書けない話

詳しく書くことはできないが、ソウルに行ってびっくりしたことは、朴大統領辞任要求問題が波紋を広げており、その余波で、本来、朴大統領関連問題と無関係なところでいらぬ亀裂が生じているということである。穏やかさが失われているのである。

昨今の混乱は、重大な事件に関することであり、韓国社会が抱える構造的な問題に関わってはいるが、権力闘争と化しており、今後、政局がどうなるか分からないが、おそらく来年の大統領選挙でひと段落するに違いない。そして、政治の世界のことであるから、相変わらずの政争がそれなりの仕方で継続されることになる。

けれども、いらぬところで生じてしまった亀裂はどのように修復されるのだろうか。隠れていた小さな亀裂が顕在化し、それが大きく深くなるということにならないで欲しいと願う。

ソウルに

今週、静岡教会での静岡地区の東京神学大学後援会の会議を終えてソウルに向かいます。

このたびのソウル行きにはいろいろな意味がありますが、一番大きなことは、ナグネ宣教師の派遣期間の更新に伴って、大韓イエス教長老会総会(本部)、長老会神学大学(ナグネ宣教師が神学教師として奉職している神学校)、そして、大韓イエス教長老会セムナン教会をお訪ねすることです。教団議長や世界宣教委員長などと共にまいります。ナグネ宣教師の派遣をとおして日韓の宣教協力が強められていますが、さらにその関係を発展していくために必要なことです。

さらに、私は昨年セムナン教会からシニアス合唱団をお迎えしましたので、その感謝をお伝えしたいと思っております。また、セムナン教会日本語礼拝で説教をいたします。この日本語礼拝の前身は日本語聖書研究会でした。もう10数年まえですが、その当初から交わりをいただいておりましたので、特別な思いを持っています。

ことに、日本語聖書研究会のメンバーであった延世大学名誉教授で世界改革派教会協議会の副議長を長くつとめられたセムナン教会の廬長老(故人となられました)が特別な配慮をしてくださり、今日、日韓のさまざまな青年交流のきっかけを作ってくださいました。その最初の日韓青年交流の折に、私たち日本からの訪問者を通訳として迎えてくださった当時の青年たちが、今日まで変わらずに交流を支え、また、ナグネ宣教師の働きを支援する「ナグネ会」のソウル支部の柱となってくださっています。日本語礼拝のメンバーでもあります。

そして、なによりもセムナン教会が神学大学博士課程で学んでおられた当時からナグネ宣教師を支援してくださっています。ことにイ・スヨン牧師のご厚意とご指導がありました。それでナグネ宣教師の神学大学での奉仕の道が開かれました。そのイ牧師は今年度で隠退なさいます。ナグネ宣教師の派遣期間延長に関係して大仕事があった(ある)のですが、最後の仕上げを共にしてくださっています。

あれやこれやで、一週間ほどソウルに行ってまいります。

台湾長老教会と台湾総統選挙

民主進歩党(民進党)の蔡 英文氏が当選しました。議会も国民党は過半数を割ったようですね。

国民党の親中国路線と政策、また、最近の経済状況が政変の原因として説明されています。政治の話はよく分かりませんが、たぶん、そういうことなのだと思います。それが、「台湾人」というスローガンと結びついて、民進党の躍進に結びついていったのでしょう。

親しい台湾長老教会の中には民進党を支持する人が多かったのではないかと思います。台湾長老教会は台湾語で礼拝を守っている教会です。第二次大戦以前からあった教会です。18,19世紀に大陸(福建省)からやってきた人々に根ざした教会と言えばよいでしょうか。若い人たちは標準語となっている北京語を話しますから、苦労があるのですが、台湾語の礼拝を維持しておられます。

続きを読む

オーストラリア人口の半分はアジア・アフリカからの移民です

クリフ首相の「違法移民は帰れ」発言をいたずらに揶揄する人がいます。アボリジニの方の写真を添えて、あたかもアボリジニの方々がクリフ首相に対して「お前たちはいつ帰るのか?」と発言しているかのように。

白豪主義は昔のことで、現在オーストラリアの人口の半分はアジア・アフリカからの移民です。わずか40年、50年ほどで、人口の半分が移民となるほど移民を受け入れてきたのがオーストラリアです。なぜ、移民が増えるかというと、住みやすい国だからです。

