第1回ユーロビジョン・ソング・コンテストが開催された日

1956年5月24日、スイスのルガノで、第1回ユーロビジョン・ソング・コンテストが開催されました。これは、ヨーロッパ各国の音楽家が一堂に会し、自国の曲を披露し合う音楽イベントです。

ユーロビジョン・ソング・コンテストは、ヨーロッパ放送連合(EBU)によって創設されました。第二次世界大戦後、ヨーロッパ諸国間の文化交流を促進し、平和を願う象徴として始まりました。

第1回大会には、スイス、オランダ、ベルギー、西ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルクの7カ国が参加しました。各国の代表歌手が、自国の曲を披露し、他国の審査員による投票で順位を決めるというルールでした。

初代優勝者は、スイスの歌手リズ・アスシアが歌った「Refrain」でした。この曲は、フランス語で歌われたシャンソン風のバラードで、ヨーロッパ中で大ヒットしました。

https://music.youtube.com/watch?v=11gRqqnYenA&si=U91d5x9hL2iO08tU

第1回大会は、まだテレビ中継されておらず、ラジオ放送のみでした。また、参加国も少なく、規模は小さいものでしたが、その後年々拡大していきました。

1960年代からは、イギリスやスペインなどが参加し、参加国が増加。1970年代には、ABBA(スウェーデン)やブロディ(イギリス)など、このコンテストをきっかけに世界的に有名になったアーティストも登場しました。

現在では、ヨーロッパ全土から40カ国以上が参加する一大イベントに成長しました。毎年5月に開催され、各国の予選を勝ち抜いた代表歌手たちが、自国の曲を披露します。テレビ中継は、ヨーロッパ全土だけでなく、世界中で放送され、高視聴率を記録しています。

ユーロビジョン・ソング・コンテストは、音楽を通じてヨーロッパ諸国の相互理解と友好を深める場となっています。また、多様な音楽ジャンルや文化を紹介する場としても重要な役割を果たしています。第1回大会から60年以上経った今も、ヨーロッパ文化を象徴する一大イベントとして、その意義は変わらず受け継がれています。