日曜日にある方がくださった。『生命活動の舞台裏』という副題がついており、岩波新書から2008年に出版されている。
折しも、大隅良典氏が「細胞自食作用(オートファジー)」解明によりノーベル生理学・医学賞を授与されることが決まったというニュースと重なって、生命活動への関心が私の中で高まっている。
本書は、私のような門外漢で無知な者でも、少しは理解できるようにと書かれている。比喩や形容が面白く、事柄を身近に感じさせてくれる。一つの例だが、『大食漢・オートファジー』は、他人ごととは思えなかった(いや、他人ごとではないのだ)。
分からないことだらけだが、なんとなくだが分かってきたと感じさせてくれる本書である。