かつて9月30日に起こった出来事

以下は「9月30日」に起こった人文学系(歴史・法・宗教・文化・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1399年 — ウェストミンスターでリチャード2世の退位が読み上げられ、ボリングブロークが王として推戴(のちヘンリー4世)。形式上の「廃位」は翌10/1だが、9/30が転換点。 

1791年 — モーツァルト《魔笛》がウィーンのフライハウス・テアター・アウフ・デア・ヴィーデンで初演。 

1888年 — ジャック・ザ・リッパーの「ダブル・イベント」:未明にエリザベス・ストライドとキャサリン・エドウズが相次いで殺害。 

1938年 — ミュンヘン協定に調印(独・英・仏・伊)。チェコスロヴァキアのズデーテン地方割譲を容認。 

1946年 — ニュルンベルク裁判の判決言い渡し開始(~10/1)。主要戦犯12名に死刑判決。 

1949年 — ベルリン空輸が公式に終了(封鎖は5月に解除済、備蓄確保のため空輸継続)。 

1962年 — オレ・ミス暴動(ミシシッピ大学統合)。9/30夜〜10/1未明にかけて発生、ジェームズ・メレディスの入学に連邦当局が介入。 

1965年 — インドネシア「9月30日運動」(G30S)。9/30夜〜10/1未明に将軍らが殺害され、のち大規模な反共粛清と体制転換へ。 

1966年 — ボツワナが独立(ベチュアナランド保護領から)。のち毎年9/30を独立記念日(Boipuso)として祝う。 

2005年 — デンマーク紙ユランズ・ポステンがムハンマド風刺画を掲載、表現の自由と宗教的尊厳をめぐる国際的論争の発端に。 

かつて9月29日に起こった出来事

以下は「9月29日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・文化・科学技術史など)の重要出来事10件(年代順)です。

1364

オレーの戦い:ブルターニュ継承戦争の決着。シャルル・ド・ブロワが戦死し、モンフォール派の勝利で事実上終戦。 

1829

ロンドン首都警察(Met)が街頭巡回を開始。近代的・常勤の警察制度が実地に稼働し始める転機。 

1885

ブラックプール電気トラムが開業(初区間)。実用的電気路面電車の早期例として都市交通文化を刷新。 

1911

伊土戦争開戦:イタリアがオスマン帝国に宣戦し、トリポリタニア等をめぐる戦争が始まる。 

1918

サロニカ休戦:ブルガリアが連合国と講和(9/29署名、9/30正午発効)。第一次大戦の終結過程を早める。 

1938

ミュンヘン会談が開かれ、同日合意に到達(署名は30日未明)。チェコスロヴァキアのズデーテン地方割譲が決定。 

1941

バービン・ヤール(バビ・ヤール)大量虐殺が開始(29–30日)。キエフのユダヤ人33,771名が2日間で殺害されたと報告される。 

1954

CERN(欧州原子核研究機構)条約が発効。欧州共同研究の拠点として制度的に発足。 

1972

日中共同声明に調印。日本と中華人民共和国が国交正常化を実現。 

1988

スペースシャトル「ディスカバリー」(STS-26) が打ち上げられ、“Return to Flight” が実現(チャレンジャー事故後初の飛行)。 

かつて9月28日に起こった出来事

以下は「9月28日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・社会運動など)の重要出来事10件(年代順)です。

紀元前48年 — ローマの将軍ポンペイウス(ポンペイウス・マグヌス)がエジプト・ペルシウムで暗殺。ローマ内戦の帰趨を決める転機。 

1066年 — ノルマンディー公ウィリアム(のちの“征服王”)がイングランド南岸ペヴェンジーに上陸。ノルマン・コンクエストの幕開け。 

1781年 — ヨークタウン包囲戦が開始(~10/19)。米独立戦争の決定的勝利へ。 

1864年 — 第1インターナショナル(国際労働者協会)がロンドンで創設。近代労働運動の国際的結節点。 

1939年 — 独ソ境界友好条約(いわゆる独ソ国境画定条約)をモスクワで締結。ポーランド分割と東欧勢力圏を再確認。 

1958年 — フランスで第五共和政憲法の是非を問う国民投票。大統領権限を強化する新憲法が賛成多数で承認。 

1961年 — シリアで軍事クーデターが発生し、エジプトとの「アラブ連合共和国(UAR)」が解体。シリアは独立を回復。 

1978年 — ローマ教皇ヨハネ・パウロ1世が死去(在位33日)。現代カトリック史の大事件。 

1995年 — オスロII(イスラエル・PLO暫定合意)に署名(ワシントンD.C.)。ヨルダン川西岸の行政区分(A/B/C)などを規定。 

2000年 — イスラエル野党党首アリエル・シャロンの神殿の丘訪問を契機に第2次インティファーダが始まると広くみなされる(翌29日を発端とする見解もあり)。 

かつて9月27日に起こった出来事

以下は「9月27日」に起こった人文学系(歴史・宗教・言語・文化・政治など)の重要出来事10件(年代順)です。

1529

第一次ウィーン包囲が始まる(9/27–10/15)。オスマン帝国の欧州侵攻の節目。

1540

イエズス会を教皇パウルス3世が公認(勅書『Regimini militantis Ecclesiae』)。近世カトリック改革と教育・宣教史に決定的影響。

1821

メキシコ独立の「成就」:イトゥルビデ率いる「三保証軍」がメキシコシティへ凱旋入城。

1822

シャンポリオンがヒエログリフ解読を公表(アカデミーで「ダシエ宛書簡」を朗読)。エジプト学の出発点。

1825

ストックトン&ダーリントン鉄道が開業(蒸気機関車による世界初の本格的公衆鉄道)。交通文化を一変。

1939

ポーランド地下国家の母体「ポーランド勝利奉仕(SZP)」発足(ワルシャワ包囲末期)。占領下での国家継続の枠組み。

1940

三国同盟(独伊日)調印(ベルリン)。第二次大戦の枠組みを規定。

1962

レイチェル・カーソン『沈黙の春』刊行。環境運動・環境思想の転回点。

1964

ウォーレン委員会報告書が一般公開(JFK暗殺調査の最終報告)。

1996

タリバンがカブールを制圧し政権掌握(第1次イスラム首長国の成立)。人権・国際政治に長期影響。

※テーマ別(例:宗教史中心/言語学・考古学中心/日本・アジア限定)にも再編できます。必要なら希望を教えてください。

かつて9月26日に起こった出来事

以下は「9月26日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・芸術・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1580年 — フランシス・ドレークがプリマスに帰還し、世界周航を達成。イングランド海運・帝国拡張の象徴的事件。 

