以下に、過去の3月7日に文化・芸術・エンターテイメント分野で起こった主な出来事を10件挙げます。年代順になっていますので、参考になれば幸いです。
1. 1875年(誕生)
フランスの作曲家モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)が、1875年3月7日に生まれました。代表作に『ボレロ』や『亡き王女のためのパヴァーヌ』などがあり、印象主義の流れをくむ20世紀フランス音楽を代表する作曲家の一人です。

2. 1955年(テレビ放送)
ブロードウェイ・ミュージカル『ピーター・パン』が、3月7日にアメリカのNBCで初めてテレビ生放送されました。主演はメアリー・マーティン(Mary Martin)で、舞台の人気作をテレビで生放送するという当時としては画期的なイベントでした。
3. 1975年(音楽リリース)
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のアルバム『ヤング・アメリカンズ(Young Americans)』が3月7日にリリースされました。本作はアメリカのソウル・ミュージックから影響を受けた“プラスティック・ソウル”路線の代表作として知られています。
4. 1980年(映画公開)
カントリー歌手ロレッタ・リンの半生を描いた伝記映画『歌え!ロレッタ愛のために(原題: Coal Miner’s Daughter)』が3月7日に全米公開。主演のシシー・スペイセク(Sissy Spacek)はこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しました。
5. 1985年(音楽リリース)
USA for Africaによるチャリティーソング「ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are the World)」が3月7日にリリースされました。マイケル・ジャクソンやライオネル・リッチーらが中心となり、飢餓に苦しむアフリカ救済を目的として制作された歴史的なチャリティ企画です。
6. 1987年(音楽チャート)
ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)のアルバム『ライセンス・トゥ・イル(Licensed to Ill)』が、3月7日付のBillboard 200チャートでヒップホップ・アルバムとして史上初めて1位を獲得。ヒップホップがメインストリームに進出する大きなきっかけの一つとされています。
7. 1999年(著名人の死去)
『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』などで知られる映画監督スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)が、1999年3月7日に死去しました。独特の映像美や徹底した演出で映画史に大きな足跡を残した巨匠です。
8. 2010年(アカデミー賞)
第82回アカデミー賞授賞式が3月7日に開催され、キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』が作品賞を受賞しました。女性監督がアカデミー監督賞を受賞したのは史上初で、大きな話題となりました。

9. 2014年(映画公開)
ウェス・アンダーソン監督の映画『グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)』が、3月7日にアメリカで限定公開されました。独特の映像美とユーモアあふれる作風が高く評価され、同年の主要映画賞でも注目を集めました。
10. 2021年(テレビインタビュー)
3月7日、アメリカCBSにて放送されたオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)によるイギリス王室のヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)のインタビューが世界的な話題を呼び、メディアを中心に大きな議論が巻き起こりました。