“Graeca sunt, non leguntur” は、ラテン語の文です。
- “Graeca” – 中性複数形の形容詞で、「ギリシャの(もの)」を意味します。
- “sunt” – 動詞”esse”(である)の3人称複数現在形です。
- “non” – 否定を表す副詞で、「~ない」を意味します。
- “leguntur” – 動詞”legere”(読む)の3人称複数現在受動態です。
直訳すると、「(それらは)ギリシャのものである、読まれない」となります。

この表現についての解説:
- 意味:「ギリシャ語で書かれているから、読まれない(読めない)」という意味です。
- 歴史的背景:中世のヨーロッパで、ラテン語を主に使用していた学者や聖職者たちの間で使われた言葉です。ギリシャ語の文献に遭遇したが、読めないという状況を表しています。
- 比喩的用法:現代では、「理解できない」や「取り組みたくない難しいもの」を指す比喩として使われることがあります。
- 文化的影響:この表現は、中世におけるギリシャ語知識の衰退と、その後の人文主義者たちによるギリシャ語研究の復興を象徴する言葉としても知られています。
- 類似表現:英語では “It’s all Greek to me”(私にはちんぷんかんぷんだ)という表現がありますが、これと同様の意味合いを持っています。
この短い表現は、言語の壁、知識の限界、そして文化的な断絶を象徴的に表現しており、学問の歴史や文化交流の複雑さを示す興味深い例です。