アラブ首長国連邦(UAE)

アラブ首長国連邦(UAE)は1971年12月2日に成立しました。

成立の経緯:

  • イギリスが1968年にペルシャ湾岸地域からの撤退を表明
  • トゥルーシャル諸首長国(休戦海岸首長国)の独立への動き
  • アブダビ首長国とドバイ首長国が中心となって連邦結成を主導
  • 当初は9首長国での連邦形成を目指したが、最終的に6首長国で発足

構成首長国:

  • アブダビ(最大の首長国)
  • ドバイ
  • シャルジャ
  • アジュマーン
  • ウンム・アル=カイワイン
  • フジャイラ
    (翌1972年にラアス・アル=ハイマが加入し、7首長国となる)

初代大統領:

  • シェイク・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン
  • アブダビ首長が就任
  • 2004年まで33年間統治

建国後の発展:

  • 石油収入を基盤とした急速な経済発展
  • インフラ整備と近代化の推進
  • 教育・医療の充実
  • 国際金融・観光のハブとしての成長

UAEは建国以来、石油収入を活用した効果的な開発政策により、中東地域の経済・文化の中心地の一つとして発展を続けています。