1687年 — ヴェネツィア軍の砲撃がアテネのパルテノン神殿(火薬庫化していた)に命中し大爆発、著しい破壊を受ける。古代遺産保全史に残る惨事。 

1789年 — ジョージ・ワシントンがトマス・ジェファソンを合衆国初代国務長官に任命。新政府の制度設計における節目。 

1815年 — ロシア・オーストリア・プロイセンが「神聖同盟」に調印(パリ)。ウィーン体制の一柱として欧州秩序を形成。

  1907年 — ニュージーランドが英帝国の「ドミニオン」となる(Dominion Day)。自治拡大と主権の発展段階を画す。 

1957年 — ミュージカル『ウエスト・サイド物語』がブロードウェイ(ウィンター・ガーデン劇場)で初日。アメリカ演劇・舞踊史の金字塔。 

1960年 — 米大統領選でケネディ対ニクソンのテレビ史上初の候補者討論が放送。政治コミュニケーションの様式を一変。 

1962年 — 北イエメンでクーデター(いわゆる「9月26日革命」)。イエメン・アラブ共和国樹立へ、長期の内戦の出発点。 

1969年 — ザ・ビートルズのアルバム『Abbey Road』が英で発売。ロック史・レコード文化の象徴的作品。 

1983年 — ソ連の早期警戒衛星が米ICBM発射を誤探知。担当将校スタニスラフ・ペトロフが誤警報と判断し、核報復の連鎖を回避したとされる。核抑止とリスク論の典型事例。 

かつて9月25日に起こった出来事

以下は「9月25日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1066

スタンフォード・ブリッジの戦い(ハロルド2世がノルウェー王ハーラル3世軍を撃破)。のちのヘイスティングズ直前の決戦で、英王軍を疲弊させたとされる。 

1237

ヨーク条約(イングランド王ヘンリー3世とスコットランド王アレグザンダー2世が調印)。英・蘇の国境線を実質的に確定。 

1513

バルボアが“南海”(太平洋)を初見。史料により9/25または9/27と揺れるが、この日付が広く挙げられる。 

1555

アウクスブルクの和議が成立。「領主の宗教がその地の宗教」(Cuius regio, eius religio)原則を明文化し、帝国内のカトリックとルター派の共存の法的枠組みを整備。 

1690

『Publick Occurrences Both Forreign and Domestick』創刊(ボストン)。英領アメリカで最初の新聞として知られるが、初号のみで発禁に。 

1789

合衆国連邦議会が「権利章典」案(12条)を諸州に送付。のち10条が1791年に批准・発効。 

1944

マーケット・ガーデン作戦が終結局面(英第1空挺師団の撤収が24–25日に実施)。アルンヘムからの撤退で作戦は不成功に。 

1957

リトルロック・ナインが米陸軍第101空挺師団の護衛でセントラル高校へ登校。学校統合の執行を連邦政府が保証した象徴的瞬間。 

1981

サンドラ・デイ・オコナーが米連邦最高裁判事に就任(着席)。同裁史上初の女性判事。 

2011

サウジアラビアで女性の参政権拡大が発表(国王アブドゥッラーが将来の地方選での投票・立候補、諮問評議会参加を表明)。 

※バルボアの太平洋「初見」日は、9月25日と27日の両説が学術・事典系資料に併記されています。 

かつて9月24日に起こった出来事

以下は「9月24日」に起こった人文学系(歴史・宗教・法・文化・メディア等)の主要出来事10件(年代順)です。

768年 — フランク王国の王ピピン3世(ピピン短躯王)がサン=ドニで死去。王位は子のカール(シャルルマーニュ)とカルロマンが共同継承。 

1789年 — 米国で**司法権法(Judiciary Act)**に署名。最高裁・巡回裁判所・地区裁判所の三層構造や連邦執行体制(米連邦保安官など)の枠組みが整う。 

1890年 — **LDS教会の「1890年宣言(公式宣言1)」**がこの日付で示され、今後の複婚(多妻)をやめる方針が表明される(10/6の総大会で受諾)。 

1906年 — セオドア・ルーズベルト大統領がデビルズ・タワーを合衆国初の国定記念物に指定(Antiquities Actに基づく)。 

1932年 — プーナ協定がインド・プネーで成立(英政庁の「不可触

民」別選挙案に代えて、立法議会での保留議席拡大などを合意)。 

1957年 — リトルロック危機でアイゼンハワー米大統領が第101空挺師団の派遣とアーカンソー州兵の連邦化を発令(行政命令10730)。学校統合の執行を連邦政府が保障。 

1968年 — CBSのテレビ報道番組**『60 Minutes』**が初放送。TVニュース・マガジン型報道の草分けとなる。 

1973年 — ギニアビサウが独立を宣言(マディナ・ド・ボエ)。のち1974年にポルトガルが承認。 

1996年 — 包括的核実験禁止条約(CTBT)がニューヨークの国連で署名開放。多数国が署名し、核実験禁止の国際規範を強化。 

2019年 — 米下院のナンシー・ペロシ議長がトランプ大統領に対する弾劾調査の開始を正式表明。現代アメリカ政治史の転回点。 

他の切り口(例:文学史中心/宗教史多め/日本・アジア限定)でも同日の出来事を組み替えできます。ご希望があればどうぞ。

かつて9月23日に起こった出来事

以下は「9月23日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・教育・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

