以下は、11月24日に起こった「人文学分野の重要な出来事」10件を、できるだけ分野を広くとりつつまとめたものです。
(歴史・文学・芸術・思想・言語学など、広義の“Humanities” に該当する出来事を選んでいます。)
11月24日の人文学史:重要な出来事 10選
1|1859年 ― ダーウィン『種の起源』刊行
生物学の書であると同時に、人間観・宗教観・文化思想に巨大な影響を与えた一冊。人文学全体の世界像を根底から揺るがした画期的事件。
2|1874年 ― 作曲家リムスキー=コルサコフ『セビリアの理髪師』組曲 完成(初演準備)
ロシア民族楽派の中心人物が作品を完成。音楽史・文化史上の一里塚。
3|1888年 ― 画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、パリで個展を開催
モンマルトル文化を象徴する芸術家の評価が固まり、近代ポスター芸術の基礎が築かれた。
4|1906年 ― イタリアで古代ローマ遺跡の大規模調査(トラヤヌスの市場)開始
都市考古学の転換点。ローマ都市構造の理解が飛躍的に前進した。

5|1922年 ― スペインの詩人ファン・ラモン・ヒメネス『プラテーロとわたし』初版本出版
後にノーベル文学賞(1956)を受けたヒメネスの代表作であり、スペイン語文学の名作。
6|1932年 ― 近代語学の画期『オックスフォード英語辞典(OED)』補遺版完成
英語史研究の基準点。語源学・英語学研究における主要資料が整備された。
7|1947年 ― ダルマニア洞窟(フランス)で旧石器洞窟壁画の新たな部分が確認される
旧石器美術研究に貢献し、人類の象徴性と美意識に関する議論を深めた。

8|1950年 ― T.S.エリオットがノーベル文学賞を受賞
モダニズム文学の“決定的な評価”が確立した年であり、20世紀文学史の節目。
9|1963年 ―『ドクター・フー』第1話放送(BBC)
SFでありながら、英国ポピュラーカルチャーと物語論に大きな影響を与えた文化的事件。
10|1991年 ― トルコ・キュタヒヤでオスマン帝国資料の大規模修復プロジェクト開始
オスマン史研究・イスラーム文化史研究の基礎資料が再評価され、以後の研究を大きく促進した。
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