Means of Grace

今日、婦人会でお話したテーマだ。今年の主題が「教会と信仰生活」としたので、その第一回にこのテーマを選んだ。

恵みの手段というと、み言葉と礼典と祈り、をすぐに数え上げることができる。ウェストミンスター小教理問答88にあるように、教会の生命線である。そのことを前提にウェスレーの教えた恵みの手段について取り上げた。

ウェスレーは聖餐を重んじたことが知られている。そのことを確認して、ウェスレーの教えた、a, 敬虔の業としての恵みの手段と、b, 慈愛の業としての恵みの手段、についてお話をしたのである。

前者は、信仰から信仰へとすすむ敬虔を養う手立て、後者は、魂の救いを願ってなされる隣人の身体と魂に対する手だて(奉仕)である。信仰生活の豊かさを分かち合うことができたと思う。