『海底二万哩』は1954年12月23日に公開されたディズニー初の実写シネマスコープ作品で、ジュール・ヴェルヌの同名小説を原作としています。

映画の特徴と成果:
- カーク・ダグラス、ジェームズ・メイスン、ポール・ルーカスなど、当時の一流俳優を起用した大作でした
- ジェームズ・メイスンが演じたネモ船長の複雑な人物像は、高い評価を受けました
- 特殊効果は当時としては画期的で、巨大イカとの戦闘シーンなどは映画史に残る名場面となっています
- アカデミー賞では美術監督賞と特殊効果賞を受賞。技術面での革新性が認められました
- 潜水艦ノーチラス号のデザインは、その後のSF作品に大きな影響を与えました
制作面での特筆点:
- 当時としては巨額の予算(約500万ドル)を投じた大作でした
- 実際の海中撮影とミニチュアを組み合わせた先進的な撮影技術が用いられました
- アラン・J・パクラによる音楽も高く評価されています
この映画は、ディズニーが実写映画でも高品質の作品を作れることを証明した記念碑的な作品となり、その後のディズニーの実写映画製作の礎となりました。現在でもSF映画の古典として高い評価を受けています。