ラファエロ展

DSC_2091国立西洋美術館に観た。ルネサンスを代表する画家のひとりで、フィレンツェとローマで活躍した。ラファエロに影響を与えた画家と影響を受けた画家たちの作品に挟まれるようにしてラファエロの作品が展示されていた。

絵を観るのが好きなので楽しかったし、すばらしい作品がいくつもあったが、「エゼキエルの幻視」と「信仰」という作品が印象に残った。とくに後者は初めて接したのだが、聖杯をかかげるマリアがテンペラによって素朴に描かれており、ある種の敬虔を感じた。

それはそれとして、このような展示会に行っていつも思うのだが、作者と作品の説明を読むと、取り上げられていることは美術史というか絵画の技法の推移に関することのみが叙述されており、個々の作品の特徴や、背景となっている文化や信仰については言及がない。物足りなさを感じる。

先月、エル・グレコ展を観たが、そのことを強く感じた。そのとき、「キリスト教のことがわかないから、さっぱりね」と言って会場を後にする人に複数出会った。そうだろうなと思う、もう少し、作品に迫る説明があっても良いのではないか。技法だけが絵画ではないはずだ。

「ゆる鉄」中井精也カメラマンが

テレビ東京の『ソロモン流』で鉄道カメラマンの中井精也氏が取り上げられていた。見入ってしまった。

「ゆる鉄」シリーズで有名で、鉄道の日常の一コマを切り取って「ほんわかと心が温かくなる」作品を発表している。なんとなく、自分も撮れそうだなと思わせる作品で、身近に感じる。さて、中井氏に関心を持っている理由が二つある。一つは、私と体型がよく似ていること。二つは、ニコンのカメラを愛用している、からである。

番組の中で、氏が愛用している撮影用の自動車が映っていた。軽トラを改造したキャンピングカーだ。これに乗って北海道から九州まで撮影行に出向くとか。大きな体で小さなキャンピングカーに乗る姿はユーモラスであったが、なるほど撮影には車は小さいほうが良い。私も一台欲しくなった。

今回、興味深かったことは、ニコンの1シリーズで撮っていたことである。コンデジと紹介されていたが、それはないだろう。で、氏は一眼レフにも劣らない、プロユースに耐えられるカメラだ、と言っていた。どうかな、とも思うが、私も1シリーズを愛用しているので、ますます親しみ深くなった。もちろん、多様なカメラを使っているに違いないし、番組でも一眼を使っている様子も映し出されていた。しかし、それも小さめのカメラが使われていた。氏の撮影スタイルに合致している。面白かったのは、氏から指導を受けていた女子中学生たちが、大きな一眼を使っていたことである。中学生が何十万円もするカメラを使う時代なのだ、なあ。

カメラのトプコン

懐かしい名前を聞いた。今日、お話しした方のお祖父さまが努めていた会社である。その方は優れたレンズのコーティング技術をお持ちでニコンでお働きになった後に、トプコンに身を投じたようである。

今でも中古カメラ店に行くと、トプコンの一眼レフカメラを見ることがある。マニアの方に愛用されていた個性的なカメラであった。私はレンズを一本だけ持っている。忘れてはならないカメラとレンズだと思う。

1970年代のオイルショックの頃、カメラ業界はみな苦労し、カメラのトプコンは残念ながら姿を消してしまった。しかし、こんにちこの分野で日本がトップを維持しているのは、それまでの技術の積み重ねによるのだと思う。

わたしは1964年に、中学2年のときだったが、ペンタックスの一眼レフ(SV)を手にして写真を撮る楽しさを知った。もちろん、下手くそな写真ばかり撮っているが、カメラを持って出歩くのが楽しい。トプコンも一度は使ってみたかった。

