4月10日の科学史(3件)
年
分野
出来事
1845年
天文学
海王星予測計算の進展(理論天文学の確立)
1962年
宇宙科学
大気圏外環境観測ロケット実験
2019年
観測天文学
ブラックホール初撮影公表
① 1845年|天文学
海王星予測計算(理論天文学の転換)
1845年前後、天文学者たちは
天王星の軌道のズレに気づきました。
原因は不明でした。
しかし科学者たちは考えます。
見えない惑星があるのではないか?
そこで
ニュートン力学
+
軌道計算
から未知の惑星の位置を計算しました。
ここが革命的
観測
↓
理論
ではなく
理論
↓
観測
になりました。
つまり
計算で天体を発見する
という新しい科学が生まれました。
科学史的意味
この方法は後に
海王星発見 ブラックホール予測 ダークマター研究 系外惑星
につながります。

② 1962年|宇宙科学
大気圏外環境観測ロケット
1960年代初頭、観測ロケットが多数打ち上げられました。
1962年4月10日前後の実験では
宇宙線 太陽放射 電離層 磁気圏
が観測されました。
何が新しかったか
それまで宇宙は
望遠鏡で見るもの
でした。
しかしここから
直接測る
へ変わります。
科学史的意味
この研究が
人工衛星 宇宙天気予報 GPS 通信衛星
の基礎になります。

③ 2019年|観測天文学
ブラックホール初撮影(EHT)
2019年4月10日、世界が驚きました。
ブラックホールの写真が初公開されたのです。
イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)により
銀河M87中心のブラックホールが撮影されました。
仕組み
世界中の電波望遠鏡を連結
地球サイズの望遠鏡を作る
干渉計技術です。
科学史的意味
これまでブラックホールは
理論
でした。
2019年から
観測
になりました。

まとめ
4月10日は
計算で惑星を予測(1845) 宇宙環境を直接測定(1962) ブラックホールを撮影(2019)
つまり
見えないものを
計算し
測定し
撮影した
科学の流れが並ぶ日です。