2008年北京オリンピックの男子100m決勝は、陸上競技の歴史に残る伝説的なレースとなりました。ジャマイカのウサイン・ボルト選手が、驚異的な9秒69という世界新記録(当時)を樹立し、金メダルを獲得したのです。
なお、現在の男子100m走の世界記録は、ウサイン・ボルト選手が2009年ベルリン世界陸上で樹立した9秒58です。
レースの詳細
- 日付: 2008年8月16日
- 会場: 北京国家体育場(通称:鳥の巣)
- 記録: 9秒69(世界新記録、当時)
- 風速: +0.0 m/s(追い風なし)
レースの注目点
- 圧倒的な速さ: ボルト選手は、スタートから他選手を圧倒。中盤以降はさらに加速し、ゴール手前では余裕を持って胸を叩くパフォーマンスを見せました。
- 世界新記録: 当時の世界記録を0.03秒更新。これは、100m走において非常に大きな記録更新でした。
- スパイクの紐がほどけた状態: レース後、ボルト選手の左足のスパイクの紐がほどけていたことが判明。完璧な状態ではなかったにも関わらず、驚異的な記録を叩き出したことで、さらに伝説となりました。
この記録が与えた影響
- 「人類最速の男」の誕生: このレースにより、ボルト選手は「人類最速の男」として世界中にその名を知らしめました。
- 陸上競技人気への貢献: ボルト選手の圧倒的なパフォーマンスとカリスマ性は、陸上競技、特に短距離走の人気を世界的に押し上げました。
その後
ボルト選手は、2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックでも100mを制し、オリンピック3連覇という偉業を達成しました。北京オリンピックでの9秒69という記録は、陸上競技の歴史における金字塔として、今もなお語り継がれています。