スペイン内戦のこと。
- 勃発日:
1936年7月18日に、スペイン領モロッコでフランシスコ・フランコ将軍らによるクーデターが始まり、これがスペイン内戦の勃発とされています。 - 背景:
- 1931年の王政崩壊後、スペイン第二共和政が成立していました。
- しかし、左派と右派の対立、地域主義の台頭、経済問題などにより、政治的・社会的な緊張が高まっていました。
- 1936年2月の総選挙で左派連合「人民戦線」が勝利したことが、右派勢力の反発を招きました。
- 対立する勢力:
- 共和国側(ロヤリスト):左派政府、社会主義者、共産主義者、無政府主義者など
- 反乱軍側(ナショナリスト):保守派、王党派、ファランヘ党(ファシスト)、カトリック教会など
- 国際的な介入:
- ナチス・ドイツとファシスト・イタリアがフランコ率いる反乱軍を支援
- ソ連が共和国側を支援
- 他の欧米諸国は「不干渉政策」を採用したが、実際には様々な形で介入が行われた
- 文化芸術への影響:
- 多くの知識人や芸術家が内戦に関与し、作品を通じて自らの立場を表明しました。
- パブロ・ピカソの『ゲルニカ』、ジョージ・オーウェルの『カタロニア讃歌』、ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』など、内戦をテーマにした重要な作品が生まれました。
- 戦争の経過:
- 当初、反乱軍は一部の地域しか支配できませんでしたが、徐々に勢力を拡大していきました。
- 1937年4月、バスク地方のゲルニカがドイツ空軍によって爆撃され、大きな衝撃を与えました。
- 1939年3月28日、フランコ軍がマドリードを占領し、4月1日に内戦の終結が宣言されました。
- 結果と影響:
- フランコによる独裁体制が1975年まで続きました。
- 推定50万人以上が戦闘や粛清で命を落としました。
- 多くのスペイン人が国外に亡命しました。
- 第二次世界大戦の前哨戦としての性格を持ち、ヨーロッパの政治情勢に大きな影響を与えました。
スペイン内戦は20世紀の重要な歴史的出来事の一つであり、その影響は政治、社会、文化など多岐にわたりました。また、この戦争は第二次世界大戦前夜の国際情勢を象徴する出来事としても重要な意味を持っています。