紀元前63年

ガイウス・オクタウィウス(のちの初代ローマ皇帝アウグストゥス)誕生。ローマ帝政の出発点を担う人物の誕生日。 

1122年

ヴォルムス協約が成立し、叙任権闘争が終結。教皇と皇帝の妥協として中世の政教関係を画する。 

1459年

ブロア・ヒースの戦い(薔薇戦争):ヨーク派が勝利。内乱の帰趨に影響。 

1642年

ハーバード・カレッジが初の学位授与式(Commencement)を挙行(旧暦9/23=新暦10/3)。北米初の大学卒業式として教育文化史上の画期。 

1779年

フランボロー岬沖海戦:ジョン・ポール・ジョーンズが英艦隊と交戦(名言「I have not yet begun to fight!」で知られる)。 

1806年

ルイス=クラーク探検隊がセントルイスに帰還。北米西部の地理・民族誌・博物学記録が本国にもたらされる。 

1889年

任天堂(京都)が花札製造業として創業。のちの世界的ゲーム文化の源流。 

1939年

ジークムント・フロイト死去(ロンドン)。精神分析の創始者として20世紀思想・文学批評に巨大な影響。 

1943年

イタリア社会共和国(サロ共和国)成立を宣言。ムッソリーニ主導の独伊占領下傀儡政権。 

1952年

**ニクソンの「チェッカーズ演説」**がテレビ放送。政治コミュニケーション史・メディアと世論の関係を示す転機。 

かつて9月22日に起こった出来事

以下は「9月22日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・芸術・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1692

セイラム魔女裁判の最後の処刑(8名が絞首刑)。同年の集団ヒステリーと司法の過誤を象徴する出来事。 

1792

フランス第一共和政の出発点/共和暦の紀元日(1ヴァンデミエール元年)。王政は前日の9/21に廃止され、9/22が共和暦の元日として後に遡及決定。 

1862

リンカーンが予備奴隷解放宣言を公布(1/1から反乱州の奴隷解放を通告)。南北戦争と市民的自由の転回点。 

1869

ワーグナー《ラインの黄金(Das Rheingold)》がミュンヘンで初演。〈ニーベルングの指環〉サイクルの端緒。 

1908

ブルガリア独立宣言(タルノヴォでフェルディナンド1世が布告)。オスマン帝国からの独立が確定。 

1960

マリ共和国の独立記念日(マリ連邦解体後、共和国として独立を宣言)。 

1980

イラン・イラク戦争が勃発(イラクがイランに侵攻)。20世紀後半の中東秩序に長期影響。 

1985

プラザ合意がニューヨークのプラザホテルで調印。主要5か国が協調介入でドル高是正へ。 

1991

ハンティントン図書館が死海文書の写真複製を全面公開と発表。長年のアクセス制限を打破し研究の転機に。 

1994

テレビドラマ**『フレンズ(Friends)』がNBCで放送開始**。ポピュラー文化とTVコメディの代表作に。 

かつて9月21日に起こった出来事

以下は「9月21日」に起こった人文学系(歴史・宗教・文学・文化・政治など)の主要出来事10件(年代順)です。

紀元前19年

ローマ詩人ウェルギリウスがブリンディシウムで死去。未完の叙事詩『アエネーイス』は遺言に反して刊行され、後世の古典規範となる。 

454年

西ローマの将軍フラウィウス・アエティウスが暗殺される(皇帝ウァレンティニアヌス3世の宮廷)。西帝国末期政治の転回点。 

1792年

フランス国民公会が王政廃止を宣言。第一共和政の出発点。 

1823年

モルモン教の創始者ジョセフ・スミスが9月21日夜に天使モロナイの訪れを受けたと述べる(22日に丘へ)。宗教運動成立神話の核心。 

1897年

ニューヨーク紙『ザ・サン』が社説「Yes, Virginia, there is a Santa Claus」を掲載。米ジャーナリズム史上もっとも再録された社説の一つ。 

1937年

J・R・R・トールキン『ホビットの冒険』初版刊行(アレン&アンウィン)。近現代ファンタジー文学の基礎を築く。 

1964年

マルタ独立(対英)。地中海の小国が主権国家として出発。 

1972年

フィリピンのフェルディナンド・マルコスが**戒厳令布告(プロクレイメーション1081)**に署名(公表は9/23)。以後、長期の権威主義体制へ。 

1981年

ベリーズ独立(対英)。カリブ・中米における脱植民地化の一里塚。 

1991年

アルメニア独立住民投票実施(賛成99.5%)。ソ連末期の民族自決の波を象徴。 

かつて9月20日に起こった出来事

以下は「9月20日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化・社会運動など)の重要出来事10件(年代順)です。

1519

マゼラン遠征隊がサンルーカル・デ・バラメーダから出航—人類初の世界周航へ向けて出発。 

1697

九年戦争を終結させるリスウィック条約の最初の諸条約がリスウィックで調印(同年10月まで複数条約が続く)。 

1792

ヴァルミーの戦いでフランス軍がプロイセン軍を撃退—革命政権の存続を決定づける勝利。 

1792

フランスの国民公会が初めて招集—翌21日に王政廃止を宣言し共和政へ。 

1854

クリミア戦争の「アルマ川の戦い」—英仏軍がロシア軍に勝利しセヴァストポリ攻略へ弾み。 

1870

「ローマ占領(ポルタ・ピアの破砕)」—イタリア王国軍がローマを編入し、事実上のイタリア統一が完成。 

1932

ガンディーが「不可触民」分離選挙に抗議する絶食を開始(のち24日にプーナ協定)。 

1946

第1回カンヌ国際映画祭が開幕(〜10/5)—戦後の国際映画文化の象徴的イベントに。 

2011

米軍の同性愛者差別政策「DADT(聞かない・言わない)」が正式撤廃—LGBTQ+の権利拡大の画期。 

2019

世界各地で若者主導の「グローバル気候ストライキ」—国連気候サミット直前の9/20に最大規模の行動。 

他の切り口(例:文学史中心/宗教史多め/日本・アジア限定)でも同日の出来事を再編できます。希望があればどうぞ。

かつて9月19日に起こった出来事

以下は「9月19日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・宗教・考古学など)の重要出来事10件(年代順)です。