それで、社会の急激な変化が起こり、困難な状況に置かれているのはその変化に対応できない人々です。オーストラリアに行って驚いたのは白人青年が街角で物乞いをしていることでした。また、ドラッグや麻薬に犯されているのも多くは白人青年です。その人たちのケアーをしている人にも会いましたが、移民を悪く言うことはありません。

豊かな白人に対して、アジアやアフリカからの移民は、それほど豊かではないでしょうが、まだ移民の歴史が浅いのでしかたがありません。それよりも、シドニーにもメルボルンにも東ロンドンのような地域はありません。また、どこかの国のようにヘイトスピーチを叫びながらデモをする人たちなどいません。

移民問題はグローバルな政治課題で、オーストラリアも岐路にたっているのは事実でしょう。それを、日本人が自らを恥じることなく面白おかしく揶揄しているとしたら、愚かなことです。そう思います。

マスクと咳が・・・

韓国ソウルからの便りにこんな一文がありました。

マーズ騒動、ソウルではマスクしている人って100人の内数人くらいでしょうか。それも風邪をひいている人のようです。パニックにはなってません。ウチの子たちの学校も休校にはなってません。ニュースに煽られても、反応は鈍感と申しましょうか。それが吉と出るか凶と出るか。
そういえば、昨日の地下鉄内で唯一マスクして咳している兵士が私の前に立っていたのですが、咳をする度に乗客が離れて行くんですよね。可哀想に、、、、。

便りの主はその兵士の前から離れることができなかったぞうです。MARS、終息へと向かうと良いですね。

なぜ?と驚いた事件

日本の高校生がサッカー親善試合で訪れたソウルで集団万引きをしてしまったという事件。驚きました。あり得ないというか、思いもよらない事件でした。どのような背景があったのか、分かりませんから軽々なことは言えません。まして、未成年です。反省し、誇りをもって生きるようになってもらいたいと思います。

さて、万引きした品物は、東大門のショッピングモールで売られていた偽ブランド品だったようです。偽ブランド品といっても、いろいろなレベルがあると思います。おそらく模造としては程度の低いものだったのでしょう。70点で28万円相当ということですから。

思い出すことがあります。10年以上前のこと。東大門のショッピングモールで、レベルの高い偽ブランド品を見せてもらったことがありました。もちろん、店頭には並んでいません。店の奥まったところで、店主がそっと大きな鞄をあけてくれたのでした。なるほど、良くできた模造品でした。今も、きっと、変わらすに売られているのでしょう。

よく知られていることとはいえ、ひっそりと商売ていたいというのがお店の本音でしょう。事件がどのように収束するのか興味があります。

廬州李氏宅

D8S_3193

今秋、台湾に行く機会がありました。空き時間に台北からMRTに乗って廬州というところに行き李氏宅古蹟を見物しました。19世紀末から20世紀初頭に福建省から台湾に移り住んだ一族の家で、再建され公開されています。一階建てに見えますが、内部は二階構造になっています。農業で栄えた家ですね。

D8S_3182

東京で久しぶだったこと

日本、韓国、台湾の教会による協議会が東京でありました。責任の一端を担っているので3泊4日で行ってきました(まだ協議会は続いていますが、日曜日の礼拝がありますから途中で失礼して浜松に帰ってきました)。

協議会のことはさておき、東京で久しぶりに見聞きしたことがあるので、書き留めておきたいと思います。

1, 「地下鉄・中野富士見町駅」に30年ぶりに降りました。その近くに10代後半から20代後半にかけて住んでいたので、懐かしかったです。

2,「すしざんまい」でランチを食べました。Bにぎり980円。まぐろ系でまとめたランチです。懐かしい味でした。

3,たくさんの人を見、たくさんの人とすれ違いました。やっぱり人が多いですね。

4,タクシーに乗りました。(浜松ではまだ乗る機会がありませんし、乗る必要もありません。)

5,銀座で食事をしました。魚料理のコース、値段は内諸です。銀座らしい少しオシャレな店でした。(浜松ではまだオシャレな店で食事をしていません。)

