凄惨な事件とMさんのこと

二人の方が亡くなった。まことにお気の毒なことであった。

犯人だが、刑務所から出所後、行き場がなく、死のうと思ったが死にきれず、死刑になれば死ぬことができるというので犯行に及んだ、と報じられている。

いろいろなことを考えさせられる事件である。

もう亡くなった方だが、長年、出所後の方々の社会復帰のために尽力されたMさんのことを思い出した。
小さな会社を経営し、出所後の方々が社会復帰できるまで仕事を与えて面倒をみられた。その数が三桁にもなった。80歳を過ぎて最後に引き受けたのは、少年院を出た青年だった。Mさんに連れられてその青年を引き受けに行ったことを思い出す。
Mさんの働きに、あらためて頭がさがる。

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