1356

百年戦争「ポワティエの戦い」—イングランド軍が勝利し、フランス王ジャン2世が捕虜に。 

1692

セイラム魔女裁判でジャイルズ・コーリーが“圧殺”(peine forte et dure)。集団ヒステリーと司法の誤謬を象徴。 

1777

アメリカ独立戦争「サラトガ第1会戦(フリーマンズ・ファーム)」—英軍と米軍が激突(同日の会戦)。 

1783

ヴェルサイユでモンゴルフィエ兄弟が“羊・鴨・雄鶏”を乗せた熱気球実験を実施—人類飛行への道を開く。

 

1796

ワシントン「告別の辞」がフィラデルフィアの紙面に掲載(American Daily Advertiser)。米国政治文化の基準文書。 

1881

米大統領ジェームズ・ガーフィールド死去(暗殺負傷の後遺症)。副大統領アーサーが継承。 

1893

ニュージーランドで女性参政権を認める選挙法が成立—世界で初めて「自治国レベル」で女性の国政選挙投票権を実現。 

1944

フィンランドとソ連・英国が「モスクワ休戦協定」に署名—継続戦争が終結。 

1991

アルプスで銅器時代の凍結ミイラ「エッツィ(アイスマン)」を発見—先史研究の画期。 

2006

タイで軍事クーデター—タクシン政権が崩壊し、以後の政治不安定化の分岐点に。 

かつて9月18日に起こった出来事

以下は「9月18日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・思想・法など)の重要出来事10件(年代順)です。

96

ローマ皇帝ドミティアヌスが暗殺される(フラウィウス朝の終焉へ)。 

324

クリュソポリスの戦い:コンスタンティヌスがリキニウスを破り帝国統合を決定づける。 

1709

サミュエル・ジョンソン誕生(現行暦9/18;英文学と辞書編纂の巨人)。 

1793

ジョージ・ワシントン、米連邦議会議事堂の礎石を据える(ワシントンD.C.最初の大規模式典)。 

1810

チリで「第一回統治会議」成立—独立運動の出発点として毎年9/18を祝う。 

1851

新聞「New-York Daily Times」(のちの『ニューヨーク・タイムズ』)が創刊。 

1895

ブッカー・T・ワシントンが「アトランタ妥協」演説(人種関係と黒人教育をめぐる画期的スピーチ)。 

1931

満州事変(柳条湖事件)が勃発—日本の満州侵攻の口火となる。 

2014

スコットランド独立住民投票(反対55.3%/賛成44.7%)—英連合残留を選択。 

2020

米連邦最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグが死去(87歳)—法とジェンダー平等の象徴的存在。 

かつて9月17日に起こった出来事

以下は「9月17日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1630

ボストン命名(旧暦9/7=新暦9/17)。以後、9/17を「ボストンの誕生日」とする慣習も。 

1631

ブライテンフェルトの戦い(三十年戦争)。スウェーデン=ザクセン軍がティリー軍を撃破、プロテスタント側の大勝利。 

1787

アメリカ合衆国憲法に署名(フィラデルフィア)。米国の統治枠組みを定めた基本文書。 

1862

アンティータムの戦い(南北戦争)。「米史上最も犠牲者の多い一日」とされる激戦。 

1939

ソ連軍がポーランドへ侵攻(第二次大戦)。独ソによる分割占領の端緒。 

1944

マーケット・ガーデン作戦開始。連合軍がオランダへ大規模空挺・地上連携攻勢。 

1948

国連調停官フォルケ・ベルナドッテ暗殺(エルサレム)。中東和平調停に対する衝撃。 

1978

キャンプ・デーヴィッド合意に署名(サダト/ベギン/カーター)。翌年のエジプト=イスラエル平和条約へ。 

1980

ポーランド「連帯(Solidarność)」が全国組織として発足(各地の独立労組がこの日に合流)。 

2011

「ウォール街を占拠せよ」運動が開始(NY・ズコッティ公園)。不平等と金融資本を批判する抗議行動。 

かつて9月16日に起こった出来事

以下は「9月16日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

1620年 — メイフラワー号がプリマス(イングランド)を出帆(新暦9/16=旧暦9/6)。北米植民史・宗教移民史の象徴的出発点。 

1810年 — ミゲル・イダルゴが「ドローレスの叫び(Grito de Dolores)」を発し、メキシコ独立戦争が始動(独立記念日の由来)。 

1920年 — 「ウォール街爆破事件」発生(死者38)。資本主義都市の脆弱性と治安観をめぐる記憶に深い痕跡。 

1940年 — 米国で「選抜訓練・服務法(Selective Training and Service Act)」成立・署名。米史上初の平時徴兵制。 

1955年 — アルゼンチンで反ペロン軍が蜂起し「リベルタドーラ革命(9/16–23)」、ペロン政権崩壊へ。 

1963年 — マラヤ・サバ(北ボルネオ)・サラワク・シンガポールの合邦で「マレーシア」成立(のち1965年にシンガポール離脱)。 

1975年 — パプアニューギニアが独立(オーストラリアの主権解除)。毎年の独立記念日。 

1982年 — レバノンのサブラー・シャティーラ難民キャンプで虐殺(9/16–18)。内戦・人権史の痛ましい転回点。 

1987年 — オゾン層保護の「モントリオール議定書」採択(のち9/16は国連の国際オゾン層保護デーに)。 

1992年 — 英国の「ブラック・ウェンズデー」:ポンドがERMを離脱し通貨危機に。以後の金融政策と欧州統合論に長期的影響。 

かつて9月15日に起こった出来事

以下は「9月15日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・思想・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1821

中米5か国がスペインからの独立を宣言(グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ)。のちの中米連邦の出発点。 

