2年前から始まった。日本基督教団と在日大韓教会との宣教協約に基づいて設置された。3名ずつ計6名が委員で、それに双方の総幹事が加わる。委員会は年に3,4回開催される。なぜか委員にさせられている。先週の委員会で発表担当の責任を果たした。2度目になる。
内容は、1908年に発行された日本メソヂスト教会の「教義及條令」の紹介。1907年日本におけるメソジスト3派が合同して日本メソヂスト教会が成立し、その第一回総会において制定され、翌1908年に印刷・出版されたのものである。それで、三派合同にいたるメソジスト教会の歴史を概観し、「教義及條令」を紹介して責任を果たした。
日本基督教団も1941年に日本にあるプロテスタント教会が合同して生まれたが、メソジスト教会の歴史もウェスレー以後の分裂を経て合同へと向かう歴史を辿ってきている。教派が合同すると、合同以前の歴史に関しては関心が薄くなる傾向が見られるようだ。それで三派合同にいたるメソジスト諸派の歴史を整理しておくのも意味があると思いまとめてみた。
「教義及條令」については目次を紹介し、内容的な背景を少しお話しした。教義及條令には教会の歴史が映し出され、垣間見られる。日本基督教団信仰告白と教憲・教規も同様であろう。
在日大韓教会は長老主義教会と監理教会(メソジスト)とが合流していると聞いているが、在日大韓教会内の旧メソジストの流れと、韓国監理教会、日本メソヂスト教会との間にどのおうな交流があったのか、そのことを辿ってみる必要があろう。