台北101

2004年に完成・開業した台北101について説明します。

建物の概要:

  • 高さ:509.2メートル(当時世界一の高さ)
  • 階数:地上101階、地下5階
  • 設計:C.Y.リー&パートナーズ
  • 総工費:約18億米ドル

特徴的な設計:

  • 伝統的な竹をモチーフにした外観デザイン
  • 中国の数字「8」をイメージした建築様式
  • 巨大な制振装置(660トンの振り子)を設置し、台風や地震に対応
  • エメラルドグリーンの反射ガラスを使用

主な施設:

  • オフィス
  • 高級ショッピングモール
  • 展望台(89階と91階)
  • 高級レストラン
  • 世界最速クラスのエレベーター(速度:秒速16.83メートル)

象徴的な意味:

  • 台湾の経済発展の象徴
  • アジアの金融センターとしての台北の地位を示す
  • 台湾の技術力と建築技術の高さを世界にアピール

台北101は、2010年にドバイのブルジュ・ハリファに世界一高いビルの座を譲るまで、世界一高いビルとして知られていました。現在も台湾のランドマークとして、多くの観光客を集めています。