引っ越してから1ヶ月後の5月初めに、やっと、引っ越しのお知らせハガキを知人にお送りすることができました。カットは娘が描きました。
娘はそのつもりで描いたのではありませんが、これを見て、猫は妻で、子豚が私のことだと思った方々が多くおられたようです。それは勘違いです。でも、的を射ています。
「重荷をしょってご夫妻で駆けている転居通知ありがとうございました。」と仰ってくださった方がおられました。重荷をしょって、と言われると、どこか、穴があったら入りたくなります。でも、人は誰も重荷を負っていますから、そうだ、とも言えましょう。娘の絵の良いところは、しょっていたり、背負っているものの重さを感じさせないということでしょうか。軽快にスキップしています。
東京から浜松へ。わたしたちには寂寥感も、気負いもありません。もちろん、東京で親しくしてくださった皆さんと別れるのですから寂しさはあります。そして、新しい任地に赴任するのですから新たな召命と受け止めています。でも、今までも愉快で楽しかったように、これからも、喜んで感謝しつつ歩んで行きたいと思っています。そんなことを感じ取っていただければ幸いです。
子豚は私ではありません。くれぐれも勘違いしないでください。たとえ的を射ていても。