“De gustibus non est disputandum” は、もう一つの有名なラテン語の格言です。この表現を文法的に解釈しましょう:

- “De” – 前置詞。この場合、奪格(ablative case)を支配しています。
- “gustibus” – 名詞 “gustus” (味、好み)の男性複数奪格形。
- “non” – 否定の副詞。
- “est” – 動詞 “sum, esse” (である)の直説法現在3人称単数形。
- “disputandum” – 動詞 “disputo, disputare” (議論する、論じる)の動形容詞(gerundive)中性単数主格形。
文の構造:
- “De gustibus” は前置詞句で、「好みについて」という意味を表します。
- “non est disputandum” は非人称受動構文で、「議論されるべきではない」という意味です。
したがって、全体の意味は「好みについては議論されるべきではない」または「趣味の問題に議論の余地はない」となります。
この格言は、個人の好みや趣味は主観的なものであり、それについて議論したり批判したりすることは無意味だという考えを表現しています。現代でも、人々の個人的な嗜好や美的判断の多様性を尊重すべきだという文脈でよく引用されます。
この表現が使われる具体的な状況や、文化的な含意についてさらに詳しく知りたい場合は、お聞かせください。