江戸城に入城

明治天皇が江戸城に入城されたのは、慶応4年(1868年)10月13日(新暦では11月26日)のことです。この際、江戸城は「東京城」と改称されました。

この入城は、江戸を東京と改称し、天皇が直接統治する意思を示す重要な出来事でした。しかし、この時点で江戸城が正式に皇居となったわけではなく、天皇の住まいが京都から東京に移ることが確定したわけでもありませんでした。

その後、明治2年(1869年)3月28日(新暦では5月9日)に再び東京に入られ、これをもって東京が事実上の日本の首都となりました。

これらの出来事は、日本の近代化と中央集権化を進める上で重要な節目となりました。