「蝸牛(かたつむり)そろそろ登れ 富士の山」
この有名な俳句を日本語からラテン語に翻訳し、文法的解釈を添えてみましょう。

ラテン語訳: “Cochlea, ascende paulatim montem Fuji.”
文法的解釈:
- Cochlea (主格): 「蝸牛」を意味する名詞。文の主語。
- ascende (命令形): 「登れ」を意味する動詞 “ascendere” (登る) の現在命令形。第2人称単数形。
- paulatim (副詞): 「そろそろ」や「ゆっくりと」を意味する副詞。動詞 “ascende” を修飾。
- montem (対格): 「山」を意味する名詞 “mons” の対格形。動詞 “ascende” の目的語。
- Fuji (属格): 「富士」という固有名詞。ここでは “montem” (山) を修飾する属格として使用。
この翻訳では、原文の簡潔さと俳句の本質を保ちつつ、ラテン語の文法構造に適応させています。原文にある季語や五七五の音節パターンは失われていますが、メッセージの核心は保たれています。
ラテン語では語順が比較的自由ですが、ここでは読みやすさを考慮して自然な順序を選びました。また、「富士」はそのまま音訳し、ラテン語の文法規則に従って属格として扱っています。