的影響。 

1912年 — 第一次バルカン戦争が開戦:モンテネグロがオスマン帝国に宣戦(他の同盟国は17日に続く)。 

1921年 — ピッツバーグのKDKAが史上初の大学アメリカンフットボールの生ラジオ中継(WVU vs Pitt)。放送文化史の画期。 

1939年 — ドイツが西ポーランドを併合し、残余は「総督府」支配下に(ヒトラーの10/8付布告)。占領秩序の枠組みが確立。 

1962年 — アルジェリアの国連加盟が総会で承認(第1146回本会合)。独立直後の国際的地位を確立。 

1967年 — チェ・ゲバラがボリビア軍に拘束(翌9日に処刑)。20世紀の革命像・記憶政治の象徴的事件。 

かつて10月7日に起こった出来事

以下は「10月7日」に起こった人文学系(歴史・政治・法・宗教・思想・メディア)の主要出来事10件(年代順)です。

1571年 — レパントの海戦(神聖同盟 vs. オスマン帝国)。地中海世界の勢力均衡を変え、のちに同日がカトリックの「ロザリオの聖母」の記念日と位置づけられる。 

1763年 — **1763年王室布告(Royal Proclamation)**が発せられる。英領北米で先住民保護と入植境界を定め、のちのカナダ・米国史に大きな影響。 

1765年 — ニューヨークで**印紙法会議(Stamp Act Congress)**が開会(〜10/25)。「権利と不満の宣言」へつながり、独立運動の前史となる。 

1849年 — 作家エドガー・アラン・ポーがボルティモアで死去(享年40)。死因は不詳で、アメリカ文学史の謎として語り継がれる。 

1949年 — **ドイツ民主共和国(東ドイツ)**が樹立され、暫定人民議会が発足。冷戦下の二つのドイツ体制が本格化。 

1950年 — 中国人民解放軍がチベット東部でカム(昌都)作戦を開始(6〜7日に越境とされる)。のちの取り込みの転回点。 

1985年 — イタリア客船アキレ・ラウロ号がパレスチナ武装集団にハイジャックされる事件が発生。海賊行為・テロ対策・外交の難題を露呈。 

2001年 — 米大統領演説で、**アフガニスタンでの対テロ作戦(空爆開始)を発表。通称「OEF(不朽の自由作戦)」**の開幕。 

2006年 — ロシアの記者・人権擁護家アンナ・ポリトコフスカヤがモスクワで暗殺。表現の自由と法の支配をめぐる国際的議論を喚起。 

2023年 — ハマス主導のイスラエル攻撃が発生し、ガザ戦争が始まる。21世紀中東政治の重大局面。 

かつて10月6日に起こった出来事

10月6日に起きた、人文学(歴史・思想・宗教・芸術・社会など)に関わる主な出来事(年代順)です。

1536年 — 英訳聖書で知られる宗教改革者ウィリアム・ティンダルが、ブリュッセル近郊ヴィルヴォールデで異端として処刑(伝統的に10月6日とされる)。

1789年 — パリの「ヴェルサイユ行進」の翌日、群衆に迫られたルイ16世一家がヴェルサイユ宮殿を発ちパリへ移動。これにより宮殿は王室居所としての役割を終える。

1848年 — ウィーンで十月蜂起が勃発。革命派の市民・学生と皇帝派が衝突し、オーストリア帝国の反動化に道を開く。

1889年 — パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」開業。ベル・エポック文化の象徴となる。

