捨てる

引っ越しを前にして、物の整理を始めているが、捨てることが難しい。

本を半分にと思っているが、そうなると、あれもこれも捨てなければならない。惜しいという思いと、後悔しないだろうかという不安がよぎる。それでも、思い切って捨てることになるだろう。その中には一部の注解書や説教集も含まれる。どれもこれも立派なものだが、手放さなければならない。

家内に注解書もずいぶん捨てるよと言ったら、インターネットで調べれば良いでしょ、などと暢気なことを言われてしまった。確かに、聖書研究用のソフトはPCにインストールされており、手立てがないわけではない。

老後の趣味にと買い集めたカメラとレンズも、一部処分することになる。最小限のもので、本当に良い物だけを残すつもりだ。とはいえ、もともと本とは違って量が少ないので、捨てるものは僅かである。

最後に、たくさんあるのに、そして、捨てたいと思っているのに捨てられないものがある。それは脂肪だ。