ノルウェーのEU加盟を巡る国民投票について説明します:

1994年の国民投票の結果:
- 反対:52.2%
- 賛成:47.8%
- 投票率:約89%(非常に高い参加率)
否決の主な理由:
- 漁業権の保護への懸念
- 石油資源の管理権限を維持したい意向
- 農業補助金制度への影響の懸念
- 国家主権の維持を重視
- 高い生活水準の維持への不安
現在のノルウェーとEUの関係:
- EEA(欧州経済領域)協定に加盟
- シェンゲン協定に参加
- EU単一市場へのアクセス権を保持
- EUの多くの規制や基準を採用
歴史的背景:
- 1972年にも同様の国民投票を実施(この時も反対多数)
- 2度の国民投票で EU加盟を否決
この決定により、ノルウェーは独自の経済政策を維持しながら、EUとの密接な関係を保つという独特な立場を選択しました。特に、石油収入を活用した福祉政策や、漁業権の独自管理を継続することができています。