ジョン・バートン(John Burton)は、19世紀に活動したイギリスの写真家で、特に1850年代にその技術革新に寄与しました。1855年、彼は写真プロセスに関連する特許を取得しましたが、具体的な技術については、彼が「コロディオン・プロセス」(collodion process)と呼ばれる当時新しい写真技術に改良を加えたものであったと考えられています。
コロディオン・プロセスは、1851年にフレデリック・スコット・アーチャー(Frederick Scott Archer)によって発明され、写真の歴史において重要な技術革新の一つでした。このプロセスでは、コロディオンという物質をガラス板に塗布し、それを湿った状態で撮影し、すぐに現像と定着を行うというもので、ダゲレオタイプに比べてより詳細な画像が得られるという利点がありました。しかし、この技術には撮影と現像を迅速に行わなければならないという制約がありました。
バートンは、このプロセスを改良し、特許を取得しました。彼の改良は、コロディオンの処理方法や使用する薬品の改良に関するものであり、写真の品質を向上させるとともに、実用性を高めるものだったとされています。具体的には、写真の感光性や保存性を向上させるための処理方法に関するものが含まれていた可能性があります。
バートンの特許は、写真の技術が急速に進化していた時期における重要な一歩であり、その後の写真技術の発展に寄与しました。彼の改良により、写真の実用化がさらに進み、多くの人々が写真を利用できるようになったのです。