はじめてスイスのベルンに足を踏み入れました。宗教改革直後のスイスはカトリック陣営とプロテスタント陣営との間で争いがありましたが、中立を守ったのがベルンだったと聞きます。それだからでしょうか、スイスの首都となっています。
美しい街と聞いていたので一度行ってみたかったのですが、これまでは機会にめぐまれず、取り残していました。氷河期の氷河によって生まれた地形、アーレ川の流れに沿って形造られた街は、なるほど美しかったです。旧市街が世界遺産となっているようですが、なるほどと思わされました。
大きな時計が有名ですが、旧市街のメインロードにあり、趣のあるものでした。塔の東側の時計は太陽を、西側の時計は月がイメージされています。西側のほうが障害物がなく、その美しさをそのままに鑑賞できました。アルプス・ホルンを奏でる音楽家?が商売をしていました。
近くにアインシュタインが2年間住んだという小さな家が記念館として人を招き入れていました。相対性理論の基礎となる諸理論がそこで生まれたそうです。その当時、役人をしていたのでしょうか。ただそれだけの建物ですが、入場料は15ユーロだったと思います。スイスは物価の高い国ですが、さすがにアインシュタインです。
ベルンの代表的な料理と紹介されていたソーセージと肉の取り合わせを食べました。たくさんの人が入る店でしたが、それほど美味しいとは思いませんでした。わたしの味覚がおかしいのかもしれません。あしからず。