斎藤茂吉(さいとうもきち、1882-1953)の短歌
「かにかくに祖国の山と海見ゆるかも目に涙おちてしばしたたずむ」
のラテン語訳:です。
Patriae montes et maria Visurusne sum? Lacrimis in oculis cadentibus, Paulisper sto immotus.
文法的解釈:
- “Patriae montes et maria” (祖国の山と海):
- “Patriae” は属格で、「祖国の」を意味します。
- “montes et maria” は複数主格で、それぞれ「山々」と「海」を意味します。
- “Visurusne sum?” (見ゆるかも):
- “Visurus” は未来分詞で、「見るであろう」という意味です。
- “sum” は「である」の1人称単数現在形です。
- “ne” は疑問を表す小辞で、文末に置かれています。
- “Lacrimis in oculis cadentibus” (目に涙おちて):
- “Lacrimis” は奪格複数で、「涙によって」を意味します。
- “in oculis” は前置詞句で、「目の中で」を意味します。
- “cadentibus” は現在分詞の奪格複数で、「落ちている」を意味します。
- “Paulisper sto immotus” (しばしたたずむ):
- “Paulisper” は副詞で、「しばらくの間」を意味します。
- “sto” は「立つ」の1人称単数現在形です。
- “immotus” は形容詞で、「動かない」を意味します。
この翻訳では、原文の情感と意味を可能な限り保ちつつ、ラテン語の文法構造に適応させています。和歌の5-7-5-7-7の音節パターンは保持できませんが、内容と感情は伝えられるよう努めました。
