モーセはピスガの山頂から約束の地を眺めました。そのモーセに神はお語りになりました。
「これがあなたの子孫に与えるとわたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓った土地である。わたしはあなたがそれを自分の目で見るようにした。あなたはしかし、そこに渡って行くことはできない。」
申命記 34:4 新共同訳
そして、
「主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ。 主は、モーセをベト・ペオルの近くのモアブの地にある谷に葬られたが、今日に至るまで、だれも彼が葬られた場所を知らない。 モーセは死んだとき百二十歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかった。 イスラエルの人々はモアブの平野で三十日の間、モーセを悼んで泣き、モーセのために喪に服して、その期間は終わった。」
申命記 34:5-8 新共同訳
モーセは約束の地に足を踏み入れることなく召されました。申命記34章にその最後の様子が伝えられています。思い巡らしが我がうちに始まっています。