以下に、4月11日に関連する「文化・芸術・エンターテイメント分野」の主な出来事やトピックを10件挙げます。いずれも世界的に知名度のあるアーティストや作品にまつわるものを中心にまとめました。
1. 1961年(昭和36年)
ボブ・ディランがニューヨークの“Gerde’s Folk City”で初めて本格的なライブ出演を果たす。
その後、ディランはフォークからロックへと音楽スタイルを広げ、アメリカの音楽シーンを革新する存在となった。
2. 1970年(昭和45年)
ビートルズのシングル「Let It Be」が、アメリカのビルボード・Hot 100チャートで1位を獲得(4月11日付)。
同曲は同名アルバムと映画(ドキュメンタリー)も含め、ビートルズ晩年を象徴する作品となった。
3. 1983年(昭和58年)
ヘヴィメタル・バンド「メタリカ (Metallica)」から、ギタリストのデイヴ・ムステイン (Dave Mustaine) が正式に解雇される。
後にムステインは自ら「メガデス (Megadeth)」を結成し、スラッシュメタルの四天王の一角として大きな成功を収めることになる。
4. 1988年(昭和63年)
ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムにて第60回アカデミー賞が開催される(授賞式日が4月11日)。
作品賞は『ラストエンペラー』、主演女優賞をシェール(『月の輝く夜に』)、主演男優賞をマイケル・ダグラス(『ウォール街』)が獲得するなど、大きな注目を集めた。
5. 2021年(令和3年)
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、映画を対象とする第74回英国アカデミー賞 (BAFTA) の授賞式が開催される。
当日は新型コロナウイルス感染症対策のため制限付きで行われ、映画界にとっては異例の運営となった。
6. 1932年(昭和7年)生まれ
ミュージカル『キャバレー』(Cabaret) のマスター・オブ・セレモニー役で知られる俳優・歌手のジョエル・グレイ (Joel Grey) が誕生。
ブロードウェイや映画で活躍し、トニー賞やアカデミー賞などを受賞した。

7. 1935年(昭和10年)生まれ
ロックのスタンダードともいえる「ルイ・ルイ (Louie Louie)」の作曲者として知られるリチャード・ベリー (Richard Berry) が誕生。
同曲はカバーされ続け、多くのアーティストに影響を与えたロック史の定番曲となった。
8. 1958年(昭和33年)生まれ
スコットランド出身のロックバンド「ビッグ・カントリー (Big Country)」などで活躍したギタリスト/シンガーのスチュアート・アダムソン (Stuart Adamson) が誕生。
バンドは1980年代に特徴的な“バグパイプ風ギターサウンド”で人気を博した。
9. 1966年(昭和41年)生まれ
イギリスのシンガーソングライターリサ・スタンスフィールド (Lisa Stansfield) が誕生。
ソウルフルな歌声とダンス・ポップのスタイルで世界的にヒットを連発し、英国を代表する女性アーティストの一人となった。

10. 1987年(昭和62年)生まれ
イギリス出身のシンガーソングライタージョス・ストーン (Joss Stone) が誕生。
10代でデビューし、ブルージーかつソウルフルな歌唱力で高い評価を受け、グラミー賞も受賞するなど国際的な人気を確立した。
これらの出来事や誕生は、音楽・映画・舞台など多岐にわたり、4月11日が文化・芸術・エンターテイメントの歴史にいくつもの足跡を残していることを示しています。