6,I牧師にお会いしました。80歳近くになられるのに、早く辞めすぎたと仰っておられました。私は牧師ができるのはせいぜい70歳代前半までだろうと思っているので、驚きです。

7,台湾のS牧師に会いました。相変わらず、元気で明るい。亡くなったお父さん先生は、台湾で初めてお会いしたときに、私を「お相撲さん」と言って歓迎してくださったのですが、その血筋をひいています。今回は奥さまにもお会いすることができました。

8,台湾のR牧師にお会いしました。先月、新会堂を献堂されたそうです。10階建ての大きな教会です。今回は、土曜日に一旦帰国し、月曜日にご近所の100名のご老人方と一緒に再来日されるとか。いつものように、飛行機をチャーターして、日本観光です。台北の下町でユニークな伝道を続けてこられた先生です。

9,韓国のK長老(女性)にお会いしました。80歳を過ぎてもお元気で、日本の教育に関心がおありで、教会で青年たちの指導をなさっておられます。

10,韓国のS牧師にお会いしました。東京神学大学に留学の経験がおありで、大きな教会の牧師を最後に隠退なさいましたが、老人ホームの理事長として、まだまだ、頑張っておられます。かつてより、ほんの少し、弱っておられます。

おまけに、もう一つ。久しぶりといのではないのですが・・・初めてお会いした韓国のZ姉妹は、なんと東海教区議長の奥さま、金牧師のお母様でした。娘には内緒で来日されたとか。金牧師よりも優しいお人柄とお見受けしました。内諸です。

残念だったこと

このところ、今まで馴染みのなかった業界の方々とお付き合いせねばならなくなり、困っているところです。その話はここには書けないのです。困っているというのは、あまり役に立ちそうもない、ということと、時間配分です。牧師の仕事を知らない方々とのお付き合いだからです。

それはさておき、昨日、残念なことがありました。韓国の永楽教会で、おや、すごい、「えいらく」と入力したら「永楽教会(ヨンラク キョウヘイ)」が変換候補の一番にあらわれました、その永楽教会で行なわれた国際フォーラムで知り合いになったベトナムの牧師先生が成田経由でアメリカに行かれたようです。私のことを思い出してくださって、成田空港からFacebookで「会いたい」と連絡してくれました。ところがそれに気づいたのは、飛行機の離陸2時間前。さすがに間に合いません。こんかいは、そういうことで残念でした。

ベトナムには一度行ったことがありますが、いつか、この先生の教会を訪ねてみたいと思っています。

「ハリポタ」スタジオならぬ「ハリボテ」ホテル

BINGニュースに、英国王子夫妻がロンドン郊外にある「ハリポタ」スタジオを訪問したという記事が、笑顔の夫妻の写真と一緒に、載っていた。

同じBINGニュースに平壌の「ハリボテ」ホテルのことを紹介していた。ピラミッド型のあの有名なビルディングのこと。ホテル運営に参入予定であった外資が撤退したという話。経済は救いようのない状況だという。

そういえば、中国が朝鮮半島の統一を容認せざるをえないところまできている、という観測を誰かから聞いたがそうなのかもしれないなあと思わされた。

地下鉄の光化門駅近くのモーテル

4階の部屋は悪くなかった。前回は3階の部屋に泊まったが内装のせいだろうか落ち着かなかった。今回の部屋はテレビ画面も大きく、ゆったり過ごせた。このモーテルの良いところは、融通がきくということである。チェックアウトも決まりがあるようで無い。交渉次第だ。

なぜか、どの部屋にもPCが置いてあり、ネットも自由に使える。タブレットを持参していたので不要であったが、有るというのは良いことだ。そうそう、ソウルのwifi環境が変化している。わたしの行動範囲内のことだがiptimeというwifiを自由に使うことができた。今後は、ローミングサービスやレンタル機器の必要がなくなるかもしれない。

なんら変わらないように見えた

着いたその日、最後通告なるものが北朝鮮から発せらえたようだ。韓国の超保守派の人たちの行動に対する牽制ではばいかと。

さて、ソウルにはなんら変化がないように見えた。ファイナンスセンターで食事をしようと行ってみたが、週末でもないのに、いつものように混んでいたし、戦争がおきると思っていないのだおう。ただ、海外からの投資が止まりぎみのようで、円安とともに経済への影響が案じられている。

