「ゆる鉄」中井精也カメラマンが

テレビ東京の『ソロモン流』で鉄道カメラマンの中井精也氏が取り上げられていた。見入ってしまった。

「ゆる鉄」シリーズで有名で、鉄道の日常の一コマを切り取って「ほんわかと心が温かくなる」作品を発表している。なんとなく、自分も撮れそうだなと思わせる作品で、身近に感じる。さて、中井氏に関心を持っている理由が二つある。一つは、私と体型がよく似ていること。二つは、ニコンのカメラを愛用している、からである。

番組の中で、氏が愛用している撮影用の自動車が映っていた。軽トラを改造したキャンピングカーだ。これに乗って北海道から九州まで撮影行に出向くとか。大きな体で小さなキャンピングカーに乗る姿はユーモラスであったが、なるほど撮影には車は小さいほうが良い。私も一台欲しくなった。

今回、興味深かったことは、ニコンの1シリーズで撮っていたことである。コンデジと紹介されていたが、それはないだろう。で、氏は一眼レフにも劣らない、プロユースに耐えられるカメラだ、と言っていた。どうかな、とも思うが、私も1シリーズを愛用しているので、ますます親しみ深くなった。もちろん、多様なカメラを使っているに違いないし、番組でも一眼を使っている様子も映し出されていた。しかし、それも小さめのカメラが使われていた。氏の撮影スタイルに合致している。面白かったのは、氏から指導を受けていた女子中学生たちが、大きな一眼を使っていたことである。中学生が何十万円もするカメラを使う時代なのだ、なあ。