4月9日の科学史(3件)
年
分野
出来事
1860年
音響科学
最古の音声記録(フォノトグラフ記録)
1959年
宇宙科学
マーキュリー計画宇宙飛行士発表
1967年
航空宇宙工学
次世代ジェット機初飛行(計算設計時代)
① 1860年|音響科学
最古の音声記録(フォノトグラフ)
1860年4月9日頃、音の波形を記録する装置「フォノトグラフ」により、
人間の声が紙に記録されました。
これは録音ではありません。
音を「描いた」記録でした。
仕組みは単純です
音
↓
振動膜
↓
針が動く
↓
紙に線が刻まれる
つまり
音を「見る」技術です。
科学史的意味
この出来事により
音は
聞くもの
↓
測るもの
へ変わりました。
この流れが
電話 マイク 録音 音声解析
につながります。
一言で言うと
「声が物理現象になった日」
です。

② 1959年|宇宙科学
マーキュリー計画宇宙飛行士発表
1959年4月9日、アメリカは最初の宇宙飛行士7名を発表しました。
いわゆる「マーキュリー・セブン」です。
この発表は科学史上重要でした。
なぜなら
宇宙飛行が
理論
↓
人間の実験
になったからです。
科学的課題
当時わからなかったこと
無重力で人は生きられるか 宇宙で思考できるか 心拍数はどうなるか 方向感覚は保てるか
宇宙飛行士は
人間そのものの実験装置でした。
ここから始まった流れ
マーキュリー
↓
ジェミニ
↓
アポロ
↓
月着陸
つまり
人類宇宙飛行の出発点です。

③ 1967年|航空宇宙工学
次世代ジェット機初飛行(計算設計時代)
1967年4月9日、コンピュータ設計を用いた
新世代旅客機の初飛行が行われました。
この頃から航空機設計は
経験
↓
計算科学
へ移行します。
何が新しかったか
従来
風洞実験中心
新しい方法
コンピュータ計算
↓
空気流体解析
↓
設計最適化
科学史的意味
この転換は現在の
ロケット 人工衛星 ドローン 宇宙機
すべての設計につながります。

まとめ
4月9日は
音を測る科学(1860) 人間の宇宙科学(1959) 計算設計の科学(1967)
つまり
「観測 → 人間 → 計算」
という科学の進化が並ぶ日です。