今回は、魚料理を食べる機会が多かった。庶民的な店だったが、サバの専門店で、なぜがマグロを食べた。マグロは赤身よりも脂身が好まれているのだろか、少しきつかった。隣のおば様方が食べていたサバのほうがあっさりしているように見えた。ロッテホテル近くの刺身店では白身の魚と貝の蒸し鍋を腹いっぱい食べた。マッコリと焼酎を飲んで良い気分になった。

いつもと変わらないソウルだった。

 

何か起こすだろうなあ

駄々っ子のように威嚇を繰り返す北朝鮮だが、何か事を起こさないと、振り上げた手を下せないなだろうなあ。何をするだろう。

大小複数のミサイル発射などが予想されるが、その程度で収まるのだろうか。原子爆弾保有国として認知され、その上で国際社会、ことに米国と交渉したいのであろうが、そのようになるかどうかは別として、自国の交渉価値(値段)を一生懸命に高めようとしているのだろう。その筋でしか前に進めないとしたら、いつになるか分からないが、武力衝突は避けらえないだろう。不幸なことだ。

ダブルブッキング

17日の日曜日はダブルブッキンング・デーだった。
日曜婦人会の予定が決まっていたのに、聖徒教会の講演を引き受けてしまっていたのだ。
主日礼拝が終わると日曜婦人会でお話をして、尻切れトンボの話で申し訳なかったが、慌てて聖徒教会へ。玄関で松井牧師が心配そうに待っていてくださった。そこでは予定より長い話になってしまった。

ちなみに日曜婦人会は預言者マラキがテーマで、聖徒教会では韓国教会についてであった。

韓国教会の歴史を少し調べて、自分の見聞したこととあわせてお話した。意外と指摘されることがないのだが、韓国教会の歴史において重要な働きをしてきたのは教育だと思う。その話はいつか書きたいと思っている。

東北ヘルプの二人

先月、東北ヘルプのお二人が訪ねてこられた。東北ヘルプとは福音派の方々がおもに奉仕しておられ、大震災後の救援・復興活動にあたっておられる。

お二人は教団の牧師で、放射能被害対策に力を注いでおられ、希望者に対して農作物などを測定し、適切に対処してもらうようにと働いている。測定結果は対象者のみに知らせ公表はしない。それが東北ヘルプの姿勢のようである。

なんでも、今月、ソウルで福音派のグループで両国教会の交流があるらしく、その話をしにきてくれたのであった。

ナーバスな問題もあり、簡単ではないが、渡韓の目的が達成されるように祈っている。

キムパップのモダンなチェーン店School Food

ソウルに行くと必ず会ってくれるセムナン教会の青年たちに連れて行ってもらった。オシャレな喫茶店といった感じの店で、新しい感覚のキムパップ(韓国のり巻き)とサイドメニューが。
School Foodという店名は、もともとは女子校の近くで営業を始めて人気を得たことに由来するそうだ。キムパップといえば、かつては屋台や大衆的な軽食屋さんのようなところで食べたいものだが、今は、オシャレが必要条件になっているということなのだろう。

ナ・イルソン延世大学名誉教授と

昨年末のソウル訪問中にナ名誉教授と会食する機会を得た。同名誉教授は韓国において天文学を牽引して来られた方で、セムナン教会の元老長老。1960年頃にアメリカに留学して博士号を取得され、かの地の長老教会で長老も務められた。
一昨年の秋だったと思うが鳥居坂教会の礼拝に一度出席しておられる。その時、天文学者で学士院院長も務められた藤田良雄東大名誉教授教授が当教会員であることを知り、それ以来、親しみを持ってくださっている。藤田兄が学士院院長時に訪韓した際、ナ・イルソン兄の家を訪ねておられる。

