1880
カナダ国歌〈O Canada〉が初演──ケベック・シティでの聖ジャン・バティスト祝祭晩餐会で披露され、のちに国歌として定着。フランス語詞はRouthier、作曲はLavallée。
1916
メアリー・ピックフォードが映画界初の“100万ドル契約”に署名──週給1万ドル+興行歩合でズーカーと合意し、女性スターの経済的地位を飛躍的に引き上げた。

1949
TV西部劇『ホパロング・キャシディ』がNBCで放映開始──映画を再編集した30分番組で、テレビ史上初のネットワーク・ウエスタンとなり“カウボーイブーム”を牽引。
1968
ザ・ラスカルズ『Time Peace』発売──シングル14曲を収めた初のベスト盤がビルボードALBUM首位を獲得し、ブルーアイドソウルを全米に定着させた。
1974
ビーチ・ボーイズのヒット集『Endless Summer』リリース──サーフ期ナンバーを集めた2枚組が全米1位・300万枚超を記録し、70年代半ばの懐古サーフロック再評価の火付け役に。
1987
メル・ブルックス監督のSFパロディ映画『スペースボール』公開──『スター・ウォーズ』などを痛烈に茶化し、後年カルト的人気を獲得。
1994
ディズニー長編アニメ『ライオン・キング』が北米2,550館でワイド公開──開幕週末首位スタート、のちに世界9億6千万ドル超を稼ぎ“ディズニー・ルネサンス”を決定づけた。
2009
映画『トランスフォーマー/リベンジ』北米公開──初日だけで6,200万ドル超を叩き出し、2000年代後半のハリウッド超大作/IP路線を象徴。
2011
ピクサー続編『カーズ2』公開──シリーズを世界興収5億6千万ドル超に押し上げ、ライトイヤー社ネタなどスピンアウト商品で“ディズニー×車”マーケットを拡大。
2022
バズ・ラーマン監督の音楽伝記映画『エルヴィス』世界公開──オースティン・バトラーが“キング・オブ・ロックンロール”を熱演し、コロナ禍以降の音楽バイオピック再興を牽引。
6月24日は、国歌誕生から映画・テレビ・ロック・アニメまで、140年以上にわたるカルチャーの節目が折り重なっています。時系列で眺めると、メディアの進化とともに大衆の“楽しみ方”も常にアップデートされてきたことがわかりますね。