1497
ヴァスコ・ダ・ガマがリスボンを出航し、ヨーロッパからインドへの初の直行航路開拓に乗り出す。大航海時代を象徴し、世界的な文化交流の扉を開いた。

1579
ロシア正教会の守護聖像「カザンの生神女」がカザン市で発見され、以後ロシア文化と民族意識の象徴となる。宗教美術史上の重要事件。

1663
イングランド王チャールズ2世がロードアイランド植民地に王立勅許状(Royal Charter)を下付し、信教の自由を明記。近代的宗教寛容の先駆け。
1741
ジョナサン・エドワーズがエンフィールドで名高い説教「怒れる神の手中の罪人」を説き、第一次大覚醒運動を推進。アメリカ宗教史と修辞学に大きな影響。
1776
フィラデルフィア独立記念館前でジョン・ニクソンがアメリカ独立宣言を初公開朗読し、自由の鐘が鳴る。共和主義と人権思想の象徴的瞬間。
1777
ヴァーモント共和国が憲法を採択し、北米で初めて奴隷制を全面禁止。後の廃奴運動の画期となる。
1853
ペリー提督率いる米艦隊が江戸湾に来航し通商を要求。日本の開国と近代化、東西文化接触の転換点となる。
1889
ビジネス紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』創刊。近代経済ジャーナリズムと金融情報流通の基盤を確立。
1947
ニューメキシコ州ロズウェルで「空飛ぶ円盤」墜落報道が流れ、UFO神話が誕生。現代民俗学とポピュラー文化研究の重要事例に。
2015
ドイツ・ボンのUNESCO世界遺産委員会が24件を新規登録して閉幕。世界規模での文化遺産保護と多文化共生への意識を強化。