Exegi monumentum aere perennius

古代ローマの詩人ホラティウスの短詩です。訳は「私は青銅よりも永続する記念碑を建てた」です。

“Exegi monumentum aere perennius”の文法的説明です。


  1. “Exegi” – 動詞 “exigo”(建てる、完成させる)の完了形、一人称単数。「私は建てた」という意味。
  2. “monumentum” – 名詞、対格(目的語)。「記念碑」「モニュメント」を意味する。
  3. “aere” – 名詞 “aes”(青銅)の奪格。「青銅よりも」という比較の意味で使用されている。
  4. “perennius” – 形容詞 “perennis”(永続的な)の比較級、中性単数対格。「より永続的な」という意味。

文全体を直訳すると:「私は青銅よりも永続的な記念碑を建てた」となります。

この文は文法的に完全な文で、主語(”私は”、動詞 “exegi” に含まれる)、動詞(”exegi”)、目的語(”monumentum”)を含んでいます。”aere perennius” は形容詞句として “monumentum” を修飾しています。

この簡潔な文は、詩人が自分の作品を通じて築いた不朽の名声を、物理的な記念碑になぞらえて表現しています。詩の技巧と内容の両面で、非常に巧みな表現となっています。

これはラテン語の名言で、ホラティウスが自身の著作の偉大さと永続性を表現したものです。

銅像よりも永遠に残る記念碑を自らの詩作品に見出し、自身の業績への自負と自信を示しています。

詩人の創造物こそが時間を超越して後世に伝えられるべき真の記念碑であり、自然物の銅像などに勝るとホラティウスは述べているのです。