以下は「10月22日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・教育・メディア・技術と社会)の重要出来事10件(年代順)です。
1746年 — プリンストン大学(当時:ニュージャージー・カレッジ)に設立憲章が与えられる(創立記念日として祝われる日)。
1797年 — アンドレ=ジャック・ガルヌランが世界初の実用的パラシュート降下(パリ)。空の文化・安全思想の黎明。
1844年 — 「大失望」(米ミラー派の再臨予告が外れる)。近代宗教運動史に大きな影響を残す事件。
1884年 — 国際子午線会議がグリニッジ子午線を採択(この日に諸決議を採択)。世界時・測地の標準化へ。
1907年 — パニック・オブ・1907:大手信託会社ナイカー・ボッカーがこの日に業務停止、恐慌が連鎖。金融制度改革の契機に。
1938年 — チェスター・カールソンが初の“ゼログラフィ(乾式複写)”を実現。オフィス文化と出版の常識を変える。

1953年 — フランコ=ラオ条約がパリで締結(10/22)。ラオスの完全独立(仏連合内の主権確立)へ。
1962年 — キューバ危機:ケネディ大統領がテレビ演説でソ連のミサイル配備を公表し、キューバ「検疫」を宣言。冷戦の臨界点。
1964年 — サルトルがノーベル文学賞を受賞(同日付)し辞退を表明。作家の社会的役割をめぐる象徴的出来事。
1978年 — ヨハネ・パウロ2世の教皇就任ミサ(サン・ピエトロ広場)。“恐れるなかれ”の説教で知られる。