この文もラテン語の格言です。文法的に解説いたします。

- 構造:
“Omnia mutantur, nihil interit.” - 単語ごとの分析: a) “Omnia”:
- 品詞:代名詞
- 性:中性
- 数:複数
- 格:主格
- 意味:「すべてのもの」
- 品詞:動詞
- 態:受動態
- 人称:3人称
- 数:複数
- 時制:現在
- 意味:「変化する」
- 品詞:代名詞
- 性:中性
- 数:単数
- 格:主格
- 意味:「何も~ない」
- 品詞:動詞
- 態:能動態
- 人称:3人称
- 数:単数
- 時制:現在
- 意味:「滅びる」「消滅する」
- 文法関係:
- 二つの独立した節から成る複文です。
- 第一節:「Omnia mutantur」(すべてのものは変化する)
- 第二節:「nihil interit」(何も滅びない)
- 全体の意味:
直訳:「すべてのものは変化する、何も滅びない」
意訳:「万物は変化するが、何も完全には消滅しない」 - 文の種類:
複文(二つの独立した節を持つ文) - 文法的特徴:
- 第一節では受動態が使用されています。
- 第二節では能動態が使用されています。
- 両節とも現在時制を用いて、普遍的な真理を表現しています。
- 対比的な内容を簡潔に表現しています。
この格言は、ローマの詩人オウィディウスの『変身物語』に由来します。すべてのものは常に変化しているが、完全な消滅はないという哲学的な考えを表現しています。物事の永続的な変化と、その中での本質の保存という概念を示しています。