マタイ福音書5章1-11。山上の説教の最初に記されている「幸いの教え」である。
山上の説教は新約聖書の律法とも言えよう。ユダヤ戦争後のユダヤ教が律法を中心とするラビ的ユダヤ教として再出発しようとする、同じ時期にマタイ福音書は編まれた。教会には福音に根ざした律法解釈が求められた時代と言えよう。それは「幸いなるかな」という福音の響きによって語り始められる。
マタイ福音書5章1-11。山上の説教の最初に記されている「幸いの教え」である。
山上の説教は新約聖書の律法とも言えよう。ユダヤ戦争後のユダヤ教が律法を中心とするラビ的ユダヤ教として再出発しようとする、同じ時期にマタイ福音書は編まれた。教会には福音に根ざした律法解釈が求められた時代と言えよう。それは「幸いなるかな」という福音の響きによって語り始められる。