1830

リバプール–マンチェスター鉄道が開業。世界初の本格的“都市間・定期旅客”鉄道として交通文化を一変。 

1835

ダーウィンがビーグル号でガラパゴス諸島に到着。生物誌・科学思想史に決定的影響。 

1890

作家アガサ・クリスティ誕生(イングランド・トーキー)。推理文学と大衆文化に巨大な足跡。 

1916

戦車が史上初めて実戦投入(ソンム会戦・フレール=クルスレットの戦い)。戦争技術とメディア表象を刷新。 

1935

ニュルンベルク法制定(「帝国市民法」「ドイツ人の血と名誉の保護法」)。法制度による人種差別の制度化。 

1940

「バトル・オブ・ブリテン・デー」。同日の大規模空戦でRAFが独空軍に打撃、英国の記憶文化を形成。 

1950

仁川上陸作戦が開始(朝鮮戦争)。上陸成功が戦局を転回。 

1963

バーミングハムの16丁目バプテスト教会爆破事件。4人の少女が犠牲となり、公民権運動の世論を促進。 

2008

リーマン・ブラザーズが連邦破産法11条を申請。世界金融危機の決定的局面に。 

かつて9月14日に起こった出来事

以下は「9月14日」に起こった人文学系(歴史・宗教・思想・芸術・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

335年(伝承起源)

聖十字架称賛(Exaltation of the Holy Cross)の祝日:前日(9/13)に聖墳墓教会が奉献され、翌14日に「真の十字架」を公に掲げて崇敬したことに由来。以後9/14に恒例化。 

1741年

ヘンデル《メサイア》完成(8/22開始→9/14に書き上げ)。作曲史・宗教音楽史の画期。 

1752年

英本国・北米植民地でグレゴリオ暦採用。9/2の翌日が9/14となり、暦法・年代学に大きな影響。 

1812年

ナポレオンがモスクワ入城。同夜から大火が発生し、露仏戦争の転機に。 

1814年

フランシス・スコット・キーが詩「Defence of Fort M’Henry」着想・執筆(夜明けの旗を見て)。のち米国歌「The Star-Spangled Banner」に。 

1847年

米軍がメキシコシティ占領(米墨戦争)。都市の“陥落日”として9/14が記憶される。 

1867年

マルクス『資本論』第1巻が初版刊行(9/14、ハンブルク:オットー・マイスナー)。社会思想史の基礎文献。 

1901年

米大統領ウィリアム・マッキンリー死去。副大統領セオドア・ルーズベルトが就任し最年少大統領に。 

1927年

モダンダンスの先駆イサドラ・ダンカン事故死(仏ニース)。舞踊史・大衆文化史に衝撃。 

1960年

OPEC(石油輸出国機構)設立(バグダッド会議、9/10–14)。資源と国際政治の新局面を画す。 

かつて9月13日に起こった出来事

以下は「9月13日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化等)の重要出来事10件(年代順)です。

335年 — エルサレムの聖墳墓教会が奉献(エンカイニア)。以後、9/13の奉献祭と9/14の十字架称賛の祝日が結びつく。 

1515年 — マリニャーノの戦い(13–14日):フランス王フランソワ1世がスイス同盟軍に勝利、ミラノ再獲得へ。伊戦争の転回点。 

1598年 — スペイン王フェリペ2世がエル・エスコリアルで死去。カトリック改革と「太陽の沈まぬ帝国」を象徴した治世の終わり。 

1759年 — アブラハム平原の戦い(ケベック):英軍が仏軍に勝利し、カナダの帰趨を大きく左右。 

1788年 — 連合会議(旧連邦議会)が合衆国憲法の施行手順を決定(選挙人選出を翌年1月第1水曜など、連邦政府はNYで3/4開始)。 

1814年 — ボルチモア防衛戦の一環として英艦隊がフォート・マクヘンリー砦を砲撃(13–14日)。この攻防が「星条旗」歌詞の契機に。  1847年 — チャプルテペックの戦い(米墨戦争):9/13に城塞が陥落。「ニーニョス・エロエス」伝承で国民記憶に。 

1923年 — スペインでプリモ・デ・リベラ将軍が軍事クーデターを敢行し独裁体制へ(9/13)。王政と議会政治の危機を画す。 

1940年 — ロンドン大空襲中、バッキンガム宮殿が爆撃を受ける(9/13)。王室の戦時イメージを形づくった出来事。 

1993年 — オスロ合意(パレスチナ暫定自治に関する原則宣言)がホワイトハウスで署名(9/13)。相互承認の枠組みを確立。 

かつて9月12日に起こった出来事

以下は「9月12日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・宗教・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1213

