松尾芭蕉の有名な俳句「寺や町 一つ成りけり 夏の海」をラテン語に翻訳し、文法的解釈を添えてみましょう。
ラテン語訳:
“Templum et oppidum unum facta sunt: mare aestivum”

文法的解釈:
- Templum (主格、中性単数): 「寺」を意味し、文の主語の一部。
- et: 接続詞「そして」。templumとoppidumを結びつけています。
- oppidum (主格、中性単数): 「町」を意味し、文の主語の一部。
- unum (主格、中性単数): 「一つの」を意味する形容詞で、templumとoppidumを修飾。
- facta sunt (完了受動、3人称複数): 「なった」を意味する動詞。主語が複数形なので、動詞も複数形になっています。
- mare (主格、中性単数): 「海」を意味し、文の補語。
- aestivum (主格、中性単数): 「夏の」を意味する形容詞で、mareを修飾。
この翻訳では、原文の簡潔さと季節感を保ちつつ、ラテン語の文法構造に合わせて表現しています。「寺と町が一つになった」という意味を受動態で表現し、「夏の海」を文の最後に置くことで、原文の余韻を残そうと試みました。