1966年齢2月3日、ルナ9号は月面に制御着陸(soft landing)し、さらに月面画像を送信しました。ここで起きたのは「到達」ではなく、壊さずに“降り立つ”技術の成立です。
当時は月面が「深い粉塵で沈むのでは」という不安すらあり、軟着陸の成功は、月を“観測対象”から“踏める地面”へと変えていきました。

1994年2月3日|STS-60打ち上げ、宇宙開発が“協力の技術”に向かう
2月3日に打ち上げられたSTS-60は、シャトル・ミール計画の端緒として位置づけられ、ロシア宇宙飛行士セルゲイ・クリカリョフが米シャトル初搭乗となりました。
また、Wake Shield Facilityなどの実験も搭載され、宇宙を「到達競争」だけでなく、材料科学・微小重力研究の実験場として使い切ろうとする方向性も強く表れています。

1893年2月3日|ガストン・ジュリア誕生、見えない“反復”が形を持つ
2月3日生まれのガストン・ジュリアは、複素関数の反復から現れる境界の集合(ジュリア集合)をめぐる研究で、**複素力学(holomorphic dynamics)**の礎を築いた人物です。
のちにマンデルブロがこの系譜を可視化して「フラクタル」の言語へ広げ、数学が“抽象のまま”ではなく、目に見える形として世界に現れる回路を作りました。