ムレの戦い(アルビジョワ十字軍)。アラゴン王ペドロ2世が戦死し、ラングドックはフランス王権の影響下へ。 

1683

ウィーン包囲戦が解かれ、同日の会戦で神聖同盟軍がオスマン軍を撃破(ウィーンの戦い)。欧州勢力図の転回点。 

1814

ノースポイントの戦い(ボルチモア防衛戦の一環)。英軍司令ロバート・ロスが戦死し、米側防衛に弾み。 

1940

フランスのラスコー洞窟が少年たちにより発見。先史美術研究の金字塔。 

1944

第二次ケベック会談(コード名OCTAGON)が開幕(〜16日)。対独占領や対日戦略など連合国戦略を協議。 

1962

ケネディがライス大学で「We choose to go to the Moon」演説。宇宙開発を国民的課題として位置づける歴史的スピーチ。 

1974

エチオピアでデルグがクーデターを敢行し、皇帝ハイレ・セラシエを退位させる。体制転換の起点。 

1977

反アパルトヘイト運動の指導者スティーヴ・ビコがプレトリアで死亡(拘束下)。国際的な人権世論を喚起。 

1980

トルコで軍事クーデター。議会停止・政党活動停止など、政治と市民社会に長期の影響。 

1990

「ドイツ最終規定条約」(2+4条約)にモスクワで調印。独再統一と完全主権回復の枠組みを確定。 

かつて9月11日に起こった出来事

以下は「9月11日」に起こった人文学系(歴史・政治・宗教・文化など)の重要出来事10件(年代順)です。

1297

スターリング橋の戦い:ウィリアム・ウォレスとアンドリュー・モレイ率いるスコットランド軍がイングランド軍を撃破。スコットランド独立戦争の転回点。 

1609

ヘンリー・ハドソンがアッパー・ニューヨーク湾に入り、翌日から“ハドソン川”の遡航を開始。大西洋岸の探検史・植民地史に影響。 

1789

アレクサンダー・ハミルトンが合衆国初代財務長官に就任(宣誓)。連邦財政と初期合衆国制度の礎。 

1814

プラッツバーグの戦い(=レイク・シャンプレーン海戦)が6〜11日にわたり行われ、米軍が勝利。米英戦争の講和条件に影響。 

1857

マウンテン・メドーズ虐殺:ユタ準州で移民隊約120名が殺害。米国西部史・宗教と暴力の研究上の重要事件。 

1893

シカゴ「万国宗教会議」でスワミ・ヴィヴェーカーナンダが初演説(“Sisters and Brothers of America,” 9/11)。宗教間対話史の画期。 

1906

南ア・ヨハネスブルグでガンディーが初の「サティヤーグラハ」大集会(帝国劇場)。非暴力抵抗運動の出発点。 

1941

米国防総省本庁舎「ペンタゴン」起工(グラウンドブレイキング)。近代国家の軍政・建築史を象徴。 

1973

チリ軍事クーデター:ピノチェトがアジェンデ政権を打倒。冷戦期ラテンアメリカの人権・政治文化に長期的影響。 

2001

米国同時多発テロ(9/11):4機がハイジャックされWTC・ペンタゴン等が攻撃、約2,977人が死亡。安全保障・記憶文化を大きく再編。 

※分野(文学/美術/宗教史中心など)や地域を指定いただければ、同日の出来事を絞り直して再編成できます。

かつて9月10日におこっ出来事

以下は「9月10日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・法・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

1547年 — ピンキー・クルーの戦い(スコットランド対イングランド)。ラフ・ウーイング期の決戦でイングランドが勝利。 

1721年 — ニスタット条約に調印(露・瑞)。大北方戦争が終結し、ロシアがバルト沿岸を獲得。 

1798年 — セント・ジョージズ・キーの海戦の最終戦(現ベリーズ)。9/10の勝利が同国の祝日として記念される。 

1813年 — エリー湖の海戦(米英戦争)。オリヴァー・H・ペリー指揮下の米艦隊が英艦隊に勝利し、五大湖の制海権を確立。 

1897年 — ラティマー虐殺(ペンシルベニア)。移民系炭鉱労働者のデモに保安官隊が発砲し多数死傷。 

1919年 — サン=ジェルマン条約に調印(対オーストリア講和)。中欧の国境再編と民族問題に長期的影響。 

1939年 — カナダがドイツに宣戦布告。英本国から独立した対外政策決定の象徴的事例。 

1967年 — ジブラルタル主権をめぐる住民投票(残留派が圧勝)。以後の自治・対西関係を規定。 

1977年 — フランスでハミダ・ジャンドゥビがギロチンで処刑。西欧での最後の斬首刑執行。 

2002年 — スイスが国連加盟(第190加盟国)。国連総会で承認・採択。 

かつて9月9日に起こった出来事

以下は「9月9日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・法・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

1087年 — ウィリアム1世(征服王)がルーアンで死去。ノルマン征服後の英仏関係と君主権の展開に大きな節目。 

1513年 — フロドンの戦い:イングランド軍がスコットランド軍を破り、ジェームズ4世が戦死。英蘇関係史の決定的転換点。 

1543年 — メアリー・スチュアートがスターリング城礼拝堂で戴冠(生後9か月)。スコットランド宗教改革期の政治文化を考える基礎事例。 

1739年 — サウスカロライナでストノ反乱(奴隷反乱)が勃発。植民地社会・人種秩序・法制度に長期的影響。  1776年 — 大陸会議が国号を「合衆植民地」から「アメリカ合衆国」に正式変更する決議を採択。 

1850年 — カリフォルニアが第31番目の州として合衆国に加盟(1850年妥協の一環)。西部拡大と奴隷制論争の文脈で重要。 

1948年 — 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が樹立を宣言(「建国節」)。冷戦下の体制形成と分断の固定化。  1971年 — ニューヨーク州アッティカ刑務所で受刑者蜂起が始まる(のち流血の鎮圧へ)。人権・刑務所改革史の象徴的事件。 

1993年 — イスラエルとPLOが「相互承認の書簡」を交換(9月9日付)。オスロ合意(9月13日)への前段となる画期。 

2015年 — エリザベス2世が英国史上最長在位の君主となる(ビクトリア女王の記録を更新)。同日ボーダーズ鉄道を公式開業。 

かつて9月8日に起こった出来事

以下は「9月8日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・宗教・国際関係など)の重要出来事10件(年代順)です。

出来事(要点)

