以下は「10月15日」に起こった人文学系(歴史・宗教・政治・思想・文化・社会運動など)の重要出来事10件(年代順)です。
1582年 — グレゴリオ暦がイタリア・スペイン・ポーランド・ポルトガルなどで施行開始。ユリウス暦の木曜10月4日の翌日が、最初のグレゴリオ暦の金曜10月15日となった出来事。
1764年 — エドワード・ギボンがローマのカピトリーノの遺跡で『ローマ帝国衰亡史』執筆の着想を得たと回想(この日付の厳密性には異論もあり)。

1783年 — ピラトル・ド・ロジエがパリで係留気球により初の有人上昇に成功(のち11月21日に自由飛行)。
1815年 — ナポレオンが流刑地セントヘレナ島に到着(同16日に上陸、以後幽棲)。
1894年 — ドレフュス事件:仏砲兵大尉アルフレッド・ドレフュスが取り調べを受け、この日に逮捕・起訴の手続きが進む。
1917年 — マタ・ハリがパリ郊外ヴィンセンヌで銃殺刑。スパイ容疑とその後の記憶文化を象徴する事件。
1951年 — TVシットコム『アイ・ラブ・ルーシー』がCBSで放送開始。以後のテレビコメディの形式を定着させた金字塔。

1966年 — ブラックパンサー党がオークランドで結成(ヒューイ・P・ニュートン/ボビー・シール)。公民権運動後期の政治文化に大きな影響。
1969年 — 全米で**ベトナム反戦モラトリアム(Moratorium)**が実施。数百万人規模の平和的抗議行動が展開された。
1990年 — ノーベル平和賞がミハイル・ゴルバチョフに授与と発表(10/15)。冷戦終結プロセスを評価。