「Homo homini lupus.」のラテン語の格言について解説させていただきます。

この格言は、おおよそ以下のような意味を表しています:
「人間にとって、人間は狼である」
ここで「狼」は、残酷で貪欲、そして自己中心的な意味合いを持っています。
つまり、この格言は人間の持つネガティブな面、すなわち利己的で非道徳的な側面を表現しているものです。
人間は本来、同じ人間に対して警戒心を持ち、互いに搾り取り合う存在だという、人間の本質に関する悲観的な見方を示しています。
この格言は、ホッブズなどの社会契約論者たちによって人間観の根拠として引用されてきました。人間は自然状態では凶暴で無秩序な存在であり、社会の秩序維持のためには強い権力が必要だという考えを表しています。
つまり、人間性に対する根本的な不信感や懐疑が込められた有名な格言だと言えるでしょう。人間の善悪両面の性質を表した格言として知られています。