1380年

クーリコヴォの戦い:モスクワ大公ドミトリー・ドンスコイがママイ軍を破る。ロシア史・アイデンティティ形成の転回点。 

1504年

ミケランジェロ《ダヴィデ》像がフィレンツェで公開(シニョーリア広場)。近代以前の市民的象徴表象として重要。 

1522年

マゼラン=エルカーノ遠征の生還船〈ヴィクトリア〉がセビリア到着—人類初の世界周航が完了(※9/6にサンルーカル着後)。 

1565年

サン・アウグスティン(現フロリダ州)がメネンデスにより創建—北米で最古の常住欧州系都市。 

1664年

ニューアムステルダムが英軍に降伏し「ニューヨーク」に改称。大西洋世界・都市史の画期。 

1941年

レニングラード包囲戦が開始(~1944年)。戦時都市と民衆生活・記憶文化の象徴的事例。 

1951年

サンフランシスコ講和条約に調印—対日講和と戦後秩序の再編を確定。 

1967年~

毎年9/8はユネスコ「国際識字デー」—識字の人権性・社会的包摂を喚起(1966年に宣言、翌年から実施)。 

1978年

イラン「ブラック・フライデー」:テヘラン・ジャーレ広場でデモに発砲、多数の死傷—イラン革命の帰趨を決定づける事件。 

2022年

英女王エリザベス2世が死去(バルモラル城)。王位継承と記憶文化に大きな影響。 

かつて9月7日に起こった出来事

以下は「9月7日」に起こった人文学系(歴史・政治・文化・宗教・メディア等)の重要出来事10件(年代順)です。

1191

第三回十字軍のアルスーフの戦い。リチャード1世がサラーフッディーン軍を破る。 

1533

エリザベス1世誕生(グリニッジ宮)。のちのテューダー朝最後の君主。 

1812

ボロジノの戦い(露仏戦争)。※ロシア旧暦8/26=新暦9/7。 

1822

ブラジル独立宣言(イピランガの叫び)。毎年「Sete de Setembro」として記念。 

1901

北京で「辛丑条約(義和団議定書)」に調印、義和団事件終結を国際的に確定。 

1940

ドイツ軍のロンドン大空襲「ザ・ブリッツ」開始(“Black Saturday”)。 

1949

ドイツ連邦議会(Bundestag)がボンで初の本会議を開催。西ドイツの議会制が本格稼働。 

1968

米・大西洋市でミス・アメリカ反対デモ(“Freedom Trash Can”など)。第二波フェミニズムの象徴的行動。 

1977

トリーホス=カーター条約に調印。パナマ運河の主権移譲(1999年完了)を規定。 

2013

国際オリンピック委員会が2020年夏季大会の開催地を「東京」に決定(ブエノスアイレス)。 

かつて9月6日に起こった出来事

以下は「9月6日」に起こった人文学系の重要出来事10件(年代順)です。

1522年

マゼラン隊の生還船ビクトリア号がサンルーカル・デ・バラメーダに到着し、世界初の一周航海が完了。指揮はフアン・セバスティアン・エルカーノ。 

1620年

メイフラワー号がイングランドを出帆(旧暦〈ユリウス暦〉9月6日=新暦9月16日)。清教徒移民の出発として記憶される。 

1901年

米大統領ウィリアム・マッキンリーがバッファローの汎米博会場で狙撃され重傷(のち14日に死去)。無政府主義・政治暴力史の節目。 

1952年

カナダ初のテレビ局CBFT(モントリオール)が開局。放送文化史の画期。 

1965年

印パ戦争:インド軍が国境を越え攻勢開始。パキスタンでは毎年9/6を「国防の日」として顕彰。 

1966年

南ア首相ヘンドリック・フェルヴォールトが国会で刺殺。アパルトヘイト体制の転回点。 

1968年

スワジランド(現エスワティニ)が英国から独立。 

1970年

PFLPによる「ドーソンズ・フィールド」航空機同時ハイジャックが開始(〜13日)。メディアとテロの関係史で重要。 

1991年

ソ連国家評議会がエストニア・ラトビア・リトアニアの独立を承認(バルト三国の主権回復)。 

2018年

インド最高裁が刑法377条を違憲とし、合意ある同性間性行為を非犯罪化(Navtej Singh Johar事件)。人権・LGBTQ+史の画期。 

※メイフラワーの「9月6日」は当時のイングランドの旧暦(ユリウス暦)表記です(現行グレゴリオ暦では9月16日)。 

かつて9月5日に起こった出来事

9月5日に起こった、人文学(歴史・政治思想・宗教・文化・労働・外交など)に関わる主な出来事10件です。

1638年 — ルイ14世がサン=ジェルマン=アン=レーで誕生。絶対王政とフランス宮廷文化の象徴となる。 

1661年 — ルイ14世の命で財務総監ニコラ・フーケがナントでダルタニャンにより逮捕。王権強化の転機として知られる。 

1774年 — フィラデルフィアで第1回大陸会議が開会。英植民地の権利擁護から独立運動へと政治過程が本格化する。 

1793年 — 仏革命期、「恐怖政治(Terror)」が“命令の日課”と宣言され、体制防衛の名の下に大規模な弾圧が始動。 

1882年 — ニューヨークで米国初のレイバー・デー(労働祭)パレード。近代労働運動と祝日の定着の嚆矢。 

1905年 — ポーツマス条約が調印され日露戦争が終結。東アジア国際秩序と日本の地位に大きな転機。 

1914年 — 第一次マルヌ会戦が始まる(5–12日)。独軍の進撃が阻まれ、西部戦線は塹壕戦の膠着へ。 

1915年 — 反戦社会主義者のツィンメルヴァルト会議が開幕(5–8日)。第2インターナショナル崩壊後の国際社会主義運動に影響。  1918年 — ソビエト政権が「赤色テロ」法令を公布。国家的弾圧政策の制度化が進む。 

1972年 — ミュンヘン五輪のイスラエル選手団襲撃事件(ミュンヘン事件)。スポーツ・テロ対策と国際世論に長期的影響。 

※上記はいずれも「9月5日」に起きた(またはこの日を含む会期・会戦が始まった)出来事です。

かつて9月4日に起こった出来事

以下は「9月4日」に起こった人文学系の重要出来事10件(年代順)です。

476年

西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスが廃位(一般に「西ローマ帝国の終焉」とされる画期)。 

