以下に、過去の3月6日に起こった文化・芸術・エンターテイメント分野で特筆すべき出来事を10件挙げます。
1. 1475年:ミケランジェロの誕生
イタリア・ルネサンスを代表する芸術家ミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo Buonarroti)が、1475年3月6日に生まれました。彫刻・絵画・建築など多彩な分野で傑作を残し、特にシスティーナ礼拝堂の天井画や『ダビデ像』などが有名です。

2. 1853年:ヴェルディのオペラ『椿姫』初演
イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)の代表作のひとつであるオペラ『椿姫(La Traviata)』が、1853年3月6日にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演されました。現在でも世界各地のオペラハウスで上演され続ける人気作品です。

3. 1906年:ルー・コステロの誕生
アメリカのコメディアン、俳優であるルー・コステロ(Lou Costello)が1906年3月6日に生まれました。バッド・アボットとのコンビ「アボット&コステロ(Abbott and Costello)」で人気を博し、1930~40年代のアメリカ喜劇界を代表する存在となりました。
4. 1923年:ウェス・モンゴメリーの誕生
アメリカのジャズ・ギタリスト、ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)は1923年3月6日生まれ。独特の親指奏法とコードワークを駆使し、モダンジャズ・ギターのスタイルに大きな影響を与えました。
5. 1932年:ジョン・フィリップ・スーザの死去
アメリカの作曲家・指揮者ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa)が、1932年3月6日に亡くなりました。数多くの行進曲を手掛け、“行進曲の王様”とも呼ばれています。代表作には『星条旗よ永遠なれ(The Stars and Stripes Forever)』などがあります。
6. 1944年:キリ・テ・カナワの誕生
ニュージーランド出身のオペラ歌手、キリ・テ・カナワ(Dame Kiri Te Kanawa)は1944年3月6日生まれ。リリック・ソプラノとして世界の歌劇場で活躍し、その豊かで伸びやかな声で広く称賛を受けました。
7. 1946年:デヴィッド・ギルモアの誕生
イギリスのロックバンド「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」のギタリスト兼ボーカリスト、デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)は1946年3月6日生まれ。卓越したギター演奏と作曲で、ロック史に大きな足跡を残しています。
8. 1947年:ロブ・ライナーの誕生
アメリカの映画監督・俳優のロブ・ライナー(Rob Reiner)は1947年3月6日生まれ。監督作には『スタンド・バイ・ミー』(1986年) や『プリンセス・ブライド・ストーリー』(1987年) などがあり、ヒット作を多く世に送り出しています。
9. 1982年:アイン・ランドの死去
ロシア生まれのアメリカ人作家・哲学者アイン・ランド(Ayn Rand)が1982年3月6日に亡くなりました。代表作に『水源 (The Fountainhead)』や『肩をすくめるアトラス (Atlas Shrugged)』などがあり、彼女の思想「客観主義」はアメリカ思想界に議論を巻き起こしました。

10. 1986年:ジョージア・オキーフの死去
アメリカの画家ジョージア・オキーフ(Georgia O’Keeffe)が、1986年3月6日に98歳で亡くなりました。大きく描かれた花の絵やニューメキシコの風景画で知られ、20世紀アメリカ美術を代表する女性芸術家の一人とされています。
以上が、3月6日に起こった文化・芸術・エンターテイメントにまつわる主な出来事の例です。