Verae divitiae ex experientia nascuntur.

「真の豊かさは、経験から生まれる」 

ご要望の格言をラテン語に翻訳し、文法的解釈を添えてご説明いたします。

ラテン語訳:
“Verae divitiae ex experientia nascuntur.”

文法的解釈:

  1. Verae:
  • “verus” (真の、本当の)の女性複数主格
  • divitiae を修飾する形容詞
  1. divitiae:
  • “divitia” (豊かさ、富)の女性複数主格
  • 文の主語
  1. ex:
  • 前置詞「~から」を意味する
  • 奪格と共に使用される
  1. experientia:
  • “experientia” (経験)の女性単数奪格
  • ex の目的語
  1. nascuntur:
  • “nascor” (生まれる)の受動態、直説法現在3人称複数
  • 文の主動詞

この文は直訳すると「真の豊かさは経験から生まれる」となり、原文の意味を適切に表現しています。

文法的な特徴:

  1. 主語 “divitiae” (豊かさ) は複数形を使用していますが、これは抽象的な概念を表す際にラテン語でよく見られる用法です。
  2. 形容詞 “verae” は主語 “divitiae” と性・数・格を一致させています。
  3. 前置詞 “ex” と奪格 “experientia” の組み合わせで、「経験から」という起源や原因を示しています。
  4. 動詞 “nascuntur” は受動態を使用していますが、ラテン語の “nascor” は元々が形式受動態動詞(意味は能動的)であるため、「生まれる」という自動詞の意味になります。
  5. 動詞が文末に置かれているのは、ラテン語の典型的な語順に従っています。

この翻訳は、ラテン語の簡潔さを保ちながら、原文の哲学的な深みを巧みに表現しています。「真の豊かさ」という概念と「経験」との関係性を、生命の誕生になぞらえて表現することで、より力強いイメージを喚起しています。