1908年 — オーストリア=ハンガリー帝国がボスニア・ヘルツェゴビナ併合を発表(ボスニア危機)。欧州外交の緊張を高め、第一次世界大戦の遠因の一つに。

1927年 — 長編トーキーの嚆矢とされる映画『ジャズ・シンガー』がニューヨークで初公開。映画のサウンド時代が本格化。

1973年 — ヨム・キプール戦争が開戦。エジプト・シリアがイスラエルに奇襲攻撃を開始。

1976年 — タイ・バンコクのタマサート大学で学生弾圧事件(10月6日事件)。多数の死傷者を出し、同日クーデターへ。

1976年 — 北京で「四人組」が逮捕。文化大革命の終焉を画す転換点となる。

1981年 — エジプトのアンワル・サダト大統領がカイロの軍事パレード観閲中に暗殺される。

かつて10月5日に起こった出来事

以下は「10月5日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1789

パリの市場の女性たちがヴェルサイユ行進を敢行(5–6日)。国王一家をパリに移させ、革命の流れを大きく転換。 

1877

ネズ・パース族のチーフ・ジョゼフが降伏。「今より後、戦わない(I will fight no more forever)」の言葉で知られる。 

1910

リスボンでポルトガル共和国が宣言され王政が終焉(「5月革命」)。 

1936

イギリスで失業と貧困に抗議する**ジャロウ・クルセイド(大行進)**が開始(~10/31)。 

1962

英国ポップ文化の“ダブル初日”:ビートルズのデビュー・シングル「Love Me Do」発売/映画『007/ドクター・ノオ』がロンドンでワールド・プレミア。 

1968

北アイルランド・デリーで公民権デモがRUC(警察)の棍棒突撃で弾圧。多くの歴史家が「ザ・トラブルズの始まり」と位置づけ。 

1969

BBCで『空飛ぶモンティ・パイソン』第1話が放送開始。以後のTVコメディに強い影響。 

1970

カナダで十月危機が勃発:FLQが英外交官ジェームズ・クロスを5日に誘拐。政府は非常措置法(戦時措置法)発動へ。 

1988

チリ国民投票でピノチェト続投を**「NO」55.99%**が否決。民政移管への決定的転機。 

2017

『ニューヨーク・タイムズ』がハーヴェイ・ワインスタインの性的加害疑惑を暴露(10/5掲載)。#MeTooの世界的拡大に火をつける。 

ほかの切り口(例:文学・宗教史中心/日本・アジア限定/20世紀限定など)でも同日の出来事を組み替えます。必要ならお気軽にどうぞ。

かつて10月4日に起こった出来事

以下は「10月4日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1535年 — カヴァデール聖書が刊行され、英語で最初の完全な印刷版聖書となる。 

1582年 — 教皇グレゴリウス13世の改革により、一部のカトリック諸国でユリウス暦の木曜10月4日の翌日がグレゴリオ暦の金曜10月15日となる(10日間を調整)。 

1824年 — **メキシコ合衆国憲法(1824年憲法)**が公布され、連邦共和政が発足。 

1853年 — オスマン帝国がロシアに宣戦布告し、クリミア戦争が本格化する。 

1883年 — オリエント急行がパリを出発してコンスタンティノープル方面への初の正式運行を開始。長距離旅行文化を一変させる。 

1927年 — マウント・ラシュモアで実際の彫刻作業が開始。後年、4大統領の巨大彫像が完成する。 

1957年 — スプートニク1号が打ち上げられ、宇宙時代が幕を開ける。 

1965年 — パウロ6世(ローマ教皇)が国連総会で演説。教皇として初の米国(西半球)訪問。  1966年 — レソトが独立(旧バストランド)。 

1993年 — ロシア憲法危機でエリツィン大統領が議会庁舎(ホワイトハウス)砲撃を命令、武力鎮圧で対立が収束へ。 

かつて10月3日に起こった出来事

以下は「10月3日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文学・文化など)の主要出来事10件(年代順)です。

1226

聖フランチェスコ(アッシジのフランシス)死去(アッシジ)。フランシスコ会の創始者で、中世宗教運動に決定的影響。 

1283

ダヴィス(ダフィズ)・アプ・グリフィズがシュルーズベリーで処刑。ウェールズ最後の独立君主で、英国における「絞首・内臓抉り・四つ裂き」の著名事例。 

1849

エドガー・アラン・ポーがボルティモアの酒場前で錯乱状態で発見(のち10/7死去)。死の謎は今も議論に。 

1863

リンカーンが「感謝祭」制定の大統領宣言を発し、11月最終木曜を国民の祝日とする慣行の端緒に。 

1918

マックス・フォン・バーデンがドイツ帝国宰相に就任。翌4日にウィルソンへ休戦打診、立憲化改革を進める。 

1929

ユーゴスラビア王国に改称(従来は「セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国」)。王権強化と行政再編の一環。 

1932

イラクが国際連盟に加盟し独立(英委任統治終了)。中東の国際秩序における節目。 

1935

イタリアがエチオピアへ侵攻し、第二次伊エ戦争が勃発。対外侵略と国際連盟の無力を象徴。 

1990

ドイツ再統一が発効(「ドイツ統一の日」)。東独が連邦共和国へ編入され、ベルリンは再び首都に。 

1995

O・J・シンプソン事件の無罪評決。メディア・法・人種問題が交錯した“世紀の裁判”の帰結。 

かつて10月2日に起こった出来事

以下は「10月2日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・法・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1187年 — サラーフッディーンがエルサレムを奪回(第3回十字軍の直接的契機)。包囲は9/20〜10/2で、この日に降伏が成立。 

1552年 — イヴァン4世がカザン占領(ロシア—カザン戦争の決着)。ヴォルガ中流域の支配を転換させた節目。 

1869年 — マハトマ・ガンディー誕生(インド・ポールバンダル)。非暴力抵抗思想の源流を形づくった人物の誕生日。 

1941年 — ドイツ軍が対モスクワ総攻勢**「タイフーン作戦」開始**。独ソ戦の帰趨を左右する大攻勢の幕開け。 

1944年 — ワルシャワ蜂起が降伏で終結(蜂起は8/1開始、63日間で終息)。占領政策・市民抵抗の記憶を刻む事件。 

1950年 — チャールズ・M・シュルツの漫画**『ピーナッツ』が新聞連載を開始**(7紙でデビュー)。戦後大衆文化を代表する作品の出発点。 

1958年 — ギニアがフランスから独立。フランス共同体への参加を退けて完全独立を選択し、アフリカの脱植民地化に波及。 

1967年 — サーグッド・マーシャルが米連邦最高裁判事に就任。同裁史上初のアフリカ系アメリカ人判事。 

1968年 — メキシコ市でトラテロルコ虐殺(三文化広場)。五輪直前の学生運動を軍が弾圧し、多数が犠牲に。 

2016年 — コロンビアのFARC和平合意の是非を問う国民投票が実施され、僅差で否決(No 50.2%)。その後の修正合意・実施へ大きな教訓を残す。