人文学的意義を持つ主な出来事
1776
ペンシルベニア州フィラデルフィアで第2回大陸会議がアメリカ独立宣言を採択。近代的自由・人権思想を世界に広める契機となった。
1804
アメリカ・ロマン派の小説家 ナサニエル・ホーソーン(『緋文字』など)がマサチューセッツ州セーラムで誕生。

1826
“アメリカ音楽の父”と称される作曲家 スティーヴン・フォスター(「オー!スザンナ」ほか)がペンシルベニア州で誕生。フォーク/パーラーソングの古典を残す。
1845
思索家 ヘンリー・D・ソロー がウォールデン湖畔の自作小屋に移住し、後の著書『ウォールデン』に結実する自給自足実験を開始。
1855
ウォルト・ホイットマン が詩集『草の葉』初版(12篇・無署名)を自費出版。アメリカ自由詩の転機を画す。
1862
オックスフォードのテムズ川支流での“黄金の午後”──数学講師チャールズ・ドジソン(ルイス・キャロル)がリデル姉妹に即興で「不思議の国のアリス」の原話を語る。
1865
『不思議の国のアリス』 初版(ルイス・キャロル名義)が刊行され、児童文学とナンセンス文学の代表作となる。
1881
アラバマ州にタスキーギ師範学校(のちタスキーギ大学)が開校。ブッカー・T・ワシントン主導でアフリカ系米国人高等教育の礎を築く。
1966
情報公開法(FOIA) がリンドン・ジョンソン大統領の署名で成立。政府文書への市民アクセスを制度化し、透明性の原則を確立。
2015
ドイツ・ボン開催のUNESCO世界遺産委員会で、ブルゴーニュのクリマとシャンパーニュの葡萄畑が世界遺産登録。テロワール文化の価値が国際的に認証された。
これらは文学・思想・音楽・教育・文化遺産・法制度など、人文学の多様な領域で7月4日に起こった代表的な出来事です。