10月6日に起きた、人文学(歴史・思想・宗教・芸術・社会など)に関わる主な出来事(年代順)です。
1536年 — 英訳聖書で知られる宗教改革者ウィリアム・ティンダルが、ブリュッセル近郊ヴィルヴォールデで異端として処刑(伝統的に10月6日とされる)。
1789年 — パリの「ヴェルサイユ行進」の翌日、群衆に迫られたルイ16世一家がヴェルサイユ宮殿を発ちパリへ移動。これにより宮殿は王室居所としての役割を終える。
1848年 — ウィーンで十月蜂起が勃発。革命派の市民・学生と皇帝派が衝突し、オーストリア帝国の反動化に道を開く。

1889年 — パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」開業。ベル・エポック文化の象徴となる。

1908年 — オーストリア=ハンガリー帝国がボスニア・ヘルツェゴビナ併合を発表(ボスニア危機)。欧州外交の緊張を高め、第一次世界大戦の遠因の一つに。
1927年 — 長編トーキーの嚆矢とされる映画『ジャズ・シンガー』がニューヨークで初公開。映画のサウンド時代が本格化。

1973年 — ヨム・キプール戦争が開戦。エジプト・シリアがイスラエルに奇襲攻撃を開始。
1976年 — タイ・バンコクのタマサート大学で学生弾圧事件(10月6日事件)。多数の死傷者を出し、同日クーデターへ。
1976年 — 北京で「四人組」が逮捕。文化大革命の終焉を画す転換点となる。
1981年 — エジプトのアンワル・サダト大統領がカイロの軍事パレード観閲中に暗殺される。