新宿御苑大温室

暖かくなってきた。というより暑い、という感じが。寒さがずっと続いていたので、いっそうそう感じるのだろう。

思い切って新宿御苑に行ってみた。昨年リニューアル・オープンした大温室を目当てに、カメラを持って。

暑い暑い、汗をふきふきシャッターを押した。
大温室といっても、かつての温室よりも狭い。でも、綺麗になっていて都会のちょっとしたオアシスである。
カメラはD800、レンズは24-70。広角があるともっと良かったと思うが、しかたがない。熱帯地方の花が色鮮やかに咲いており、よい写真が撮れた。

写真愛好家がおおぜいきていて、その人たちのカメラと撮影スタイルもそれぞれ興味深いものがあった。お年寄りは、私を含めて連写を使う人がほとんどいない。若い人はバシバシバシっとなんのためらいもなくシャッターを押している。
年寄りはフィルムの時代の癖から抜け出せないのかもしれない。

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中野駅北口

途中、中野のフジヤカメラに立ち寄った。
北口が新しくなっていたので驚いた。

フジヤカメラではペンタックスの中古デジ一が目についた。棚いっぱいに並んでいる。新機種への買い替えのためだろうか。あるいは他社への乗り換えか・・・
ニコンではD700の中古が無かった。すでに買い替え時期は過ぎたのだろう。

お年寄りがD700とズームレンズを売却し、システムの更新を相談していた。なんでもヒマラヤに行くとか。飛行機の上から写真を撮るツアーに参加するので、そのためにシステムを一新するらしい。
ヒマラヤ・ツアーかあ・・・

久しぶりにカメラのこと

ニコンでは35mmサイズのデジタル一眼レフカメラをFX機と呼んでいる。一般に言うフルサイズのことである。それから、もう少しセンサーサイズが小さいAPS、ニコンではDX機と呼ぶ。レンズ焦点距離が1.5倍になる、多くの人が馴染んできた規格カメラである。

最近はFX機にも人気が集まってきており、直近のヨドバシカメラ販売台数統計によるとD600、D800というFX2機種が上位を占めたと聞く。D800などは3600万画素というトテツモナイ高画素機ながら、一般の写真愛好家にも手の届く価格になっている。。

他方、FX、DXとは違うミラーレス機(とその類似機種)が開発され、ニコンからは1シリーズとして販売されている。一眼レフのようにレンズ交換ができる小型で軽量なカメラである。レンズ焦点距離が2.7倍となる。そのセンサーが1インチセンサーなので1シリーズとよばれる。J1、V1、J2に加えて、最近、V2というカメラが新発売となった。

私は、現在、FX機と1シリーズ機を所有している。
10年前にD100というDX機から始まった一眼レフデジ・ライフであったが、今はDXから離れている。良いカメラが発売されているが、私にとって現状では中途半端で、固有のレンズも必要になるので経済的にもきついという理由である。

さてさて、最近発売となったV2は面白い。一眼レフカメラのミニュチュアという感じのデザインで物議を醸している。しかし、あの長く親しまれている一眼レフのデザインは、人間工学的にも良いのだろうか、非常に扱い易い。
小さなカメラはおしゃれなデザインだが、写真を撮るという点からいうとストレスを感じることが少なくなかったが、V2は一変している。

野球でいうとそこそこ上手なタレントさんから、巨人の松本選手のようにスピード感のある使い易いものになったと言えよう。

トロンボーン

1日の「み言葉と賛美のつどい」でトロンボーン四重奏の演奏があった。プラスの音色は懐かしく心の耳に残る。幼いころから耳にしていたからかもしれない。
はじめて知ったことが。昔、ヨーロッパではオルガンがなかった教会ではトロンボーンがその代わりをしていたので、聖なる楽器と呼ばれたとのこと。その当時のトロンボーンは現代のものよりアサガオが小さかったようだ。少し籠もったような音色なのだろうか。聴いてみたいなあ。

パースペクティブ

私が身近にパースペクティブという語を聞いたのは20年ほど前のことだった。説教塾でK先生が説教におけるパースペクティブという問題を提起された。その語の意味をすくに理解した同僚牧師はほとんどいなかったと思う。今なお不透明であるが、聖書テキストがもつ神学的視野、説教黙想の視界、心に映し出される説教の造形などを表現する語なのかなと勝手に考えている。

