言葉、むずかしい道具

言葉は誤解されるもので、そのことを自覚して使わないといけなせん。

そんなこと今頃分かったのかと言われそうですが、改めて実感させられています。ことに日本語は曖昧なところがあるのではないかと思います。日本人の心情と結びついているのでしょう。

身近になぜか存在している「おばさん」が「ハッキリ言うことが大切ね」と時々仰せになります。が、日本語ははっきり言わないで大切なことを伝えるという特徴があり、それだけに、言葉に習熟することが求められます。

私の住んでいる浜松は、率直な物言いをする地域です。ときどき、ドキッとさせられる時もありますが、考えてみるとそれがグローバル・スタンダードです。他の地域で育った人は自覚して、慣れていかなければなりません。何年たっても難しい課題であるかも知れませんが。

私は性格的にいい加減なところがありますから、誤解されてもいいやとどこかで思っています。それだけに、他の人の言葉についてはできる限り好意的に解釈するようにしています。お人好しであることが大切なのかも知れません。「おばさん」は、そこで、「ハッキリ言うことが大切」と言うのですが・・・・