1781年

ロサンゼルス創建(El Pueblo de Nuestra Señora la Reina de los Ángeles)。植民都市史・多文化史の重要事例。 

1870年

パリで第三共和政が宣言され、第二帝政が崩壊。近代フランス政治文化の大転換点。 

1886年

アパッチの指導者ジェロニモがスケルトン・キャニオンで降伏。アメリカ先住民史・西部史の節目。 

1888年

ジョージ・イーストマンが小型ロールフィルムカメラの米国特許(No.388,850)を取得し、「Kodak」を商標登録。写真文化の大衆化が加速。 

1951年

トルーマン大統領のサンフランシスコ講和会議開会演説が、米史上初の大陸横断テレビ中継に。メディア史の画期。 

1957年

「リトルロック・ナイン」がセントラル高校への登校を試み、州兵に阻止される。米公民権運動の象徴的事件。 

1970年

チリ大統領選でサルバドール・アジェンデが最多得票(のち議会で承認)。冷戦下ラテンアメリカ政治の重要転回。 

1989年

ライプツィヒで「月曜デモ」開始。東独の平和革命・市民運動が全国化する起点に。 

2016年

マザー・テレサがローマで列聖(カルカッタの聖テレサ)。宗教実践と福祉・倫理の現代的意義をめぐる論点。 

他の観点(文学・美術・宗教史などのサブ分野限定、地域限定など)で10件に組み替えることもできます。どう絞りますか?

かつて9月3日に起こった出来事

以下は「9月3日」に起こった人文学系の重要出来事10件(年代順)です。

紀元前36年

ナウロコスの海戦:アグリッパがセクストゥス・ポンペイウスを撃破し、ローマ内戦の帰趨に影響。 

1189年

リチャード1世がウェストミンスター寺院で戴冠。同日、ロンドンでユダヤ人への暴力が発生(のち各地へ拡大)。 

1651年

ウスターの戦い:イングランド内戦の事実上の最終決戦で議会軍が勝利。 

1783年

パリ条約締結:英米間で独立戦争終結を正式化。 

1791年

フランス1791年憲法が制定(立憲君主制を規定)。 

1838年

フレデリック・ダグラスが奴隷身分から脱出(のち自伝に「この日こそ自由の始まり」と回想)。 

1939年

英仏がドイツに宣戦布告(ポーランド侵攻を受けて)。第二次世界大戦の開戦局面。 

1944年

アンネ・フランクらが最終列車でヴェステルボルク収容所からアウシュヴィッツへ移送。 

1953年

欧州人権条約(ECHR)が発効。戦後ヨーロッパの人権保障体制の基盤に。 

1971年

カタールが独立(英国保護関係の終了に伴う)。 

他の観点(例:文学限定/美術限定/宗教史中心など)でも9月3日を再編できます。どの分野寄りで見直しますか?

かつて9月2日に起こった出来事

以下は「9月2日」に起こった人文学系の出来事10件です(年代順)。

紀元前31年

アクティウムの海戦:オクタウィアヌスがアントニウスとクレオパトラを破り、ローマ世界の主導権を確立。古代史・権力移行史の転回点。 

1666年

ロンドン大火が未明に発生(プディング・レーンのパン屋)。都市史・防災史・記録文学(ペピス日記)に大きな影響。 

1752年

英本国と北米植民地でグレゴリオ暦へ変更。「9月2日の翌日が9月14日」に。年代学・文書史料読解の基礎知識。 

1792年

フランス革命「九月虐殺」開始(~6日)。群衆行動・革命文化とメディア言説を考える重要事件。 

1885年

米ワイオミング準州ロックスプリングズ虐殺:中国系鉱夫が襲撃され少なくとも28名死亡。移民史・人種関係史の痛点。 

1898年

オムダーマンの戦い(英埃軍がマフディー軍を撃破)。帝国主義史・報道と戦記文学(例:チャーチル)研究の鍵。 

1910年

画家アンリ・ルソー死去。ナイーヴ・アート/近代美術に大きな足跡を残す。 

1945年

日本が降伏文書に署名(東京湾ミズーリ号)。第2次大戦終結と戦後国際秩序・記憶文化の起点。 

1945年

ホー・チ・ミンがハノイでベトナム独立を宣言。脱植民地化と民族自決の象徴的瞬間。 

1973年

J・R・R・トールキン死去。20世紀の英文学・ファンタジー研究の巨柱。 

他の観点(例:文学限定や美術限定など)で10件に絞り直すこともできます。どの分野寄りに並べ替えますか?

かつて9月1日に起こった出来事

以下は 9 月 1 日 に起こった、人文学(歴史・文学・文化・社会)に関わる重要な出来事を 10 件まとめたものです。

5509 BCE(伝承)

東方教会のビザンティン暦による「世界創造の日」。正教会文化圏での年代記の起点。

1715

ルイ14世死去 ― “太陽王”の72年に及ぶ治世が終わり、ヴェルサイユ宮廷文化が転換点を迎える。

1804

ドイツ作家・哲学者 ヨハン・カスパル・ラヴァーター死去 ― 『容貌学断章』で文学・思想・美術に影響。

1834

イギリスで奴隷制廃止法(1833年制定)が全面施行 ― 西インド諸島・アフリカ植民地で約80万人が解放。

1870

普仏戦争:セダンの戦い ― ナポレオン3世が捕虜となり、フランス第二帝政が崩壊。政治文化と文学に大きな影響。

1902

アメリカ作家 エドワード・カーペンター著『Towards Democracy』改訂版刊行 ― 性的少数者解放や社会思想に影響。

1914

第一次世界大戦・マルヌ会戦開始 ― “西部戦線”を決定づけ、戦争文学・芸術に深い影を落とす。

1939

ナチス・ドイツがポーランドに侵攻 ― 第二次世界大戦勃発。人文学的には記憶文化・戦争証言の出発点に。

1959

ソ連作家 ボリス・パステルナークがノーベル文学賞受賞辞退を余儀なくされる過程で『ドクトル・ジバゴ』が世界的注目。

1983

大韓航空機撃墜事件(KAL007便) ― 冷戦期の衝突が国際世論・文化作品に影響を与えた。

📌 この日の特色は

権力の転換(ルイ14世の死、セダンの戦い) 奴隷制廃止や解放思想(1834, 1902) 戦争勃発・世界秩序の変化(1914, 1939, 1983) 文学思想の節目(ラヴァーター、パステルナーク)