さて、今年(2013年)3月2日にテレビ神奈川と韓国KSBの共同制作による作品「希望の翼〜あの時、ぼくらは13歳だった」が放送される。これは、ナ名誉教授と元テレビ神奈川プロデューサーの寒河江(さかえ)正氏との実録友情ドラマで、大山勝美プロデューサー監督を務めている。寒河 江さん役を国広富之が演じる。
戦時中の朝鮮で育まれた友情と41年後のドラマチックな再会がその内容で、同ドラマは8月15日に韓国でも放映予定と言う。未来思考による企画となると言う。

http://www.tvk-yokohama.com/tsubasa/index.html

セムナン教会は21世紀に入って日本の教会との関係を変更してパートナーシップを発揮してくださるようになった。east21asiaなどの日韓青年交流もその結果として生まれたとも言えよう。ナ長老はこれを決定した同教会の長老会の一員であられた。

ソウルの地下鉄の中

ソウルに来ています。31日までの4泊5日です。今日は暖かな日だったようです。もちろん、東京よりは寒いです。思い切って防寒してきたので、汗だくです。
さて、ソウルの地下鉄に乗って、気がついたことを。スマートフォンでなにやら楽しんでいる人が多くなったような気がします。東京も同じですが、年配のオバさまたちも頑張っているというところが、ちょっと違うところです。
また、iPadやiPadmini、ゲーム機はまったく見ませんでした。私はiPadを地下鉄の中でも使いましたが、違和感を周りに与えたようです。思い過ごしか・・・
Gallaxy Noteが目立ちましたね。

変化していたこと

バイクが少なくなっている。MRTの路線が増えている(はず)。士林夜市がリニューアルしている。淡水では川沿いの整備が進んでいる。電気街が低調気味に。ある業界への取り締まりが緩和している。松山空港の国際線がにぎやかになっている(羽田と同様)。中華電信sim購入に際して身分証明はパスポートだけとなっている。
友人の台湾人牧師は物価が上がり、賃金が抑えられ、教会の献金が少なくなっている、と教えてくれた。
変化の深層はいかに?

あらためて分かったこと

台北駅近くのコーヒーショップに入った。昼の12時過ぎ、お年寄りでいっぱい。しかも、70,80歳前後の男性。グループで来ている。
メガネをかけている人が殆どいない。 目が良いのだろう、小さな文字で書かれているペーパーを回し読みしながら、盛んに議論をしているグループも。議論というより、会話を楽しんでいるという感じだ。実に良くしゃべりなさる。しかも大きな声で、休む間なく。
あらためてわかったこと。台湾のお年寄りは目が良い。男性はおしゃべりだ、ということ。
それにしても、おばあさんたちは何をなさっているのだろう?

ソウルでの宣教委員会

10月1~3日、日本基督教団宣教委員会は「グローバル化と宣教」をテーマに、韓国ソウルで委員会を開催しました。

韓国の教会は世界各地に2万人の宣教師を派遣しており、昨年アメリカ合衆国を越えて世界第一の宣教師派遣国となったようです。

宣教委員会はセムナン教会でイ・スヨン牧師より、宣教師を派遣している7ヶ国での働きにすいてお話しをうかがい、長老会神学大学院では宣教学の韓国一教授より「グローバル化の時代における宣教」というテーマでお話しを伺い、協議をすることができました。

ナグネ(大山和至)宣教師が今年から長老会神学大学院に奉職しておられ、韓国の中心的な教会や神学大学との交流が生まれていることは感謝です。

なお、ナグネ宣教師を支えるために後援会ができています。

http://dendonet.info/nagunekai/

東南アジアのキリスト教人口

インターネットの旅行関連サイトによるとベトナムは9パーセントとある。かつてフランス領だったせいだろうカトリックが多いという。それにしても、1パーセント以下の日本に比べたら驚くべき数字だ。

そういえば、2月にバチカンに行ったが、そこでお会いした諸宗教対話評議会の偉い方はタイ人であった。まだ50前後とお見かけしたが、そのポストは将来教皇になる可能性のあるような人が着くという。タイは仏教国だがそのような人材を生み出すカトリック教会が存在しているということなのだろう。

インドネシアはどうか。半年ほど伝道のために滞在したことがあるという韓国人牧師によると、キリスト教国と言っても良いほどキリスト教人口が多いとのこと。

東南アジアではないが、昨年11月にお会いしたバンクラディッシュの牧師は、自分の国ではキリスト教はウィークだと言っていたが、それでも3パーセントほどとのこと。

どうも日本だけが異常に少ないようですね。