この語は絵画の遠近法、透視図法の意で、目に映る像を平面に正確に写すための技法として一般に知られているが、最近、カメラのあるクチコミ掲示板で画角と遠近感等をめぐって話題になっているのを知った。議論は混乱している。それを読んで、立体的なものを人間の眼とは違って、レンズを通して一枚の平面上の写真に写し取ることが、あるいは、人間の眼に映る像というものが、そんなに単純なことではないのだなということが分かった。

パースペクティブ、分かって分からない語が、事柄の奥行きの深さへと誘う。

D600の噂

しばらく前から、ニコンD600が今夏にも発売になるのではないかとの噂が流れている。FX(フルサイズ)の廉価版で、軽量・小型化がはかられているようだ。FX機にバリエーションが増え。誰もが気楽に使えるようになる。

この噂が本当ならば、たぶん本当だと思うし、予想した通りだったのであるが、わたし個人としてはDX機を離れてFX機に全面移行することになると思う。

あっ、ニコ爺さんだ

立川教会のY牧師就任式に出席した。良い就任式だった。式後、記念写真が。

歳はおいくつだろう。たぶん、私よりも年配でいらっしゃる。ニコンのデジ一で撮ってくださった。扱い慣れておられる。私と同じニコ爺さん。親しみを感じた。

D80はまだ6年前のカメラ

とおの昔のカメラ、ではない。発売からまだ6年。2006年9月。
同じクラスのニコン機は2008年にD90、2010年にD7000が発売されている。進歩は大変なもので、わたしの体重増加率など比べものにならない。
高感度撮影に関してはD80がISO100ー1600とされていたのに対してD7000は100ー6400である。画素数は1000万画素に対して1600万画素。ダイナミックレンジも大幅に向上している。シャッターユニットや、AF精度、ホワイトバランスなども格段に向上している。
それではD80はもう古臭い使い物にならないのかというとそうではない。普通に写真を撮る普通の状況では何の不足もない。撮影素子は今は使われなくなったCCDで、CMOS素子にはない味がある。要は使い方で、今でも十分な能力のあるカメラである。と思う。
わたしの所有するカメラの一つだ。

と書いたが、やっぱり不満が。AFのスピード、ダイナミックレンジだ。けっこう撮影時に神経を使う。それが楽しいと思えることができれば別だが。操作ボタンの反応も遅い、新しいカメラを使い慣れると、その遅さにイライラする。やっぱり6年間の技術の進歩はすごいものがあると思う。

でも、D80は愛すべきカメラだ。

雨で実行できず

昨日、等々力渓谷で歩きながら写真を撮る予定で出かけたが、激しい雨となり断念した。23区内唯一の渓谷。歩きたかった。残念。

ちなみに持ち出したのはニコン1シリーズの二台。軽くて小さいのが良い。

せっかくなので京都で撮った一枚をここに貼り付けておくことにしよう。

 

高画素化

デジタルカメラの進歩は目を見張る。

先月、ニコンから3600万画素のデジタル一眼レフカメラが発売された。ボディーだけなら20万円代で購入できるようだ。わたしが最初の手にしたデジタルカメラ(コンデジ)は120万画素だった。L版でプリントして喜んだ。それはほんの13年、あるいは14年前のことである。3、4年、コンデジの進歩に付き合って、310画素のデジタルカメラを手にしたときには感動したものである。その間、240万画素のコンデジを持ってヨーロッパを旅行したことがあるが、その時、オランダで撮った写真はプリントして何枚か部屋に飾っている。

L版や2L版へのプリントならそれで十分である。デジタル一眼レフカメラも、D40という小型の入門機が600万画素で7.8年前に発売されたが「永遠の名機」と呼ぶ人もいるほど、カメラの基本的な性能は今でも必要十分なものである。

3600万画素、そのような高画素を使いこなすことはないだろうが興味津々である。